そんなタマネギを育てたことが無い人の不安や疑問にお答えします。
サッカーグランドほどの畑で家庭菜園を趣味にしているセーチ(@DIY_se_chi)です。
- タマネギの為の土作り
- タマネギを植える前の準備
- タマネギの植え方
- タマネギの育て方
- タマネギの収穫
家庭菜園初心者の私が、タマネギの土作りから育てた過程を大変だったことを交えながらお話します。
タマネギの為の土作り
タマネギは半年かけて育てるので肥料切れを起こしやすいです。
なので肥料はたっぷりと入れます。
さらにタマネギは根を浅くはるので乾燥しやすいので保湿力のある土にしておく必要があります。
肥料を使って土を柔らかくする
以前も使った有機質肥料の牛ふん堆肥を使います。
堆肥は土をフカフカにして水や空気が通る隙間を作れるので根を浅く張るタマネギの為にフカフカにします。
近隣の牧場に行って堆肥をトラックいっぱいに買います。これだけ積んでも3,000円と破格の値段。
トラクターで耕した畑の土に牛ふんを敷き詰めます。
耕運機で両側の土を寄せるので広げすぎないように、軽く牛ふんを広げます。
綺麗に敷き詰めました。
耕運機で土を寄せて畝を作る
敷き詰めた肥料の横の土を耕運機で寄せます。
大量にタマネギの苗を植えるので大きな畝を作ります。
前日に雨が降ったので少し硬いです。
クワで耕運機で盛り上げた土を肥料の上に寄せて山を大きくします。
反対側も同じように耕運機で耕したら土を肥料の上に寄せます。
2,3回繰り返しクワで土を寄せて畝ができたら表面を平にならします。
綺麗に平の畝ができたら、上から穴が開いたマルチシートをかぶせていきます。
マルチシートを張るには理由があり
- 作物の雑草防除
- 作物の保温または遮熱
- 作物の乾燥防除
などに効果があります。
タマネギは栽培期間が長いので雑草に埋もれてしまうので、「マルチシート」をしておけば株元の雑草をふさぐことができるので敷きます。
保湿効果もあるので、乾燥しやすい冬の季節も安心です。
タマネギを植える前の準備
マルチシートを敷いて数日立って苗を植える作業に移ります。
事前にやっておきたい作業や準備する苗の紹介をします。
タマネギの苗を植える前にやっておく作業
苗を植える時、苗がしっかり隠れるように穴を掘って埋めます。
この作業を1回ずつやっていると非効率なので、先にマルチシートに棒で穴を開けていきます。
苗の大きさも1つ1つ違うので、ある程度深く掘っておけば苗植えの作業がはかどります。
タマネギの苗を準備する
赤タマネギと白タマネギの2種類植えます。
事前に赤タマネギは種から育てていたので、育てた苗も使います。
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市販の苗とは違い、根が太く立派に育ってます。少し大きいので「とう立ち」が心配ですが水や肥料をしっかり上げて様子をみます。
※「とう立ち」とは蕾が育ち花が咲いてしますこと。花がさくと球が太らず硬い部分ができてしまいます。
タマネギの苗の植え方
タマネギは浅く根をはるので、苗の白い部分が半分くらい埋まるように植え付けます。
あらかじめ開けておいた穴に苗を入れます。
回りの土を寄せて軽く抑えます。
水をたっぷりあげてタマネギ苗の植え付け完了です。
タマネギの育て方
根が十分に張ってない頃に霜柱ができると、根ごと地表に浮き上がってしまうことがあります。
手で押したり、土を盛ったりして、土と密着させるようにします。そうしないと枯れてしまいます。
※マルチをしない場合は雑草を抜いて12月頃に苗の防寒として腐葉土やもみ殻をまくと良いです。
追肥して成長を促す
1月ごろに追肥します!
こまめに草は抜く
マルチを張っていても穴から雑草が伸びてきます。
タマネギの成長が悪くなるので、雑草はこまめに抜きます。
ネギ坊主を摘み取る
タマネギは一定の大きさの苗が一定期間低温に当たると「とう立ち」する可能性があります。
とう立ちを掘っておくと、タマネギの中に芯ができて食べられなくなってしまうので、摘み取ります。
※土に栄養がないと「とう立ち」しやすいので、とう立ちが多い場合は追肥しましょう。
タマネギの収穫
収穫後に更新します!