築40年を超える2件の物件をセルフリノベーションしながら生活しているセーチ(@DIY_se_chi)です。
実家が所有してるマンションの1室をセルフリノベーションする【中古マンションDIY】シリーズ。
#29はキッチンパネルを貼る作業です。
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キッチンパネルを貼り付けるキッチン壁

今回キッチンパネルを貼り付ける壁です。
右側の壁は壁紙を貼っているので、造作した受け部分までキッチンパネルを施工します。
キッチンパネルを貼り付けるのに必要な道具
DAIKEN「プレミアート」

使用するキッチンパネルはDAIKENの「プレミアート」。サイズは「3×935×2550mm」。
実家のリフォームの際、余ったそうで色が良かったので利用することにしました。
楽天などで購入する場合、「アイカ セラール」や「LIXIL」を選んでたと思います。
キッチンパネル専用ボトルと両面テープ

キッチンパネルの貼り付けには専用ボンドと両面テープを使用します。
ボンドはすぐに固まらないので、その間両面テープで接着位置を固定するようです。
ボンド、両面テープ両方ともアイカ工業製を用意しました。
キッチンパネルをプラスチックカッターで切る

キッチンパネルは通常のカッターではなく「プラ板用カッター」を使用して切断します。

キッチンパネルの表面に切れ込みを入れます。
1回ではさほど切れ込みが入らないので、5.6回同じ個所をなぞって切れ込みを深く入れてください。

綺麗に切れ込みが入っていれば画像のように折ることができます。
(ある程度切れ込みを入れないと折れないです。)

当て木をしながら折った方が切断面が整うです。
※今回は知らずに当て木を使わずに折っています。

切断面は画像のような感じ。
表面はツルツルですが、中は石膏ボードのような造りなんですね。

キッチンパネルの断面がボコボコしているのでヤスリを使って整えます。

ヤスリを掛けた画像がこんな感じです。
キッチンパネルを90度に切る

キッチンの形が複雑になればなるほど、キッチンパネルのカットは大変になります。
今回は出窓付近が入り組んでいるので、その部分は90度にカットしないといけません。

製品説明書では、直角にカットする場合、角に穴を開けてから切欠くと記載がありました。
穴を開けるにも直角に切りたいんだからどうなんだろうと思い、そのままカッターで切ってみました。
無理やり折ろうとすると、角にヒビが入ったりするそうですが、今回は折れないように丸ノコを使い何度もカッターで切れ目を入れました。

最後にヤスリを掛けて整え直角に仕上げています。(このくらいなら細い穴を開けても良いのかなと思いました。)

直角に切りたい場合、カッターだけだとなかなか折れないので、結局丸ノコを使って切りました。
キッチンパネルを壁に貼り付ける方法
施工箇所の寸法と割り当てを決める

施工箇所の寸法を測り、パネルの割り当てを決めます。
今回は、左壁、正面壁、残りの壁で3枚のキッチンパネルを使う予定です。
今回はキッチンを一度解体している状態なので、ガスや水栓などを気にしなくて良いですが、本来は施工前に水栓やガス回りを外しておく必要があります。※ガスは業者に依頼してください。
保護フィルムの上から寸法に合わせて印をつける

測った寸法に合わせてキッチンパネルの上に印をつけます。
プラ板用カッターでキッチンパネルを切る

印をつけたキッチンパネルの表面に「プラ板用カッター」で切れ込みを入れます。
かなり力を入れて切れ込みを入れた方が折りやすいです。
※今回のような「切り欠き部」がある場合は長方形のパーツに分けて貼った方が、クラック発生を防ぐことができるそうです。
私はパテ跡が見えない方がいいなと思ったので、今回のようないびつな形にカットしています。
切断面をヤスリで整える

切断面はボコボコと凹凸になっているのでヤスリで整えます。
ヤスリの番手が粗い物だとかなり削れるので、微調整したい場合は粗い方、あまり削りたくない方は200番手くらいで仕上げると良いと思います。
※このタイミングでコンセント位置や水栓位置の穴開けは済ませておきます。
両面テープを貼り付ける

両面テープはボンドが固まるまでの仮止めの役割です。
外周はボンドを塗るので、少し話すように(製品説明を参考に)両面テープを貼ります。
※購入時、どの製品も「仮止め用」と記載があり、『いやいや貼り付ける用が欲しいんだけど』と思っていましたがそういうことです。
キッチンパネル裏面に専用ボンドを塗る

コーキングガン(200円くらい)に装着してボンドを塗ります。
両面テープの厚みより分厚くなるように多めに塗ります。

ボンドを塗り終わったら、両面テープのシールを剥がして貼る準備です。
キッチンパネルの長さに合わせて見切り材をカットする

断面が見える部分には見切り材を付けて目隠しします。
今回使用するシルバーの見切り材はアルミ製なので、サンダーを使ってカット。(プラスチック製の見切り材であればカッターで切れます)

見切り材にキッチンパネルに差し込みます。
指定位置にキッチンパネルを貼り付ける

指定の位置にキッチンパネルが浮かないように押し付けて、表面の保護カバーを剥いだら完了です。

保護カバーは完成まで剥がなくてもいいですが、見切り材部分だけでもこのタイミングで剥いでおいた方がいいです。
支えがない部分は受けを作る

キッチンパネルの下に支える箇所が無い場合受けを作った方が、ズレることなく楽に作業ができます。

ボンドが固まるまで受けを付けたまま置いておきます。
シリコンコーキングで仕上げる

マスキングテープを繋ぎ目に貼り、コーキングしたらキッチンパネル貼り付け完了です。
※作業風景を動画にまとめています。
DIYで貼り付けしたキッチンパネル

今回はじめてキッチンパネルをDIYで貼ってみました。
側面や換気扇の裏側まで綺麗に貼ることができましたが、直角にカットする箇所が多いとかなり時間が掛かってしまいます。
直線にカットするだけならプラ板用カッターでもできますが、丸ノコを使った方がやはり早かったです。

グレーの壁紙に合わせて選んだシルバーの見切り材もいい感じです。
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