築40年を超える2件の物件をセルフリノベーションしながら生活しているセーチ(@DIY_se_chi)です。
実家が所有してるマンションの1室をセルフリノベーションする【中古マンションDIY】シリーズ。
#28はリビングキッチンにグレーの壁紙を貼る作業です。
壁紙を貼る前にパテで整える
石膏ボードの壁は「下塗り用パテ」「上塗り用パテ」の2度塗りで仕上げています。
今回は元々押入れがあった場所で、コンクリート面がむき出しのボコボコ状態な面に、コンクリートにも塗れる「WDパテ」を施工します。
すでに練られている状態なので、開封後すぐに使えます。
程よく柔らかい感じで塗りやすかったです。
サンゲツのグレー壁紙「FE6208」を貼る
今回使うのはグレーの石目柄が特徴の「FE6208」です。(サンゲツ)
数種類の壁紙サンプルから、薄過ぎず濃過ぎない色で気に入ったのでFE6208にしました。
(少し濃いなと思った方は、1段階薄いFE6207もあります。薄いなと思った方はFE6209を選んでください。)
壁紙貼り道具は一定の量を購入するとセットで付いてくることもあるので必要であれば別途準備してください。
ノリ付きを注文しているので、壁紙の裏面にはたっぷりと糊が付いています。
5㎝毎にマス目で印がつけられているのでサイズを測りやすいのも助かります。
壁の長さより少し大きめにカットします。
カットしたら、裏面に貼りつけてあるカバーを剥がし貼れる状態にします。
どこから貼り始めるか悩んだ結果、繋ぎ目処理が楽になるであろう窓上部分に左端が来るよう貼り始めました。
2列目以降は縦のラインを合わせながら貼り合わせていきます。
真ん中から左右にハケを掛けて空気を抜きます。
上下の余分な壁紙をカットしたら、重なっている部分に地ベラを当ててカットします。
途中で刃を離すと繋ぎ目が目立つことがあるので、刃を離さないようにして作業します。
切り終えたら、表の壁紙を剥ぎ。
次に重なっている裏側の壁紙を剥がします。
両方剥がし終えたら、ローラーを使って壁紙圧着しつなぎ合わせます。
綺麗にカットできていれば、切れ目がどこか分からないくらい綺麗に仕上がりました。
※壁紙専用の薄い刃の(0.25mm)カッターがあるので別途用意した方がいいです。
コンセントやスイッチの位置はカッターでくり抜いて貼り進めます。
重なっている部分はノリが残っているので、塗れたスポンジやウエスを使って拭き取ってください。
(拭き取らないと糊が乾いて黄色くなったり汚れが目立ったりします)
残りの壁を貼り進えたら1日目の作業は終了です。
2日目は天井に壁紙を貼ります。
2軒目の壁紙貼りの時は失敗続きで、短くして何とか貼りました。
この部屋の天井は12畳とかなり広いので、以前の方法だとどうしても繋ぎ目の処理が大変なのでどうしようか考え、石膏ボードを貼る時同様、脚立を補助にして貼ってみることに。
反対側が天井付近にあるので、ベロンと剥がれ落ちることなく貼ることができました。
(素早く貼らないと落ちてきますが・・・)
この方法であれば、真っ直ぐ繋ぎ目にカッターを入れれば処理できるので仕上がりも綺麗になるはずです。
真っ直ぐ貼ったつもりでも、少しの歪みで斜めになるので、綺麗に重ねて貼るのが難しかったです。
ここら辺は次回改善していきたいと思います。
梁にも同じ壁紙を貼りました。
本当は5mの長さで真横に1枚で貼りたかったのですが、天井で2回失敗してしまい壁紙が微妙に足りないので、縦向きに細かく貼っています。
※角の繋ぎ目処理が非常に面倒なので、やはり真横に貼った方が良いです。
石目柄のグレー壁紙を貼った部屋完成
24畳の部屋全て貼るのに4日かかりました。
パテの作業も入れると1週間かかっているので、かなり大変な作業だったなと思います。
照明スイッチは全部で11個。
グレーの壁紙に白のスイッチが目立って良い感じです。
(本当はもっと凝った物を付けたかったのですが、費用面で断念しました)
壁紙が貼られるといよいよ部屋の完成って感じですね。
白いドアとグレーの壁紙も相性よくて安心しました。
※作業風景を動画にまとめているので良かったら見てください。
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