福岡と大阪の物件をセルフリノベーションしながら2拠点生活しているセーチ(@DIY_se_chi)です。
福井県の旧耐震の空き家を新耐震にリノベーションするシリーズ。
前回(#2)はリノベ前の間取り確認をしました。
前回の記事はコチラ
今日(#3)は現場監督と一緒にリノベ前の解体場所を確認したり、水回りの位置を確認したりします。
福井県「旧耐震空き家」1階の間取り図
現状の間取り図。
この図面を観ながら解体場所を確認していきます。
まずは玄関まわりからです。
天井はベニヤ板に編み上げの化粧が程化されている状態。
廊下の天井よりも1段下がっているので、ここは解体して天井高を合わせたいと思っています。
廊下の廻縁(まわりぶち)を見ています。
階段の建付けを考えると、廊下の天井を解体してしまうと収まりが悪くなりそうなのでこのまま残して使う事にしました。
玄関横の4畳和室。
玄関横、階段横、キッチン横の壁は全て解体。
×印がついている物は解体する印のようです。(事前に付けてくれていました。)
キッチンがある部屋は、リノベ後7畳洋室になるのでそのままでもいいのではと思いましたが、耐震補強をする上で、壁の中に筋交いを入れる必要があるそうです。
なので、玄関から入ってこの壁まで全て解体し補強する形を考えているそうです。(解体して筋交いが入っている場合はそのまま利用します)
続いてリビングキッチンになる予定の、6.8畳の和室を見ていきます。
まずは不要な襖や障子を外し部屋の広さを確認します。
駐車場側から奥のサンルーム側まで約10歩。
床の間まで繋げると22.5畳の広々とした空間になります。
事前打ち合わせのタイミングでは、床の間側にキッチンを置くのがいいのではないかと話しを進めていました。
(現場監督さんの案ではカップボード分、壁を廊下側にズラすのはどうかと提案を受けています。)
カップボード分、壁を移動させると冷蔵庫の位置とズレてしまうので微妙だと思い無しにしました。
(画像はカップボードとキッチンを置いて作業スペースがどのくらいの広さになるか確認中)
キッチンは2450mmサイズを設置したと思っているので、奥の壁からどのくらいまでくるのか確認。
キッチンの位置に合わせてダイニングテーブルを置く場合も想定して、位置を確認していきます。
もしからしたら、ここの柱が取れないかもと話しを聞き、テレビやソファを置く想定だった場所に柱が残る可能性を考えて
別の案も検討することにしました。
キッチンを縦向きに想定した場合。
キッチンを反対側に設置する場合等、何パターンか試してみました。
コッチのパターンだと、廊下側にスペースができるので、奥行き300mmくらいの棚を設置しても良いなと思いました。
サンルームで洗濯物を干すので、ここに洗濯道具を置いたり、アイロンを使えるようにしたら便利なのではと妄想しています。
サンルームは廊下の高さに合わせてウッドデッキを作ろうと思っています。
これで負荷なくサンルームを活用することができそうです。
床の間がある壁には窓を設ける予定です。
普通の正方形サイズを設置すると家具が置けなくなってしまうので、天井付近にフィックス窓を付けてほしいと希望を出しています。
(隣の家の部屋があるので、窓を付けても視界が微妙なので天井付近を希望しています。)
2階の床の間と押入れは全て解体し、クローゼットとガチャレールを付けて稼働式の棚にすることが多いでそうです。
今回階段左手の部屋は、可動式の棚よりも、机として使えるようにした方が良いと思い、天板を作り向かいの壁にブラケットを付けるようなデザインでいきたいと思っています。
解体屋さんと解体物を確認
部屋の中でサイズ確認していると解体屋さんが来ました。
解体屋さんと一緒に1ヵ所ずつ解体するものしないものを確認して、印をつけていきます。
窓も入れ替えるので解体します。
庭の植栽は全て伐採し駐車場にします。
雨除けに作られて波板の屋のは土台を残し屋根部分だけ撤去。
2階の床は全て撤去。(床だけは垂木を残して上部分だけ剥いでね、という意味)
2階窓も全て交換するので解体します。
押入れや床の間も全て撤去。
キッチンの床はフカフカしているので全て解体。
もちろんキッチンや棚も全て解体。
※作業風景を動画にまとめています。
次回から解体作業に入ります。
まずは車を家の前に付けれるように、入り口の植栽やブロック塀を取り除き整地したいと思います。
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