福岡と大阪の物件をセルフリノベーションしながら2拠点生活しているセーチ(@DIY_se_chi)です。
2021年12月、大阪の家の終盤に差し掛かった時、福井県で空き家を買取リノベーションし販売する事業を行っている「まいほむ株式会社」から連絡を頂きました。
年始に福井県へ行き物件確認
ホームページに沢山の施工事例を乗せていて、連絡頂いた内容と工事内容から信用できると思いやり取りを開始。
年明けにWEBで一度打ち合わせをし、もろもろ話したのですが
私が福井に行ったことが無いので土地勘も無く、街全体の雰囲気や実際にリノベーションした家や空き家を見ないことには判断できないと思い、2022年2月に一度福井県を視察しに行きました。
(金沢まで行けるサンダーバードに乗車)
冬の日本海は寒く、雪がかなり積もっていました。(長靴を履いている人が多くて驚きました)
旧耐震の空き家を見せてもらう
旧耐震の空き家、まだ残置物も残っている状態の物件を見せてもらいました。
(家の前の庭が立派で、整備すれば車3台は余裕でとめられます)
玄関と廊下が広く開放感ありました。
この物件の前にも何件か空き家をみましたが、福井県はどの家も大きくてしっかりした作りです。
これだけ立派な物件が空き家なのはもったいないと思います。
今回話を受けようと思ったのは、1級建築士の元、耐震補強工事の内容を動画にできるというからでした。
「まいほむ株式会社」として沢山の物件をリノベーションしてきた知識やノウハウを動画にしても良いという点も魅力でした。
設計打ち合わせの段階から動画にしている方はいないので、このシリーズを見て
設計プラン ~ 完成までの流れを理解し、空き家を購入する際の参考になればと思います。
リノベーション後の家も見せてもらった
完成した家も何件か見せてもらいました。
水回りや窓サッシを全て入れ替え、外壁もやり直しているので新築にしか見えませんでした。
現場入りの前に、耐震補強プランや施工スケジュールの打ち合わせ
2022年3月、撮影した映像と頂いた図面を見ながら内装プランを考えます。
zoomで耐震補強プランについての説明と施工スケジュールについて打ち合わせをしました。
お互い初めての取り組みなので、どこまで入っていくか確認。
水回りやサッシなどにお金をかける分、間取り変更は最小限にしてコストを調整。
ここから先は解体を進めながら、問題が見つかれば都度修正という感じに。
1級建築士の先生から、耐震補強プランの説明を聞きました。
図面にしていますが、ここから先は実際に現場に入って解体しながら確認する必要があるそうです。(天井解体後に壁に筋交いがあるか確認しながら進めるそうです)
最初に立てた設計通りにいかない事もあるので、中古物件を購入する方は理解しておく必要がありますね。
周りの環境によっても条件が変わってくるので、図面だけはなく周辺環境もチェックが必要です。
(今回は隣の敷地に高い塀があるので、日中どのくらい光が入るのか確認する必要があります)
残したいと言っていた天井は、配線の関係上解体しないと難しそうで、キッチンの換気扇とかの兼ね合いもあるので解体が濃厚。
今回の打ち合わせで大枠の流れは決まったので、あとは内装プランのみ。
解体後に変更の可能性はありますが、工事までにある程度内装プランを固めます。
解体業者のスケジュールが決まり次第、福井での作業を開始します。
このシリーズでは、旧耐震の空き家を新耐震に工事し、空き家を購入して活用したいと思う方々の参考になるようまとめていきます。
今回は作業内容というより、空き家を改修するまでの流れメインに配信したいので、なるべく多くの映像が残るようにまとめようと思っています。
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