福岡と大阪の自宅をセルフリノベーションしながら2拠点生活しているセーチ(@DIY_se_chi)です。
福井県の築55年旧耐震の空き家を新耐震にリノベーションするシリーズ。
前回(#19)壁と天井に石膏ボードを張ってドア枠まで取り付けました。
前回の記事はコチラ
今回(#20)は届いているキッチンを組み立ててキッチンを完成させたいと思います。
コンロ側の壁にキッチンパネルを貼る
キッチン横のパントリー側にコンロがくるので、キッチンを設置する前にキッチンパネルを貼ります。
キッチンパネル縦一枚で貼れれば楽でしたが、横幅が足りなかったので3枚のキッチンパネルを使うことにしました。
勿体ないですが3分割して貼ります。
キッチンの背面に合わせて換気扇を取り付けたいので、キッチンパネルにも線を引いて基準を作ります。
こんな感じです。
この線を基準に換気扇を設置することになります。
キッチンパネル用の刃に変えて丸ノコでカットします。
今回の物件でいろいろな刃を使ってカットする事を覚えたので、自宅用の刃を揃えていきたいと思いました。
キッチンパネルの裏には専用の両面テープとボンドを付けます。
両面テープはボンドが固まるまでの仮止め用、ボンドは際までたっぷり付けておきます。
コーキングを打つのでスペーサーを挟んで2枚目を貼ります。
1度引っ付いてしまうと剥がれないので、端がしっかり合うか確認しながら慎重に貼ります。
キッチンパネルの両端に見切り材を取り付けます。
真っ直ぐになっているかレーザー墨出し器で確認したらキッチンパネルの設置は完了です。
中古マンションでは別のパネルや見切り材を使っているので、コチラも参考に
キッチンパネルの次は換気扇を取り付ける
キッチンパネルを貼り終えたので、換気扇を取り付けていきます。
まずは背面に合わせて線を引いた位置を基準に、ビスで引っ掛ける位置に印を付けます。
印の位置に下穴を開け
付属の金具を固定します。
上段は換気扇を引っ掛けるので、ビスを最後まで打ち込まず余裕をもたせています。
下の金具に差し込んで上の金具を引っ掛けます。
最後に上段4カ所にビス止めする位置があるので固定。
換気扇の取り付けが終わったらキッチンの取り付けに移ります。
「クリナップ」ラクエラのフラット対面 I 型 ペールウッドC4Vを取り付ける
取り付けるキッチンは、ラクエラ フラット対面 I 型 ペールウッドC4V「クリナップ」
繋ぎ合わせる際、引き出しは邪魔になるので全て外しておきます。
キッチンは「コンロ」「食洗器」「流し台」の3つに分割されているので、それぞれの土台を1つに繋ぎ合わせていきます。
キッチンの地面側には隙間防止の付属スポンジを貼り付けます。
全てに貼ったらキッチンを並べて位置確認。
床から持ってきている給水管や電気線がキッチンの背面にくるよう、壁からの距離を測り線を引いて合わせています。
この位置と換気扇を合わせないと不格好になるので、取り付け作業を始める前の位置決めが大事です。
キッチンの位置が決まったら3分割されている状態から1つにまとめていきます。
下穴を開けたら付属のビスを打ち込んで固定。
(キッチンの付属品はいろいろな型のキッチンに対応できるよう余分なネジや固定金具も入っているので探すのが大変です)
寄り掛かった時などにキッチンが動かないよう土台と壁際も固定します。
コンロ側の土台は奥行きが無いので土台を追加で固定し天板を支えられるようにします。
これは対面I型のみの施工になります。
キッチンの背面は引き出しと同じ色のボードを取り付けます。
背面のボードは床とボードに付属金具を取り付け差し込むようにして固定。
土台の固定が全て終わったら天板を乗せて固定します。
天板の出方を確認中。
位置が決まったら土台と天板をビスで止めます。
食洗器の表面は後付け
食洗器の表面は引き出しと同じように加工された状態かと思いきや、加工無しのプラスチック状で届きます。
引き出しと同じ色のボードがついてくるので防水シールを貼ってから食洗器に取り付けます。
防水シールが付属しているので、小口を巻き込むように貼ります。
食洗器を固定する専用金具も一緒に付属されているので、位置がずれないように固定。
開閉確認をしてガタガタ音がしないか確認したらOK
木目の向きを引き出しに合わせて食洗器に取り付けます。
左右下に固定枠があるので、ボードを覆うように固定します。
コンロ前方に油跳ね防止パネルを取り付ける
コンロの前方に油跳ね防止パネルを取り付けます。
穴が空いている位置にゴムパッキンを挟んで土台を置いたら
刃が付いているネジ受けを下にまわして上からネジを締めます。
土台を固定したらガラスパネルをはめます。
今のままだとグラグラするのでビスで軽く留めます。(締めすぎると割れる可能性有)
ガラスと土台のまわりをカバーで覆ったらネジで固定。
付属の六角レンチは細くて締めにくいです・・・・
水道とガスは業者が設置するので引き出しを戻して完成
水道やガスは内装作業後に設置するので、いったんはここまでで完成です。
引き出しを元の位置に戻して開閉確認をしたら完了。
憧れのアイランドキッチン明るい色で良い感じです。
パントリーの丁度真ん中に設置できるか不安でしたが上手くいきました。
悩んでいた後ろの窓の高さも丁度良いです、天井から光が入るので電気を点けずに自然光で作業ができます。
※作業風景を動画にまとめています。