賃貸OK!1×4材で作る収納棚!キッチンから暮らしのリズムを整える

賃貸もOKなキッチン収納棚をDIY

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福岡と大阪の自宅をセルフリノベーションしながら2拠点生活しているセーチ(@DIY_se_chi)です。

築50年の戸建てをセルフリフォームして約1年が経ちました。

キッチンは狭くても使い勝手が良く気に入ってる場所ですが、もう少し物を取りやすくしたい思ってきました。

毎朝同じ道具で料理やコーヒーを淹れるので、日常で使う物を管理しやすい収納棚を1×4材とラブリコで作りたいと思います。

DIY前のキッチン

キッチンの右側にはIKEAのイーヴァルがあり、その中に冷蔵庫を収めています。

流しには食器を乾かす水切りを置いていて、使わない時は畳んでなるべくスペースが空くようにしています。

コンロと流しの間には、IKEAで買った棚を100均のケースに置いて設置、現状この棚に調味料を置いています。

できればこの場所には物を置かず、常に作業ができる状態にしておきたいので前壁に棚を作ります。

キッチン棚を作るのに使う材料

1 … ワンバイフォー材 (5本)
2 … ラブリコ アジャスター(3個)
3 … ラブリコ棚受け(7個)
4 … フック(2個)
5 … 塗料

すべて近所のホームセンターで購入できます。

1×4材アジャスター(ラブリコ)を使って収納棚を作る

DIYで棚を作るといえば2×4材が王道ですが、今回は1×4材を使うことにしました。

重い物を乗せる予定がないですし、手の届く範囲に置ければと考えているので、細くてシンプルに見える1×4材を使う事にしました。

上下の固定は、ラブリコの1×4材用アジャスターを使います。

特別な工具が無くてもしっかり突っ張れ、ジャッキを回すだけで1×4材をしっかり固定できます。

ゆるみ防止のバネも内蔵され長期間安心して取り付けられます。

 

 

縦方向に取り付ける場合は10㎏まで対応できるので十分だと判断。

内部は取り付け時に便利なツメ付き、木材をはめ込むと外れにくい設計です。

中板を固定する金具もラブリコの同じ製品を採用。

2×4材の棚受けよりスッキリしたデザインになったので、これなら使いたいと思いました。

 

 

キッチンのサイズに合わせて1×4材をカットし塗装

キッチンの高さを測り1×4材をカットします。

ラブリコを取り付ける分、短くカットしないといけないので間違いないよう確認。(取り付け寸法から50mm短くカット)

購入した状態だと木が欠けていたり、全体的にけばけばしているのでカット面や表面をヤスリ掛けして整えます。

 

 

※初心者用セットがあると便利です

縦に使う1×4材は真っ直ぐな木を選ばないと棚板を固定する時に困るので慎重に選びます。

購入時にも一応チェックしますが、それでもたわんでいたり捻じれていたりします。

※節が多いと棚板を固定する時に大変なのでなるべく少ない方を選んだほうが良いです

カットした1×4材は他の家具と同じ色に合わせて、oldwoodwaxのチューダーオークで塗装します。

 

 

塗ってる最中は色が付いているか自分でもわからなくなりますが、WAXを多く付けすぎるとこの色にならないので、地道に擦って色をつけます。

ラブリコのアジャスターを上下に取り付けて柱を作る

塗装が終わったら上下にラブリコを取り付けます。

はめるだけなので特に難しいことはありません。

流し台の前と作業場の前に棚が来るように設置します。

天井側に取り付けたラブリコにクルクル回す部分があるので、反時計まわりに回すと突っ張ることができます。

垂直に固定できている水平器を使いながら確認。

 

 

置く物に合わせてラブリコの1×4材棚受けを取り付ける

作業場所の奥にカッティングボードを置いて取り出しやすいようにしたいと思っているので、下段はカッティングボードの高さに合わせて取り付けます。

作業場所の棚幅が約350mm、端材で丁度作れるサイズでした。

取りあえず端材3枚を同じ長さにカットして塗装まで済ませてしまいます。

ラブリコの棚受けは固定する受け部分と1×4材にはめる部分に分かれています。

まずは棚受けを柱にビス止め、その上に引っ掛けるように取り付けます。

付属のビスはまあまあ太いので、1×4材に直接打ち込むのは厳しかったです。

本来はちゃんと下穴を開けてから取り付けないと斜めに打ち込んだりしてしうので、丁寧に下穴をあけて進めることにしました。

ビスはラブリコに付属しているので用意しなくて大丈夫です。

固定した受けの上に差し込むように乗せるとカチッとハマります。

※板が捻じれているので右端が少し浮いてしまいました・・・ラブリコの棚受けだと木材と受けをビスで固定できないので、歪みがある場合の取り付けは調整しながらつけないといけないですね。

棚板が水平になっているか確認しながら残りの棚板を取り付けていきます。

妻の身長を考えると2段目3段目によく使う物を置きたいので、左側に調味料、右側にお茶葉を置けるように作ることにしました。

コップを洗うスポンジがいつも倒れてどうにかしたかったので、フックに引っ掛けてぶら下げて保管できるようにします。

1×4材の厚みが19mmなので、差し込むネジ部分が17mmの物を選んでいます。

 

 

フックが奥過ぎると流しに水が落ちないので、少し手前に取り付けることにしました。

残りの棚も同じようにラブリコで固定したら完成です。

賃貸物件の原状復帰にも対応できるキッチン棚完成!

高い位置には普段使うコーヒー器具を置いて、しゃがんで引き出しを開けて取り出すという無駄な動作をしなくてよくなりました。

下から2段目にはオーブンレンジの上で無造作に保管していたお茶葉を入れています。

お茶を入れる時、この位置で全て完結するのでかなり楽になりました。

コーン茶にジャスミン茶にウーロン茶にルイボスティー、残り個数も把握できていい感じです。

この収納棚は突っ張って固定しているだけなので、使わなくなったら取り外しが可能です。

重たい物を乗せないなら、2×4材ではなく1×4材の方がスッキリ見えて良いですね。

キッチンに収納スペースを作りたいなら1×4材ラブリコおすすめです。

マンションや集合住宅の現状復帰にも対応できるので、是非試してみてください。

※作業風景を動画にまとめています。

 

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