築40年の物件をセルフリノベーションしているセーチ(@DIY_se_chi)です。
今回から本格的にセルフリノベーションを始めていきます。
始める時は、どこから手をつけていいか悩みますが、この家は雨漏りが一番のネックなので、最初に原因を特定したいと思います。
雨漏りで傷んでいる天井部分から壊す

腐っている天井から剥がします。
どのくらい傷んでいるか未知数でしたが、雨漏り部分は手で簡単に取れるくらい、ボロボロでした。
バールでつついただけで、木屑がボロボロと落ちてきます。

築年数が古いので石膏ボードではなく、ベニヤ板を重ねたような天井です。
水にやられて木がたわんでいますね。
この部分から天井に穴を開けて、天井裏を覗いてみようと思います。


天井裏を覗いてみると雨漏り部分がはっきりと見え安心しました。
安心と言うとおかしいですが、雨漏りの修理は、どこから雨漏りしているのかわかりずらく難しいと聞いていたので、明らかに雨漏りしている箇所があって安心したということです。
天井は、あわよくば一部分だけ剥いで補強できないかなと思っていましたが無理そうなので、全部剥がします。
バールを使って天井の壁を壊していく

バールで叩くと、天井裏のホコリが舞ってしまい部屋の中が凄いことになりました。

バールで穴を開けては、手で引っぺがし、ホコリを避けながら作業を続けていきます。

天井の土台となる間柱は心もとなく、一部取れてしまう箇所もでてしまいました。

真ん中の板は置いてあるだけみたいなので、後で降ろします。
床の板を片付けていたら雨が降ってきたので、どれくらい雨漏りするのかチェックしたいと思います。
雨漏りのレベルを確認

降水量は、1時間で30mm?の土砂降りです。
雨が降らなかったら、屋根から水をまいて雨漏りチェックをしようと思っていたので、タイミングよく降ってくれてありがたい。

ブルーシートを敷いて準備していたら、早速雨粒が落ちてきました。
時間がたつにつれ雨粒の落ちるスピードが速くなってきてたので、キッチンの残置物を受け皿替わりに使いました。

5秒に1滴は落ちるスピードで、雨漏りしています。※詳しくは動画で!
これがどのくらいの雨漏りレベルなのかわかりませんが、現状はこのくらい雨漏りしている状態です。
雨漏りの原因は特定できるのか

雨漏りしている箇所が1ヵ所でもあると、屋根の老朽化がきているので、他の所も時期に雨漏りするという情報をよく見かけます。
今回心配していたのは、「屋根裏が全体的に染みていて、この場所が特に酷く雨漏りしている」という状況でしたが、そうではないようです。

天井裏を見てもらうと分かるように、明らかに1ヵ所だけ穴が開いていて、屋根にシミができています。
他の所は乾いた状態なので、今のところ雨漏りの心配はなさそうです。
この状態なら屋根瓦を一部剥がして専用のシートなどで補強してあげれば防げると思います。
屋根裏から針金を通して、屋根側の雨漏り位置を確認

雨が止んだ翌日に残りの天井を剥がしに来ました。
乗っているだけだと思った真ん中の天井は端が固定されていたので、バールで叩いて壊します。

たわんでこないように、真ん中に木が取り付けられていました。
端だけ崩したら、あとはズラすようにして外します。

雨漏りしている屋根裏を近くで見ると、外の光がかすかに漏れており、針金ぐらいだったら通りそうです。
屋根のどの位置から雨漏りしているのか確認するために、置いてあったハンガーを分解して屋根裏から突きさします。

外から見ると屋根の棟付近に針金が出ていました。
針金を刺した部分から瓦2.3枚分は水が染みていたので、次回、周辺の瓦を外して雨漏り修理をしたいと思います。
※今回の作業風景を動画にまとめているので詳しく見たい方はコチラへ
雨漏り修理に必要な道具を軽くそろえてみた

ネットで軽く調べてみると、屋根の上は安全靴が必要とのことでしたので購入してきました。
また高所での作業なので、万が一の為にヘルメットも準備。
あとはシーリングと防水テープを購入。
詳しいやり方などは、調べてからになりますが、次の記事で実施の作業風景をお伝えしたいと思います。
次の記事>>DIYで屋根の雨漏り修理をやってみた。修理方法や必要な道具や費用を公開。#3
前の記事>>2軒目の中古物件をセルフリノベーション。DIY前の部屋の間取りを紹介。#1