築40年を超える2件の物件をセルフリノベーションしながら生活しているセーチ(@DIY_se_chi)です。
実家が所有してるマンションの1室をセルフリノベーションする【中古マンションDIY】シリーズ。
#21は石膏ボードの壁にパテ埋めをして整える作業と、寝室とリビングを間仕切る壁を作る作業です。
粉末タイプのパテを使って下地処理
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2020/10/MVI_1100_Moment.jpg?resize=728%2C412&ssl=1)
壁紙を貼る際、隙間や凹凸があると空気が入ってしまい綺麗に貼れないので、壁と天井にパテを塗って真っ平にしていきます。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2020/10/MVI_1102_Moment.jpg?resize=728%2C412&ssl=1)
30畳の壁と天井を塗るので、かなりの量を使います。
完成されたパテだと全然たりないので、「吉野石膏」粉末タイプ仕上げ用パテを使います。※ホームセンターで購入できる粉末タイプであれば何でも良いと思います。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2020/10/MVI_1105_Moment.jpg?resize=728%2C412&ssl=1)
コテ受けはパテを乗せれればいいので、端材を使って作ります。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2020/10/MVI_1107_Moment.jpg?resize=728%2C412&ssl=1)
粉末パテの真ん中を窪ませて土手を作ります。
そこに水を少量入れながら粉と混ぜます。(水はパテ1㎏に対して500ml)
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2020/10/MVI_1107_Moment1.jpg?resize=728%2C412&ssl=1)
初めの方は水を弾いてしまうので、少しずつ入れて潰しながら浸透させます。
ある程度ダマになってきたら、水を入れる量を増やして滑らかになるまで調整します。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2020/10/MVI_1109_Moment.jpg?resize=728%2C412&ssl=1)
コテ受けに使う分を乗せて壁の隙間を埋めていきます。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2020/10/MVI_1112_Moment.jpg?resize=728%2C412&ssl=1)
石膏ボードのつなぎ目は面取りして、パテが入りやすいようにしています。
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この隙間にパテを詰め込んで、ならすと段差が無くなって平になるという感じです。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2020/10/MVI_1113_Moment.jpg?resize=728%2C412&ssl=1)
微妙に段差があっても、パテでならすことで壁紙を貼った時にわからなくなります。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2020/10/MVI_1121_Moment.jpg?resize=728%2C412&ssl=1)
部屋の半分ほど塗り終わった所で3㎏のパテを使いきったので、追加で3㎏購入しました。
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ビスを打ち込んだ箇所もパテを塗って処理します。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2020/10/MVI_1125_Moment.jpg?resize=728%2C412&ssl=1)
ビスが少しでも飛び出ていると、パテが乗らず壁紙を貼った時にボコっとなってしまうので、ビス頭が出ないよう打ち込み直します。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2020/10/MVI_1133_Moment.jpg?resize=728%2C412&ssl=1)
キッチン側の天井も処理が終わったらパテ処理は終わりです。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2020/10/MVI_1137_Moment.jpg?resize=728%2C412&ssl=1)
本来は「下塗り用パテ、中塗りパテ、仕上げ用パテ」と3段階、もしくは「下塗り用、仕上げ用パテ」の2段階で処理するのですが
以前やってみた経験から、仕上げ用パテ1回でもいけるのではないかと思い試してみました。
下塗り用と仕上げ用では、パテの粒子が違うのでどうかなと思ってましたが、乾燥した状態をみてみると、つなぎ目が少し痩せていてもう一回塗らないといけないかもしれません・・・。
間仕切り壁を作って寝室とリビングを仕切る
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2020/10/MVI_1138_Moment.jpg?resize=728%2C412&ssl=1)
広い1Rも良いですが、寝室は区切っておきたいので間仕切り壁を作ります。
元々ここに壁を作る予定だったので、天井に間柱を入れれるようにしています。
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床側は根太をクロスするようにコンクリートに固定しているので、上から打ち込みます。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2020/10/MVI_1142_Moment.jpg?resize=728%2C412&ssl=1)
真っ直ぐなっているか確認する為にレーザー墨出し器を使います。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2020/10/MVI_1148_Moment.jpg?resize=728%2C412&ssl=1)
両端を合わせると弧を描くようにたわみます。(木の端がレーザー上に来てほしいのですが微妙にズレている)
両端を固定してから真ん中のたわみを、手で押して真っ直ぐにします。
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レーザー上に木材を合わせたら根太に刺さるようにビスで固定。
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土台に合わせて間柱を取り付けます。
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石膏ボードの横幅が910mmなので、303mmごとに設置。(印をつけています。)
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2020/10/MVI_1154_Moment.jpg?resize=728%2C412&ssl=1)
カナヅチで微調整しながらレーザーの線に合わせます。
※この時、木材が長すぎる状態で無理矢理固定するとしなってしまうので注意です。
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念のために石膏ボードをあてて間柱の位置があっているか確認。
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位置が決まったら、天井と床部分をビスで固定します。
床側は深さがあるので65mmのビスを使って斜めに固定。
天井側はそこまで深さがないので、51mmのビスを使って固定します。(天井に差し込んでいるのでかなり頑丈です)
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元々取り付けられていたサイズに近い「45mm × 30mm」の木材を使っています。
石膏ボードを固定する幅が30mmだと、つなぎ目部分がビス止めできないので2本重ねて取り付けました。
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このタイミングで照明スイッチの位置を決めないといけません。
今回スイッチが11個あるので、3.3.3.2の4列設置しようと考えています。
入り口の右手、梁の下あたりに取り付ける予定です。
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石膏ボードのつなぎ目部分に木材を追加しておきます。
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壁の土台が完成したら、面取りした石膏ボードを張ります。
このタイミングで、木材の間に防音材や遮音材、断熱材などを入れる方は入れてください。
※今回は入れませんでした。
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32mmの石膏ボードビスで固定。
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反対側も同じように石膏ボードを張って間仕切ります。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2020/10/MVI_1177_Moment.jpg?resize=728%2C412&ssl=1)
スイッチやコンセントを取り付ける場合は、石膏ボードを張る前に処理してください。
今回は、寝室のスイッチとリビングにコンセントの付ける位置に受けを固定します。
※ここまでの作業を動画にまとめています。
リビングと寝室の間仕切り壁完成
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元々30畳だった部屋を、24畳のリビングキッチンと6畳の寝室に間仕切り壁を作って分けました。
本当はここにガラスタイプの開閉式スライドドアを設置したかったのですが、費用が高かった点と家具が置きづらくなるなと思い壁を作りました。
ガラスタイプの開閉式スライドドアの場合20万程度の費用が掛かりますが、この方法であれば1万円程度で壁がつくれるので、浮いた費用は家具にまわしたいと思います。
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