![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/10/man_think.png?w=728&ssl=1)
そんな古くなったキッチンを取り換えたい人の疑問にお答えします。
築40年の物件をセルフリノベーションしているセーチ(@DIY_se_chi)です。
結論から言えば素人でも取り外すことができます。
- 古いキッチンを取り外す手順
- リフォーム費用と作業時間の目安
親戚のマンションの古くなったキッチンをDIYで取り外したので、注意すべき点など具体的に当記事でお話していきます。
流し台とコンロ台がセットの古いキッチンの外し方を手順別に説明
今回取り外すキッチンです。
昔ながらの置き方コンロに流し台が付いている約20年前のモデル。
見た目は綺麗ですが老朽化による水漏れなどの不具合、壁や床などの汚れなどいろいろと問題が出てくる可能性があるので、退去に合わせて交換することにしました。
![取り外す前の古いキッチン](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1806.jpg?resize=728%2C546&ssl=1)
手順① キッチン扉を取り外す
引き出しや開閉扉はネジ止めされているのでインパクトドライバーで取り外します。
![キッチンの扉を外す](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1946.jpg?resize=640%2C405&ssl=1)
キッチン上に取り付けられている棚も同じように外します。
![キッチン上に取り付けられている棚も取り外す前](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1948.jpg?resize=637%2C418&ssl=1)
見える範囲の分解できる箇所は取り外しました。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1950.jpg?resize=651%2C414&ssl=1)
手順② 換気扇とレンジフードを取り外す
換気扇はメーカーによって外し方が違うので、左右どちらかに回しながら緩まる方に回して外します。
レンジフードは壁にネジで固定されているので、インパクトドライバーでネジを取れば簡単に外すことができます。
※壁際はコーキングで引っ付いているので、カッターで切り離してください。
![換気扇を外す](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1952.jpg?resize=519%2C403&ssl=1)
レンジフードの位置を固定するためにボードで出っ張りを作ってたみたいです。
![換気扇とレンジフードを外したあと](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1956.jpg?resize=728%2C406&ssl=1)
流し場上の棚もネジで固定されていただけなので簡単に外すことができます。
![キッチン上の棚を外したあと](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1957.jpg?resize=728%2C419&ssl=1)
コーキングで固定されていた箇所はカッターで綺麗にそぎ落とします。
![残ったコーキング材をカッターで処理](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1958.jpg?resize=692%2C421&ssl=1)
手順③ キッチンの流し台についている排水ホースを外す
排水ホースは上下のナットで固定されているので緩めて外します。
![排水ホースを外す](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1959.jpg?resize=728%2C399&ssl=1)
固い場合はモンキーレンチを使い、手で緩めれる場合は反時計まわりに回して外します。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1960.jpg?resize=728%2C399&ssl=1)
緩めたら引き抜くだけで大丈夫です。※溜まっている水が垂れることがあるのでタオルは準備しましょう。
![排水ホースを引き抜く](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1961-1.jpg?resize=728%2C401&ssl=1)
底面に固定されているビスを外して、キッチンを引き抜けるようにします。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1962.jpg?resize=728%2C405&ssl=1)
※ビス止めされている薄い板は後で取り付けられたようだったので、カッターで切り離してはずしました。
手順④ キッチンの流し台についている水栓を外す
水が流れてくる水栓と流し場に繋がっているホースを外します。
※ホースを外す前に必ず水栓を閉じてください。
モンキーレンチでナットを緩めて手で回すと外せます。
![水栓とつながっているホースのナットを緩める](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1968.jpg?resize=728%2C408&ssl=1)
![水栓とつながっているホースを外す](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1969-1.jpg?resize=728%2C402&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1972.jpg?resize=728%2C401&ssl=1)
両方外したら、キッチンを外すときに水栓が邪魔になるので、一時的に外します。
※また取り付けるのでパーツは失くさないように。
![キッチンを外す為に水栓を緩める](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1973.jpg?resize=728%2C405&ssl=1)
始めの固い時はモンキーレンチを使い、緩めてからは手で反時計まわりに回して外します。
