新素材!3mm厚のナオスフローリングで和室を洋室にDIY【築50年戸建てDIY】#19

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福岡で築40年を超える物件をセルフリノベーションしながら生活していたセーチ(diy___magazine)です。

関西の築50年戸建てをDIYして新居にするシリーズ。

今回は2階の床にフローリングを張る作業です。

床材の案はいろいろありましたが、この家の階段は作り直すことが出来ず、ナオスシートで補修するつもりだったので、2階のフローリングは階段の色と合わせたいと思いナオスフローリングを使うことに決めました。

ナオスフローリングとは?

ナオスフローリングは「ナオス・テック株式会社」が手掛けた製品で、どんな床にも上から貼ることができるフローリングです。

傷だらけの床や住みながらフローリングを新調したい、床暖房や防音床だけどフローリングを新調したいという方向けの製品で、床を解体せずにフローリングを上貼りすることができるので

解体作業が無い分、通常のフローリング張り替え工事より約1/3ほどの価格で施工できるというメリットがあります。※床がぶよぶよだったりと、土台から交換が必要な場合は難しいですが。

ナオスフローリングは厚さ3mmと薄い

普通フローリングの厚みは12mmですが「ナオスフローリング」は3mmと薄く、既存床に上張りができる薄さで開発されています。

厚みが3mmだと耐久性は大丈夫なのか?と思いましたが、一般フローリングと同じ規格試験を行い耐久基準をクリアしてるので安心だそうです。(幅145mm、長さ900mm)

仮置きして雰囲気も確かめられたので、メジャーで部屋の長さを計り割り付け後さっそく貼っていきます。

3列目から貼り始める

貼り方はいろいろありますが、今回は3列目から貼る方法で作業していきます。

墨出しで貼り始めの線を引いたので線にあわせて3列目からナオスフローリングを置いています。

カリクギ K-1 「DAICHIKU」

ナオスフローリングはビスや釘は付かず接着剤で固定します。※初めはフローリングがズレないようにカリクギで固定します

釘やビスを使わないので、サネを差し込むだけだだとズレてしまいます。

サネにキッチリ入れたら、フローリングがズレないように養生テープで固定しながら貼り進めます。

乱張りで貼るので端のサイズを計って丸ノコでカットします。

壁際はこのように線を引いてサイズを合わせます。

※普通のフローリングであれば、2列目のフローリングを固定して1列目を同じようにサイズ合わせできます。

2列目を釘やビスでで固定できないので、3列目と4列目の間にカリクギで固定し壁際のサイズ合わせを行いました。

壁際の調整が終わったら、一度固定していたナオスフローリングを外します。

接着剤で固定していく際、ズレたりしないようにマーカーでラインを引いて目印を付けます。

貼り始めもズレないよう溝の位置に印付け。

フローリングの模様と濃淡を分けておく

ウィンザーオークNの柄は大きく分けて3種類ありました。

左が一番濃く、真ん中が薄い色、右が中間色です。

色の濃淡が綺麗になるよう気を付けながら貼っていきます。

専用の接着剤を撒いてナオスフローリングを張る

接着剤は専用の物があるので一緒に送ってもらいました。

接着剤をクシ目ゴテで伸ばしたら、仮置きしたフローリングを外した順番通り戻して貼ります。

12mmのフローリングを上張りすると、どうしてもドアやクローゼットなどに干渉してしまいますが厚さ3mmなので、貼った後も建具まわりに違和感はなさそうです。

養生テープは手間から奥に引っ張るように固定します。

1ヵ所ズレると後がどんどんズレてしまうので、キッチリ詰めて仮置きし、解体して貼っての繰り返しです。

フローリングが浮いてこないように、際際まで接着剤を塗ります

隙間が空かないように、奥に押し込むように貼っています。

はみ出した接着剤は、よくあるアルコール除菌のやつで拭き取ります

手で触って凹凸ができてないか確認しています。

(上手くはまってない箇所は手に引っ掛かる感じがします)

貼り始めと角はフローリング同様に少し難しいですが、サネがカチッとはまると綺麗に敷けてると分かるので、フロアタイルとフローリングを合体したような製品だなという感覚です。

サネがしっかり入ってない場合、このように少し浮いているように見えます。

ちゃんとハマれば、画像のように綺麗な継ぎ目ができます。

最後の2列は貼り始めと同じように、線を引いてサイズを合わせて貼ります。

最後の1枚を貼ったら完成です。(フローリングが引っ付くのを1~2時間待ちます)

ナオスフローリングを使って和室を洋室にDIY

ナオスフローリングを施工する前の床は畳でした。

畳から「ナオスフローリング」に張り替え。

今回は畳だったので下地から作り変えましたが、床を解体せずに上張りできるフローリングなので、床の傷に悩んでいる方は一度検討してみると良いと思います。

床の解体作業はめちゃくちゃキツイので、施工側としても上張りで仕上げられるのは嬉しく、依頼側はコストを抑えられるのでお互いにメリットある製品だと思います。

現在、カラーは16種類展開しており、今後増えていく予定のようです。

※作業風景を動画にまとめています。

1Room 1日程度の短工期で工事騒音が少ないので、マンション床に重宝しそうですね。

傷付いたら、同じ色のナオスシートを使って簡単に補修できるので、安心して使えます。

退去後の部分修復や全面補修が簡単になるので、気になった方は「ナオスフローリング」 のホームページを覗いてみてください。

 

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