築40年を超える2件の物件をセルフリノベーションしながら生活しているセーチ（@DIY_se_chi）です。
実家が所有してるマンションの1室をセルフリノベーションして、家族で使えるようにするまでの作業内容をお伝えする【中古マンションDIY】シリーズ。
#8はお風呂解体の続きで全てのパーツを撤去していきます。
早速作業内容をお話します。
お風呂の壁を解体する為に水栓を外す
お風呂の外壁には給水管が付いています。
壁を解体したいのですが、この給水管が邪魔で壁を解体できないので、まずは給水管を外します。
※給水管含め、配管を触る時は元栓を閉めて水がでないようにしています。
外側からだと、ひねっても引いてもビクともしなかったので、内側の水栓を外してみます。
水栓はモンキーレンチを使えば簡単に外せるので、根本まで全て外してしまいます。
壁にピッタリ付いたパーツはどうやっても外れなかったので、パイプレンチという専門の道具を借りました。
パイプレンチは配管工事に使用する道具で、水道管・ガス管などのパイプ類に継手を付け外しする際に使用する道具です。
素人では使う事のないであろう道具なので、借りられて助かりました。
これで固定されていた給水管を外すことができました。
外側にまわって見てみるとしっかり外れていました。
もう一つも外して壁の解体に移りたいと思います。
お風呂の壁はつなぎ目から解体
お風呂の壁を解体するには、角のパッキンを外してビスを取る必要があります。
角のパッキンは水が入らないようにする為か、めちゃくちゃ固いのでバールを差し込んで無理やり剥がしました。
パッキンを外すとビスが等間隔で固定されているのがわかります。
外側からみると、こんな感じで金具と固定されているので、ビスを全て外して金具を外せるようにしておきます。
壁の解体前にバスタブを撤去しておく
角に固定されているビスを外すにはバスタブを撤去しないといけません。
バスタブは壁の引っ掛け金具に上から差し込むような形で固定されているので、少し持ち上げるように外します。
（バスタブ自体は軽いので簡単に動かせます）
お風呂の入り口が狭く、このままだと搬出できないのでドアはあらかじめ解体しておいた方が良いです。
（ドアもビス止めされているだけなので、上下のビスをドライバーで外してください）
そのままでは入り口で引っかかってしまうので、バスタブの向きを変えて搬出します。
側面や底面は経年の汚れで凄いことになっているので、触れないよう慎重に運びました。
向きを変えながら搬出、いったん広い所へ置いておきます。
お風呂で出た細かい廃材は、一緒に廃棄するのでバスタブの中にまとめておきます。
バスタブが無くなると結構広く感じます。
これで壁を固定している角のビスを外せるようになりました。
外側の固定金具を外して壁を解体
ビスを外したら壁が外れると思っていましたが、揺れるだけで外れる気配がありませんでした。
外側を見ると、壁をくわえ込むように金具が固定されています。
角に付いている金具をバールで引き剥がすように外すと、壁がゆるんで簡単に動かせるようになりました。
底面はコーキングで保護されているので、もしひっかかるようであればバールを差し込むと解体しやすくなります。
壁の1つ1つが凄い重さなので慎重に解体を進めています。
廊下側の壁も同じように解体。
廊下側の壁は、入り口部分でビス止めされていたので、インパクトドライバーが入るように引っ張って外しての繰り返しです。
最後は無理やり引きはがしました。
奥側の壁は、角の固定金具を外せないので倒すようにまとめて解体。
倒してからビスや金具を外します。
それぞれのパーツが重いので引きずりながら一ヵ所にまとめます。
お風呂の床を解体
壁を撤去したら、最後にお風呂の床を解体します。
壁が固定されていた時は、ビクともしなかった床ですが、全て解体した後だと簡単に持ち上げることができました。
ただし、排水管部分はガッチリ固定されているのでバールで固定部分を壊しました。
排水部分を外せば持ち上がりますが、このままでは結構な重量なのでグラインダーなどで半分にして搬出した方が良いかもしれません。
※このままでは軽トラに乗らないので、結局分解せざるを得ないと思います・・・
お風呂のパーツは不燃材として処分するので、おそらく軽トラ持ち込み1回で19,800円。
2往復すると39,600円の処分費になると思います。
結構な重労働で処分費もなかなかの物なので、お風呂の解体作業はプロに任せた方がいいのかもしれません。
これでお風呂の解体終了です。
※作業風景を動画にまとめています
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