福岡と大阪の自宅をセルフリノベーションしながら2拠点生活しているセーチ(@DIY_se_chi)です。
今回の記事は久留米工業大学 建築・設備工学科の「ASURA」と一緒に進める地域活性化プロジェクト。
空き家のリノベーションや地方公共団体との共同プロジェクト等、久留米地域を中心に様々な企画を進めます。
前回の記事と動画はコチラ
重歩行(土足対応) ナオスフローリング「アレーザ」で床を仕上げる
土足歩行が可能なフローリング 「ナオスフローリング アレーザ」を施工します。
ナオスフローリング「アレーザ」とは、ナノサイズの造核材を用いた高度な結晶化制御技術により、透明性としなやかさを備えつつ、凹みやえぐれにも強いオレフィンクリア層を纏ったフローリング材です。
土足歩行用として開発されたフローリングの為、耐擦り傷、耐引っかき傷、耐摩耗性、対候性(雨などの天気にも大丈夫)に優れている製品。
ホテル、事務所、老人ホーム、幼稚園などで使用されているので、土足で利用する「川の駅」にピッタリだと思い提供していただきました。
両端が同じくらいの幅になるよう位置決めをしたら、仮置きして壁沿いのフローリング合わせをします。
3mm厚のナオスフローリングは、防音フローリング(LL45)、床暖房環境、CFにも上張りできるのが特徴で、既存床に上張りができる薄さで作られています。
解体せずに上貼りでフローリングを張れるので、本来、数日かかる工事を短期間で終わらせることができます。
床を解体しない分、工事費を安く抑えられるので、普通のフローリング張り替え工事の1/3の値段でできるそうです。
床の解体作業はめちゃめちゃキツイので、施工側としても上張りで仕上げられるのは最高です。
依頼側もコストを抑えられるので お互いにメリットある製品だと思います。
仮置きとサイズ合わせが終わったら専用の接着剤を広げます。
フロアタイルやクッションフロアを貼る時のように、接着剤を乾燥させて粘着力を高める時間は取りません。
奥から順に並べ、養生テープでズレないように固定します。
1カ所隙間ができると、 後から張るフローリング全てに隙間ができてしまうので、養生テープを貼る時にフローリングが浮いていないか確認しています。
養生テープで固定しながら進めるので、5列~6列分に接着剤を塗り、端から乱張りで張っています。
フロアタイルのように見えますがサネが付いているので構造はフローリングと同じ。
張る時にサネを差し込むように施工するので、フローリングがズレることなく綺麗に仕上がります。
フローリングのサネが隣のフローリングにはまるよう叩いています。
この作業をずっと続けていると手のひらが真っ赤に・・・
一緒に張っている方はナオステック専属の職人、フローリング張りも慣れていて、叩く音が違います。
最後の1列は端材を使って押し込むように張ります。
フローリングを貼り終えたら框を取り付けて終了、作った家具をセットして完成です。
完成したハーブ専門店「川の駅」!2023年5月のGWからリニューアルオープン
重歩行(土足)対応ナオスフローリング「アレーザ」の施工が完了
水拭き可能なので日々のメンテナンスはモップ掛けでOKです
2023年5月のGWからリニューアルオープン。
「川の駅」がある田主丸の特徴を活かし、薬草で作った商品と生鮮野菜を中心に販売していきます。
ビーカーやオリジナルパッケージに入れた薬草などをカウンターと1枚板に並べて販売予定です。
イベントで配った試作品の「モリンガジェラート」も販売するので、近隣を通る方や久留米方面に来られる方は是非立ち寄ってみてください。
※作業風景を動画にまとめています。
今年度の施工はここまでで、また期間をあけて外回りも手を加えていきます。
子供からご年配の方まで、多くの人達で賑わう 魅力ある場所へとなるよう地域の方々と一緒に進めていきますので、今シリーズもよろしくお願いします。