壁と天井完成!NODAのケーシングドア枠が便利!【築55年の旧耐震空き家】#19

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福岡と大阪の自宅をセルフリノベーションしながら2拠点生活しているセーチ(@DIY_se_chi)です。

福井県の築55年旧耐震の空き家を新耐震にリノベーションするシリーズ。

前回(#18)玄関の交換とキッチン後ろの窓枠作りでした。

前回の記事はコチラ

今回(#19)は全部屋に石膏ボードを張って壁と天井を完成させます。

天井に石膏ボードを張る

大工さんが合流するまで天井の石膏ボードを1人で張り進めます。

天井のサイズを測って1枚で張れる所から手をつけます。

石膏ボードをサイズに合わせてカットします。 丸ノコガイド エルアングル

 

 

いつもはカッターで切れ目を入れてカットしていましたが、今回は石膏ボード用の丸ノコ刃を使ってカットしました。(スピードが全然違いますね)

いつもは脚立を補助替わりにして張っていましたが、今回はビス打ち機があるので補助なしで張ります。

(頭で支えつつ微調整や休憩をするのは変わらずでした)

ビス打ち機で片手でも打ち込めるので、左手で石膏ボードを支えながら固定できました。

片手で支えるのはキツイので取りあえず回りだけビス止め。

真ん中のビス止め位置が分からないので線を引きましたが、事前に野縁に合わせて線を引いておけばよかったです。

サイズが合わなかった場所は削って微調整、何度やっても天井のボード張りはキツイですね。

丸ノコガイド Tスライドを使って石膏ボードを細くカットします。

Tスライドは600mm、450mm、350mmと長さがあるので普段使う事が多い長さを持っていると便利です。

Tスライドをギリギリまで差し込めば600mmのTスライドでも細くカットすることができます。

押し込む力が弱く、綺麗に入らなかったビスは頭が隠れるまで締め直します。(このままでは壁紙が貼れないので)

少しでも出ていると壁紙が浮いてしまうので、頭が少し沈むくらい打ち込みます。(打ち込みすぎると石膏ボードを貫通してしまうので注意)

大工さんが合流したので、リビング側の天井を2人で張っていきます。

2人での作業はズレずに綺麗に張れるのでかなり楽です。

壁に石膏ボードを張る

天井が終わったので壁を張り進めます。

壁は天井のようにキツくは無いので張り初めだけしっかり合わせてあとは無心で張っていきます。

石膏ボードが重なる上部分は面取りをしてパテが入る状態にしておきます。

 

大工さんが石膏ボードをカットした物をひたすらビスを打って張っていきます。

釘打ち機にも慣れてきて綺麗に打ち込めるようになりました。

細かい調整はボードカンナを使って少しずつ削りながらサイズ調整をします。

 

 

ニッチの内側が少し出ていたので削って面を合わせます。

キッチンが届いたので端に寄せ、残りの壁を仕上げていきます

これでリビングキッチンは完了です。

2階も同じように全面石膏ボードを張っていきます

壁のサイズに合わせてカットし

石膏ボードが通しが合わさる箇所は面取り

 

壁に当てて

ビスを打ち込んで全部を覆います。

固定枠のドア枠を設置する場所は石膏ボードを張る前に取り付ける

固定枠タイプを設置する場合、枠に石膏ボードをピッタリ付けることができないので、ドア枠を先に取り付けてから枠回りの石膏ボードを張るのが普通です。

枠をコの形に組んだら設置する場所にはめます。

フロアタイルを張るのでタイルの厚さ+1mm上に上げて枠を固定。

これで枠のまわりにピッタリ合わせるように石膏ボードを張って壁を完成させます。

ケーシングタイプのドア枠は先に石膏ボードを張っておく

ケーシングタイプのドアを取り付けていきます。

ケーシングとは、ドア枠などの枠材と壁の境目を隠すための部材で壁の厚さに応じて調節できるようになっています。

固定枠は壁厚に合わせて幅を決めて注文、ケーシング枠はL字型のケーシング枠を使って取り付け時に調整します。

ケーシング枠の場合、壁の上から被せるように仕上げるので、先にドア枠のまわりにも石膏ボードを張ります。

ケーシングタイプは枠の裏側に刃がついた金具があり、その金具で真っ直ぐ調整できるようになっています。

(同じ位置にビスを打ち込める穴が空いています)

付属の専用金具を使って枠を沈めたり浮かせたりできるので、真っ直ぐに調整できます。

枠を取り付けたら内側に戸当りを付けます。

枠の外側にはケーシングを取り付けます。

壁厚を測り、厚みに合わせてケーシングに印を付けました。

印にあうようにケーシングをカット。(この作業は丸ノコにTスライドが必要なので、ある程度道具の準備が必要です)

ケーシング枠の深さを合わせたらボンドを使って固定します。

ボード面と合うように確認しながら押し込むだけです。

これでドア枠の取り付けも完了です。

石膏ボードとドア枠の設置が完成しました。

ドアは汚れるので、ある程度内装作業が進んでから取り付ける予定です。

キッチン側のドアと脱衣所のドアは固定枠を使っています。

固定枠はケーシング部分が無いのでシンプルな仕上がり。

建具は全てNODAのスモークブラウンを使いました。

 

次回は届いているキッチンを組み立てて設置したいと思います。

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