ソファーベッド&小上がりを自作!リビングに段差を作ってくつろげる空間にDIY!

スポンサーリンク

リビングはオフィスのような雰囲気にセルフリノベーションしたので、ちょっと休憩したいなと思ったとき休まる場所がありませんでした。

腰を掛けれて寝そべれるようなスペースが欲しかったので「ソファーベッド」兼「小上がり」を作ることに。

小上がりは、カラーボックスを使う方法やすのこを使ってDIYする方法などがありますが、雰囲気がでないのでパレットを作って小上がりを作ることにしました。

小上がりといえば和室を思い浮かべますが、今回はソファーベッドも兼ねているので洋風で作っていきます。

ソファーベッド&小上がりのサイズを決めて木材を準備する

ソファーベッド&小上がりのサイズ決め

小上がりは畳やコンパネを敷いて床のような作りにするデザインがほとんどですが、我が家のリビングには合わないのでマットレスを敷くことにしました。

くつろげる空間にしたかったので、床は柔らかい方が良いかなとも思いました。

大きすぎると部屋が狭く見えるし、小さすぎると小上がりと呼べないし、サイズは相当悩みました。

悩んだ結果、椅子としても使えるようにしたかったのでマットレスのサイズに合わせて、「2600mm×970mm×450mm」にしました。

小上がりの高さは一般的に30㎝~40㎝が良いとされています。僕のデザインは45㎝ですが、マットレスの厚みを10㎝で想定しているので、少し沈んで40㎝になるようなイメージです。

ソファーベッド&小上がりを作る用の木材

準備した木材

  • 1×4材(970mm×19mm×90mm)28本
  • 1×4材(1300mm×19mm×90mm)6本
  • 角材(300mm×105mm×105mm)18本

角材のサイズは1×4材の幅90mmに合わせたかったですが、お世話になっているホームセンター「ハンズマン」がセールをしており500円で購入できたので、105mmにしました。

マットレスのサイズに合わせて作っているので970mmと、切りが悪い数字になっていますが、コンパネなどを使う場合は910mmなどでサイズを合わせると作りやすいです。

ソファーベッド&小上がりに使う木材をカットしてヤスリ掛け

角材は丸ノコだと刃が届かないのでホームセンターのカットサービスを利用しました。

1×4材は970mmと1300mmでサイズを合わせて補助線をいれていきます。

線を入れたら丸ノコでカットします。

天板にマットレスを敷くので、ヤスリ掛けは端のささくれを取る程度にしました。

ソファーベッド&小上がりの土台になるパレットを作る

手順①970mmの1×4材に角材を等間隔に取り付ける

前面を引き出しとして活用したいので、970mmの1×4材を縦に並べて等間隔に角材を取り付けます。

※前面にパレットの雰囲気を出したい人は、1300mmの1×4材を横に並べて角材を取り付けてください。

パレットサイズは長さ1400mm以下であれば、土台は3つで十分です。なので、合計9個の角材を使いパレット2個分の土台を準備します。

人が数人乗ることを想定しているので、乗った時に木鳴りが発生しないように、木鳴り防止効果のある「造作美人」というビスを使います。

 

今回は105mmの角材を使っているので、真ん中と左右で付け方を変えました。

手順②天板を取り付ける用の1×4材を固定

970mmの1×4材に角材を取り付けたら、今度は天板の土台となる1300mmの1×4材を横向きに取り付けます。

土台と一緒で真ん中の角材は真ん中に、端の角材には端に1×4材を取り付けます。

取り付けが完了したら天板を縦に敷き詰めます。

手順③ソファーベッド&小上がりの天板を固定する

970mmの1×4材を敷きます。

ここはコンパネを敷いても良かったのですが、マットレスをパレットに固定するので通気性を良くしたかったのでコンパネは使いませんでした。

複数人が乗っても大丈夫なくらいの強度が必要なので、天板には11枚の1×4材を敷き詰めます。

固定するときは指2本間隔を開けて固定しました。

等間隔に並べたら、全面に35mmのビスを打ち込みます。ここでも木鳴り防止の「造作美人」ビスです。

 

手順④厚さ10㎝のマットレスを敷く

マットレスはサイズと固さ選びに、かなり悩みました。

マットレスは、3つ折り4つ折り6つ折りとタイプ別に販売されていますが、全長が2600mmサイズのマットレスは売っていないので、3つ折りのうち2つを使う作戦にしました。

固さは、ソファーとして使うなら座った時に程よく沈む柔らかさが良いと思いますが、小上がりとして使うので、ある程度固くないと使いずらいと思い「220Nの高反発マットレス」を選びました。

 

