築40年を超える2件の物件をセルフリノベーションしながら生活しているセーチ(@DIY_se_chi)です。
実家が所有してるマンションの1室をセルフリノベーションする【中古マンションDIY】シリーズ。
#30はクリナップのシステムキッチン、「ラクエラ」を取り付ける作業です。
普通に購入すると100万前後は掛かってしまいますが、部品を取り寄せてDIYで頑張れば半額以下で設置することができました。
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システムキッチンをDIYで取り付ける場所
前回の作業でキッチンパネルまで貼り終えて、キッチンを取り付ける準備を整えています。
【中古マンションDIY】#29 キッチンパネルの貼り付け施工する方法。
今回はこの位置に2400mmサイズのシステムキッチン「ラクエラ」を取り付けていきます。
DIYで取り付ける前のシステムキッチン
各パーツ毎に分かれて配送されました。
全部で18個です。
それぞれに何が入っているか確認したら早速取り付けて作業に入ります。
システムキッチンの上側から取り付ける
まずは上の棚から設置します。
設置する際、扉は邪魔になるので外します。
上棚のサイズは1500mmで注文していて、1200mmと300mmの二つに分かれていました。
まずは左壁に合わせて1200mmの棚を固定します。
棚の中に下穴を開けてくれているので、そこに付属のビスを打ち込んで固定。
あらかじめ作っていた下地と面が合っているか確認しながら作業を進めます。
キッチンの真上にダウンライトを2個設置したので、扉を開いた時にダウンライトに当たらないか確認。
※(ダウンライトの位置はもう少し離しても良かったなと思いました)
扉を開ける際、天井に擦ったりダウンライトに当たるのが嫌だったので、あらかじめ少し隙間が開くように下地を作っていました。
棚と天井の隙間が均等になるように測って設置します。
300mmと1200mmの棚は連結できるようになっているので、指定の下穴位置にビスを打ち込んで固定します。
扉を戻したら上棚の設置完了。
DIYでシステムキッチンの換気扇を取り付ける
次は換気扇を取り付けます。
取り付けるモデルは「とってもクリンフード テクスチャーブラック」です。
今回はこのモデルの取り付け方を説明します。(型番によって取り付け方は異なるので、それぞれ仕様書を確認してください。)
まずはダクト部分を取り付けます。
このパカパカの向きを間違えると全く排気しなくなるので気を付けてください。
事前に100φのダクトを右上に伸ばして取り付けていましたが、換気扇の固定位置のビスでダクトを貫通してしまうので位置変更をします。
その際、ダクトを150φに変更しています。(換気扇は150φが標準みたいです。100φだと排気能力が落ちるそうです)
換気扇を固定する位置に印をつけて付属のビスを打ち込みます。
※取り付け仕様書の裏面に打ち込み位置が書いている物があるのでそれを使った方が早くて正確です。
2本のビスに引っ掛けるように取り付けます。
(2本のビスで支えられるのか不安でしたが大丈夫でした。)
この段階ではまだ仮止め状態。
水平器で、水平になっているか確認したら
計4ヵ所ビスで固定します。
ビスで固定し終わったら、ダクトを換気扇本体に接続します。
被せるようにダクトを接続したら、接続部分に空調用アルミテープを巻きます。
換気扇本体の設置が終わったら、回りに化粧板を取り付けます。
「ラクエラ」のレンジフードフラットタイプを選ぶと、棚と同じ化粧板をレンジフード回りに取り付けるので固定金具を3つ取り付けて準備します。
※詳しく動画をご覧ください。
化粧板を固定する前に指定位置に付属の不燃材を貼り付けます。
化粧板を取りつける際、換気扇との間に3mmのスペーサーを挟んで壁に固定します。
※スペーサーは付属していないので3mmのベニヤ板を使いました。
本体と同じように化粧板を奥の壁にビスで固定。
左右の化粧板を取り付けたら、最後に前面の化粧板に金具を付けて差し込むように取り付けたら換気扇設置は完了です。
DIYでシステムキッチンの本体を取り付ける
上の作業が終わったのでシンクの設置作業に移ります。
