学生アパートDIY!久留米工業大学近くにシェアハウスを作る

スポンサーリンク

福岡と大阪の自宅をセルフリノベーションしながら2拠点生活しているセーチ(@DIY_se_chi)です。

久留米工業大学 建築・設備工学科の「ASURA」と一緒に進める大学シリーズ。

建築分野で計画系と呼ばれるデザイン分野の活動を中心に行っている「ASURA」と一緒に、空き家のリノベーションや地方公共団体との共同プロジェクト等、久留米地域を中心に様々な企画を進めます。

メイン企画の「川の駅プロジェクト」が年明けからのスタートなので、別で進んでいる大学近くの空き家アパートを学生向けにDIYする依頼を手伝います。

 

DIY前の3LDK和室アパート

学生が間取りと内装プランを決めているので私は参加できる工程でサポートする形になります。

「ASURA」のメンバーは建築・設備工学科の学生、図面での計算や勉強は毎日やっていますが現場で手を動かして作る機会がないそうです。

学生達の知識や技術や経験を得る機会を団体で受け活動、直近2年間はコロナで活動ができず、ようやく再開できるようになったので、DIYのアドバイザーとして一緒に作業を進めます。

 

 

大学近隣の家賃相場は安く(社会人になって気づきました)私が大学に通っていた時の家賃は1Kで2.5万円程度でした。

実家から通える距離だったので1年は電車で通いましたが、1時間以上かかる通学が嫌で、定期代と家賃がほぼ一緒という理由に大学近くに住みたいと両親に交渉したのは懐かしい思い出です。

この家は3LDKと1人で暮らすにはもったいない広さ。

現状では空き室が埋まらないので、リビングキッチン以外に2部屋作ってシェアハウスとして使う想定で作り直したいそうです。

学生にDIY作業を教えながら解体していく

床は全部屋フラットにして、畳をクッションフロアに貼り直すプラン。

参加しているメンバーが多いのであっという間に畳の撤去が終わりました。

キッチン横の部屋は繋げたいそうなので、鴨居敷居を撤去して壁を解体しています。

石膏ボードがどういう風に固定されているか説明し、解体の仕方を教えています。

部屋を仕切っていた敷居をカットして取り除きます

丸ノコを使えば早いですが、ケガしそうで怖いのでなるべく手ノコで作業を進めます

押入れ部分は解体してテレビを置く想定のようです。

ASURAの活動で工具を使用するので、最低限の工具はありますが工程によって足りない物は出た場合、追加で購入してもらいます。

解体した資材は大学所有の施設に保管、軽トラに詰めるだけ積み込んで次の作業に備えます。

工作物はここで作ってからアパートに運び込む予定です。

解体が終わったら床作り

石膏ボードと合板を20枚ずつ搬入、まずは床を作っていきます。

搬入もあっという間、1人でこれだけの量の石膏ボードと合板を搬入すると2~3時間はかかります。

キッチンの床は残すそうなので、この高さに合わせて他の部屋の床を作ります

窓側に4畳の部屋を作るので、部屋を跨ぐように合板を配置します。

長尺定規がないので合板の端で代用、私も最初の頃はずっと代用品で線を引いてました。

サイズ合わせが必要な箇所のやり方を説明し、学生にカットとはめ込みをやってもらいました。

押入れを解体した時に残った釘はマルチツールで切断。

マルチツールがあると作業効率が段違いなので、ゆくゆくは「ASURA」でも準備してもらおうと思います。

床を敷き詰めたら、ビス止めする位置に印を付けていきます。

畳の下に敷いていた板をそのまま使用しているので、根太の位置は隙間から覗くように確認しています。

後で墨出しするので、根太の位置を見て合板に線を引いてもらいます。

墨壺を使ってビス止めする位置に線を引きます。

墨出しを終えたら皆でひたすらビスで固定。

32mmのコンパネビスを打ち込んでいます。

隣の部屋も同じようにビス打ち、皆で進めると凄い速さで終わります。

15時までの作業なのでここまで、明日の作業内容を確認して本日は終了です。

ネット線やインターホン線の位置を確認する

電気系統の知識がないので、インターホンの位置などはコチラで指示して設置してもらいます。

インターホンの線は解体した壁に付いていたので、どこに付けるか確認中。

画像の位置から線が伸びていて、キッチン側に持っていければベストでしたが、電源がないの電源付近に持っていきたいです。

ここの壁は胴縁を貼って石膏ボードをふかすので、壁裏に配線を通して脚立したのコンセントから増設する形で上に設置できそうです。

ネット線と電源が天井と壁から出ているので、壁をふかす際、天井付近に設置するのがよさそうです。

(床付近に持ってくるのは線を増設しないといけないので、そのまま設置できる天井付近がいいと判断しています)

まとめた方が見栄えが良さそうなので、インターホンもこの壁に設置できないか確認。

解体した壁の隙間を這わせると長さが足りないので、先ほどの壁に取り付けた方が楽そうです。

壁まで作る予定でしたがコロナっぽい症状の学生が出たので、念のため作業をストップ。

一旦ここまでのサポートで終わります。

3日間の作業でここまで進めたのでスケジュールをだいぶ前倒しにできました。

これで残りの期間であせらず作業を進めていけると思います。

※作業風景を動画にまとめています。

1カ月後の完成間際に作業を見に行くことができたので次回の動画でまとめます。

学生達の力でどのように変わったかお楽しみください。

スポンサーリンク