![水栓を引き抜く](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1975.jpg?resize=728%2C397&ssl=1)
ここまでで、一通り外せるものは外しました。
あとはガス管を外せば引っかかるものが無くなり、キッチンを壁から取り外すことができます。
![色々取り外したキッチン](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1976.jpg?resize=728%2C400&ssl=1)
手順⑤ キッチンのガス台に付いているガス管を外す
ガス管は業者に頼まないといけないので、呼びました。
ガス管をレンチで緩めて配管を外してもらいます。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1977.jpg?resize=728%2C396&ssl=1)
これで引っかかるものが無くなりました。
壁と引っ付けてあるコーキングをカッターで引きはがしてキッチンを取り外します。
※業者の方も手伝ってくれました。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1978.jpg?resize=728%2C402&ssl=1)
排水ホースとガス管が立ち上がっているので、キッチンを少し持ち上げて取り外します。
古いキッチンの裏側は安っぽい感じ。流し台とガス台は引っ付けているだけなんですね。
![外したキッチンの背面](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1981.jpg?resize=728%2C404&ssl=1)
排水ホースと水栓。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1982.jpg?resize=728%2C401&ssl=1)
ガス管は次のシステムキッチンを取り付けるまで蓋をしています。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1979.jpg?resize=728%2C402&ssl=1)
手順⑥ キッチンの流し台に付いている蛇口を外す
蛇口は再利用できるので、外して保管しておきます。
蛇口についてあるネジを回してみましたが外れませんでした。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1964.jpg?resize=728%2C400&ssl=1)
下の六角ネジを回してみます。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1966.jpg?resize=728%2C395&ssl=1)
六角を緩めると上に引き抜くことができました。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1984-1.jpg?resize=728%2C401&ssl=1)
このまま引き抜けきたかったのですが、水栓に取り付けていた部分が引っかかってしまいました。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1985.jpg?resize=700%2C416&ssl=1)
手で簡単に外せるので水栓の固定部分を外して蛇口を引き抜きます。
手順⑦ 取り外した古いキッチンを解体
取り外した状態では玄関から出せないので、流し台とガス台部分を解体していきます。
ネジやダボで引っ付けているだけなのでインパクトドライバーとかなづちで簡単に解体できました。
![キッチンを分解](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1988.jpg?resize=715%2C412&ssl=1)
キッチンの天板はボンドで引っ付けてあるので、マイナスドライバーで剥がすと簡単に取れました。
![キッチンを分解](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1990.jpg?resize=728%2C400&ssl=1)
黒い後が引っ付けてあった部分ですね。
![キッチンを分解](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1992.jpg?resize=728%2C397&ssl=1)
20年前のキッチンの作りは木材にスチール天板を張り付けていたんですね。
簡単な作りなのにキッチンって高いですよね・・・
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1993.jpg?resize=728%2C402&ssl=1)
廃棄の仕方が違うので、排水ホースが付いていた管も外します。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1994.jpg?resize=728%2C401&ssl=1)
所々タッカーで固定されていました。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1995.jpg?resize=728%2C395&ssl=1)
両サイドはダボが使われていたので、かなづちで叩くと簡単に外れます。
![キッチンを分解](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1986.jpg?resize=728%2C406&ssl=1)
あっという間にバラバラに解体できました。
![キッチンを分解](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_1987.jpg?resize=728%2C402&ssl=1)
解体したパーツは素材に分けて廃棄します。
金属類はまとめて鉄くず業者でお金に変えます。
リフォームに掛かった費用と作業時間
リフォーム費用
ガス業者の取り外し代:10,000円
木材の廃棄代:3,000円
作業時間
まとめ:流し台とガス台付きの古いキッチンはDIYで簡単に取り外しできる
キッチンは業者に頼まないと取り外しできないと思っていましたが、作りを理解できると簡単に取り外すことができます。
業者に頼むと
・「キッチン撤去」1万円~2万円
・「解体処分費」「廃材処分費」:2万円~4万円
の工程で3万円~6万円位の費用をとられるので、1度チャレンジしてやり方を覚えてやってみてください。
合わせて読みたい
キッチンの取り外し方法を教えてほしいな