キッチン扉にもランクがあり、「開き戸タイプ」と「スライドタイプ」があります。
両方見積もりを取った結果「開き戸タイプ」と「スライドタイプ」で7万程しか値段が変わらなかったので
デザインがカッコいいスライドタイプを選びました。
コチラをいろいろ固定しないといけないので、引き出しを全て外して作業します。
排管と給水管の位置を確認したら、残りの土台を並べてサイズや水平になっているか確認をします。
※今回床を作った段階で水平にしているので問題なかったですが、床を作り直さない場合水平になっているか確認して不陸調整します。
付属のビスで土台を連結させていきます。
取り付け書に「スライドタイプ」の場合ビスの位置は指定されますと書かれていましたが、ある程度の位置であれば問題なかったです。
土台の連結が終わったら、天板(シンク)を被せるように乗せます。
この段階ではまだ完全に固定されていないので、壁際やサイド化粧板の位置を確認して本位置決めをしてください。
止水栓・排水管を取り付ける
位置が決まったら排管を取り付けます。
付属の管を必要な長さにカット。
配管の位置はかなりシビアで、塩ビ管を使って位置調整をおこないます。
塩ビ管接着剤を塗って固まるまで少し待ちます。
キッチン下の蓋から排管ホースだけが出るように位置調整できたらOKです。
キッチン下の蓋に排管と給水管を通す穴をホルソーで開けます。
排管は上から、給水管は下から通して蓋をします。
蛇口の付属に固定ボルトがあるので、シンクの下から仮止めします。
蛇口の根本にシールが貼ってあるので、レバーの可動域を決めたらシールを剥がしてシンクに固定します。
固定したら、またシンク下にもぐってボルトをモンキーレンチで締めてください。
蛇口管と給水管を接続します。
蛇口管にパッキンが入っているので、パッキンは噛ませるように給水管と接続します。
水、お湯、両方ともモンキーレンチでしっかり接続します。
止水栓を止めた状態で大元を開けると、凄い勢いで水漏れ発生・・・
止水栓の差し込みが甘かったようです。
大元を閉めて止水栓を接続し直したら治りました。
排管部分の接続は問題ないようです。
ガスコンロを設置
レンジは上からはめ込むように置くだけ。
表面の黒い部分を取ると左右に2本ずつボルトがあるので、それでシンクにガッチリ固定できます。
コーキングで浸水対策
最後にコーキングをして仕上げます。
キッチン周りなので、浴室台所など水回りに使えるコーキングを選びました。
コーキングのヘラはどのくらいの太さがベストなのか分からなかったので、念のため2つ用意しています。
※細い方は使いませんでした。
コーキング施工する箇所にマスキングテープを貼って、コーキングを流し込みます。
流し込んだコーキングをヘラでならします。
※一度話すと凹凸ができて仕上がりが微妙なので、ヘラを離さず最後までならすと綺麗に仕上がりました。
マスキングテープを取るタイミングっていつなんだろうと悩みました。
コーキングは季節によって乾かす時間が変わるそうで、1時間ほど置くといいそうです。
今回は40分置いてマスキングテープを剥がしましたが、少し早かった気がします。
DIYでシステムキッチンを完成させました!
※作業風景を動画にしています。
before
元のキッチンはタイル張りで、2100mmサイズでした。
after
クリナップのシステムキッチン「ラクエラ」設置完了です。
全面キッチンパネルに変更し、2400mmとサイズが大きくなっています。
光沢のある石柄の板がカッコいいですね。
天板はキッチンパネルやドアに合わせて白にしました。
今回、排気口の関係で換気扇が上棚より下がっている状態ですが、土台にキッチンパネルを貼って上棚と高さを合わせて取り付けても良かったなと思いました。
この部屋のDIYを始めた頃は、キッチン設置は業者に任せる予定でしたが、予算の関係上DIYすることにしました。
キッチンはモデルによって取り付け方が違うので、かなり調べながらの作業になりました。
換気扇や水回りなど、ハードル高い箇所もありますが、クリナップのラクエラを取り付けたい方の参考になれば嬉しいです。
※ガス接続工事は後日業者に依頼します。
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