福岡で築40年を超える物件をセルフリノベーションしながら生活していたセーチ(diy___magazine)です。
関西の築50年戸建てをDIYして新居にするシリーズ。
今回はベージュの壁紙を貼る作業です。
壁紙を貼る前にヤスリでパテを削る
前回の作業で下塗り用パテと上塗り用パテを塗り終えました。
壁紙を貼る前にパテを塗った部分をヤスリがけし、表面のデコボコを整えます。
壁紙を購入すると付いている壁紙貼りセット
一定数の長さを注文すると壁紙を貼るセットが付いていきます。
薄いカッターに、ヘラやハケ。
初めて壁紙貼りに挑戦する方は、このセットが付いていくる壁紙を購入すると楽で良いと思います。
ベージュの壁紙を壁に貼る
壁に使う壁紙をベージュを選びました。
マットな質感のライトベージュの塗り壁調で、ストレッチ・軽量・防カビ、の特製があります。
今までグレーや白や水色などしか使ってこなかったので、初めて使う色です。
北欧のような部屋にしたいので、ベージュの柔らかい印象が良いなと思い選びました。
壁紙30mで6畳の部屋の壁4面貼ることができます。
今回はキッチンまで貼るので、少し多めに30mのセットを2個購入しました。(1セット7,980円)
1mあたり約270円なので、まあまあ安い方の壁紙だと思います。※築30年マンションで使ったグレーの壁紙は1m約500円でした。
壁の長さより少し大き目にカットして保護シートを剥がします
ハケで空気を抜きながら壁に張り付けます。
角はカッターで切る前にクシで折り目を付け、それからカッターできると綺麗にカットできます。
コンセントが多いと空気を抜きにくいので大変です。
2枚目以降は少し壁紙を重ねて貼り、重なった部分にカッターを当てて切ります。
重ねて貼っている方の余分な方を剥がし。
重ねて貼った方の裏にある、1枚目の壁紙を剥がします。(綺麗にカッターの刃が通っていれば簡単に剥がれます)
ローラーを使ってやさしく2枚目の壁紙を壁にくっ付けていきます。(軽く抑える感じでやると繋ぎ目が綺麗になります)
最後に残っている空気を追い出せば、繋ぎ目が殆ど見えなくなり綺麗に貼っていけます。
残りの壁も同じように貼っていきます。
糊が残らないように、貼り終わった後は水で濡らしたスポンジやウエスで拭き取ります。
カッターの刃は1枚貼り終わる事に折るようにしてます。
なので、替刃をケースで購入し2.3回交換します。
少し勿体ない気もしますが、カッターの切れ味が悪いと壁紙が破けてしまうのでしょうがないです。
普段は極薄刃のカッターを使用しています。
壁紙はキリが良い所まで貼らないと終われないので、残りもどんどん貼っていきます。
エアコンのダクト穴は、クロスに切れ目を入れて内側に折り込んでおきます。
日の光が当たると壁紙の柄が見えて良い感じです。
これで壁は終わり、別日に天井を貼ります。
天井は1トーン明るいサンゲツの石目調の壁紙「RE-51218」
天井は石目調のアイボリー。
大自然が生み出す造形美。砂岩の”ゆらぎ”を壁紙に表現しているそうです。
RE-51218 (旧) RE-7448「サンゲツ」
天井は壁より1トーン明るくなるようなイメージになります。
真っ直ぐになるようレーザー墨出し器を使います
補助無しでやってみましたが、やっぱり天井貼るのは難しいですね
先に引っ付けてしまえば空気が入ってようと歪んでいても何とかなります
天井の繋ぎ目処理は一苦労。
剥がした箇所から引っ付けないと、重みで全部が剥がれしまうことがあります。
最後は壁と同じように空気を抜いて完成。
最後の1枚。
形が特殊な箇所なので、なかなか引っ付きづらかったです。
※作業風景を動画にまとめています。
ベージュとアイボリーの壁紙で完成した部屋
ベージュの壁にアイボリーの天井。
無垢のフローリングとの色合いも良くイメージしていた通りに仕上がりました。
これでリビングキッチンの作業はほぼほぼ完了、次回は洗面所の壁紙を貼りたいと思います。
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