福岡で築40年を超える物件をセルフリノベーションしながら生活していたセーチ(diy___magazine)です。
関西の築50年戸建てをDIYして新居にするシリーズ。
今回は2階の書斎にPCが使える作業環境を作ります。
PCデスクを設置する場所
元々和室だった2階が、前回の壁紙貼り作業で洋室に生まれ変わりました
2階は寝室と書斎で使う予定で、画像右の部屋が書斎になります。
今回、右側の壁一面に作業環境を作りたいと思います。
PCデスクの天板に使う集成材
天板に使う板をホームセンターで購入してきました。(長さ4200mm、厚み25mm、幅600mmの集成材)
4200mmだと搬入できないので、長さ2500mmにカットして使います (値段は約9,000円です)
残り1700mmの集成材は、別の家具で使う予定。
当初はIKEAの脚を使うので、天板もIKEAのを使おうかなと考えていました。(2000mm×60mm×38mm 5,999円のテーブルトップ、ラグカプテン)
天板をヤスリ掛けしてワトコオイルで塗装する
ヤスリ掛け塗装をするので、床に養生しました。
まずは天板全体をヤスリ掛けします。
使うヤスリは#320
「ヤスリホルダー YH-75」にカットしたヤスリをセットします。
#320のヤスリは、粗め、中目、細めの中で細めの部類に入り、#320~#800の細めは、仕上げや表面磨きなどに使用されます。
表面全体を削ったら、角を落として手触りが良くなるよう仕上げます。
表面の木屑をウエスで拭き取ったら塗装の準備OKです。
「WATCOオイル ミディアムウォルナット 」で全体を塗装します。
壁、床、天井を同系色でまとめたので、家具は濃い色で仕上げて目立たせようと思います。
ダークウォルナットにするか悩みましたが、少し暗過ぎると思いミディアムウォルナットにしました。
ワトコオイルは主に亜麻仁油をベースとした木材専用の油性塗料、木の内部にゆっくり浸透し、湿度を保ちながら木の良さや美しさを引き出してくれます。
ウエス(布)で表面に残っている浸透しきれない塗料を拭き取り1時間程乾かします。
2回目は# 400の耐水ヤスリを使ってウエット研磨で仕上げます。
塗布量は一回目の1/3~1/4程度で薄く塗布
表面に残った塗料を完全に拭き取ったら裏面も同じように仕上げます。
乾燥するまで24時間以上必要なので、その間に脚になる棚を組み立てます。
使うのは、IKEAの「ALEX アレクス 67×66 キャスター付き」
30㎏以上あるのでめちゃくちゃ重いです。
IKEAに行くまでは、36×70 cmの1つ小さいサイズのALEXを購入するつもりでした
竹の脚をワトコオイルで塗装して36×70のALEXと合わせようと思っていましたが、36×70のALEXが在庫切れで入荷日も分からなかったので、案を変更し67×66のキャスター付きALEXを使う事にしました。
購入前は、オーク/突き板で作られたカールビー1860mm×650mm×38mm (19,900円)を使う案もありました。
これも良かったのですが、1860mmと長さが足りなかったので断念。
サイズと値段とデザインをいろいろと考えた結果、集成材と「67×66 ALEX」の組み合わせてになりました。
「67×66 ALEX」を使う案に変更した時は、IKEAの高さ調整できる脚を付ける予定でした。
仮置きしてみたらなんか違ったので、ALEXと同じ高さの四角い脚に変更することにしました。
ビスは付属していないので、25mmタッピングビスを用意。
距離を計り、下穴を開けて固定します。
天板より脚の奥行きの方が大きいので、少しはみ出してしまいまが、モニターアームを付ける時、壁から少し離さないといけないので
脚が壁側にはみ出てる分は問題ないと判断しました。
IKAE「アレクス」に2.5mmシナベニヤ板を貼ってアレンジDIY
このままでも良いのですが、色が強すぎるので、ALEXの扉に2.5mmのシナベニヤを貼ります。
600×900mmのシナベニヤ(800円)を扉サイズにカットして天板と同じ色に仕上げます。
厚さ2.5mmなので、カッターで簡単に切り分けられます。
切れ目で折り曲がるまで何回か刃を通すと、パカッと折れます。
天板と同じように、ワトコオイルのミディアムウォルナットを塗装。
側面は貼った時に見えるので塗ります。
ベニヤ板を1日置いて乾かしたら、「両面テープ 幅15mm 厚み0.1mm」の両面テープでシナベニヤを貼り付けます。
ボンドで固定しようと思ってましたが、貼った後に微妙だったら修正きかないと思い、まずは両面テープで貼ることにしました。
木目の雰囲気で向きを決めています。
1枚サイズが大きかったのでヤスリで調整しました。
壁の棚に合わせて天板をダークウォルナットに塗り直す
無印良品の壁に付けられる家具棚(ウォルナット)を取り付けたら、濃い色の方が部屋に合っていたので、天板を色の濃いダークウォルナットで上塗りします。
全体に塗料を塗り、耐水ヤスリで研磨したら
余った塗料を拭き取り1日置いて乾かします。
引き出しに貼ったベニヤ板もダークウォルナットで塗り直したら
ステンレス キャビネットハンドル「全長:127mm 直径:12mm」を引き出しに取り付けます。
(ハンドルはゴールドにしました。)
引き出しの引っ掛ける箇所は130mmだったので、一番近い127mmのハンドルを選んでいます。(もう少し大きくても良かったかなと思いました)
中心にくるようサイズを計り(右端から280mm、356mm)下穴を開けてハンドルを固定します。
引き出しの表と中の両方から下穴を開けたら
付属のネジを仮通しして(ベニヤ板が浮いたり、割れたりする可能性があるのでやった方がいいです。)
問題なければハンドルをネジで固定します。
残りの引き出しにもハンドルを取り付けたら完成です。
IKEAのALEXをアレンジして作った壁一面のPCデスク
書斎として使う淡い色でまとめた部屋にダークウォルナットの濃い家具が主張していて良い感じです。
ウォールナットに白い脚が合うか少し不安でしたが、引き出しのゴールドがアクセントになって綺麗にまとまりました。
奥行きはモニターアームを取り付けたので680mmになりました。
横幅を2500mmにしたので広々と使えます。
今回は部屋に合わせて2500mm幅で作りましたが、2000mm幅でも十分だと思うので、IKEAの天板とALEXで机を作ってみてください。
※作業風景を動画にまとめています。
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