※75N~110Nが「ふつう」、110N以上が「かため」と言われてます。

真空パック状態で届きますが、Amazonのレビューでマットレスが潰れたまま膨らまないというコメントもあったので心配でした。

端を破くと一気に空気が入って、みるみる大きくなっていきました。

ファスナーでマットレスが3分割されているので、1つを外してパレットの上に置きます。

これで、970mm×1300mm×450mmの小上がりが1つ完成です。

手順⑤同じ手順でもう一つ作る

同じ手順でパレットを作り、「マットレス」を準備して2つ並べれば「2600mm×970mm×450m」小上がりができます。

 

手順⑥パレットを塗装する

真ん中の脚1本で支えているようなデザインにしたかったのでパレットを黒と白で塗装します。

今回使ったペンキは「ニッペホームプロダクツ」様から商品提供していただいた『ペンキュア(黒)』と『STYLE DIYペンキ(白)』を使います。

 

 

カップ型なので、ハケをそのまま入れて使えるのはありがたいです。

STYLE DIYペンキは「マットフィニッシュ」に仕上がるので刷毛の跡や木目が見えなくなるので、個人的に好きなテイスト。

塗料は伸びが良いので、少量をハケに付けて塗りました。1回目の塗装は木目が浮き出ています。

2回目の仕上げて綺麗な艶が無くマットな仕上がりになりました。

匂いもなくカラーバリエーション・容量のラインナップも多いので、今後使用頻度が多くなりそうです。

ペンキュアはHAKE de PAINT という名前の通り、フタにハケがついている面白い商品です。

ハケが備え付けなので、ちょっと塗装しようという時に何も準備する必要がなく、すぐに塗れるのが嬉しいです。

今回は50mlの容量なので、ハケは少し小さめなので、大がかりの物を塗装するというより、小物やちょっと気になる部分を補修したい時なんかに最適な商品。

2個とも塗装が完了したら1時間ほど乾かして次の工程に移ります。

手順⑦マットレスにラグを取り付ける

パレットの上に10㎝のマットレスを敷いて、その上から「シャギーラグ」を重ねます。

初めの構想では、無印のシーツ系を敷こうかなと思っていたのですが、カウンターテーブルの下に敷いている黒いラグに合わせたのと、ラグであれば上からかぶせた時に、パレット部分を隠せるので見た目も良くなると思いラグにしました。

 

ラグの裏面に滑り止めが付いていますが、それだけでは心もとないので、タッカーでパレットに固定していきます。

ラグの毛足が35mmあるので、タッカーの刃を打っても全く見えなくなります。

端は折りたたむようにして固定。

本当は前面と同じ高さか、床スレスレで固定できれば良かったのですが、ラグのサイズ的にそんな長方形の物は存在していないので諦めました。

ソファーベッド&小上がりをセッティング

「シャギーラグ」を張り付けて完成したソファーベッド兼小上がりを窓際に並べました。

向きを変えてみたり、いろいろな組み合わを試してみましたが、なんか想像していたの違います・・・

思い切って設置場所を変えることに。

奇跡的にデスク前のスペースに綺麗に収まりました。

小上がり感を強く出すなら、脚元の隙間には木材で引き出しを作ればよいのですが、僕の部屋だと雰囲気が合わないので無印良品の収納ケースを入れます。

サイドテーブルとして使える「ドローアライン」と「キッチンワゴン」を持ってきました。

デスクが2画面のモニターアームを使っているので、アームの向きを変えるだけで画面をベストな位置に持ってこれました。

 

 

 

自作のソファーベッド&小上がり完成

真ん中の脚で支えているように見せたかったですが、なんか思っていた雰囲気にはならず、全部白で塗装しても良かったかもしれません。

脚元の無印良品の収納スペースはいい感じに収まってくれました。

腰掛けた時に膝が90度に曲がる位置にきました。土台とマットレスを合わせて、高さ45㎝になるように作ってベストサイズでした。

身長180㎝の僕で丁度いいので、僕より背が低い人は、土台の高さを5㎝くらい落とすか、マットレスの厚みを少なくした方が座りやすいと思います。

奥行きを97㎝で作ったので、余裕を持って座れます。

マットレスが高反発の220Nなので、体重67㎏の僕が乗っても沈みすぎることはなく、程よい弾力で居心地が良いです。

向きを変えると正方形よりになるので小上がりとして使う事ができます。

小上がりとして使うなら上に立つこともあるだろうと想定していたので、220Nの高反発にしたのですが、立ってみると少し沈みますがストレスなく歩くことができました。

通常はコチラ向きで使って、数人で使う場合は小上がりとして使うのも良いですね。

1個ずつバラして使う事もできるので、部屋の真ん中においても面白そうです。

※ソファベッド兼小上がりの作り方を動画でもまとめているので良かったら見てください。

今回作ったソファーベッド兼小上がりは、マットとラグの種類を変えるだけで別の雰囲気に仕上げることもできます。

マットやラグはニトリでも手に入るので比較的簡単に作ることができます。ぜひ自宅に合うサイズのものを作ってみてください。

スポンサーリンク