築40年の物件をセルフリノベーションしているセーチ(@DIY_se_chi)です。
前回の作業で床と天井の補修作業が終わりました。
ここまで大がかりな作業が多かったですが、今回から内装作業に入っていきます。
今回の記事では、部屋全面の壁紙を剥がし、柱と壁の補修を行います。
壁紙を剥がす前の壁と柱がむき出しの状況
前回の作業で床と天井を塞いだ状態です。
壁紙はおそらく10年くらい前の物で、このまま使うのは流石に汚いと思い全面剥がすことにしました。
押入れがあった場所の壁は板がむき出しになっており、このままでは使えないので板を張り付けようと思います。
部屋の中心にある2本の柱も釘やら石膏ボードやらでかなり傷んでみえるので、表面に板を張り付けて化粧をしようと思います。
天井と壁の古い壁紙を剥がす
壁紙は剥がすだけなので特に難しいことはありません。
壁紙の端からカッターを使ってペリペリと剥がしていきます。
合計18畳ある部屋なので、軽い作業と見ていましたが結構時間がかかります・・・
とにかく無心で剥がします。
端はコーキングされていて剥がれにくいので、カッターで切れ目を入れながら剥がしています。
かなりの量の壁紙です。ゴミ袋を6袋使いました。
部屋の中心にある柱を化粧する
壁紙を剥がし終わったら柱を化粧します。
この柱は塗装予定なので、塗装前に化粧する必要がありました。
幅10㎝、長さ2m、厚み12mmの板に柱の長さに合わせて印をつけます。
丸ノコを使ってカットしますが、カットの前に刃の出具合を確認して調整。
カット後に1枚ずつサイズを確認しながら合わせていきます。
2枚目以降も同じように作業を繰り返します。
4枚揃った所で貼り合わせたいと思います。
板を張る前に柱にボンドを塗りたくります。
下までボンドを塗ったら、端がズレないように貼り合わせます。
板が若干反っているので、ビスで固定しながら真っ直ぐになるように固定します。
反対側も同じように、ボンドを塗ってビス止め。
残り2面も貼り合わせようと思いましたが、ここで問題発生。
幅が足りず上の写真のようになってしまいます。
なので、別日に幅の合う木材を購入し貼り付けようと思います。
塗装前にシーラーを塗る
毎度お馴染みになってきました塗装前のシーラーで下地処理です。
DIYを始めた頃は、塗装すれば関係ないと思っていましたが、身をもって体験し下地処理の大切さを学びました。
何事も下準備というのは大切です。
木材が出ている部分は漏れないくシーラーを塗ります。
柱と壁の補修材を取り付ける
シーラーを塗って下地処理はある程度終えました。
塗装前に、残っている柱と押入れ跡の壁を補修します。
カット前に改めてサイズを確認。
合計4本同じ作業を繰り返します。
前回同様に、ビス止め前にボンドを塗ります。
端がズレないように手で押さえながら慎重にビス止めします。
ビス止め前の状態。微妙に隙間が空いています。
下から順番にビス止めしていくと、写真のように境目が分からないくらい綺麗になります。
これを同じように4面繰り替えします。
どの板も微妙に曲がっているので、ビスで固定して手で曲げながら取り付けます。
※詳しくは動画をご覧ください。
押入れ壁に5.5mmの板を取り付けます。
窓側の壁は少し工夫する予定で、ここだけ厚みが出ると施工に困るので5,5mmの薄さを選んでいます。
(通常であれば12mm厚のコンパネを取り付けます)
ビスで固定します。
上の部分はサイズを測ってカットした物を取り付けます。
2回はめてみましたがサイズが合わず微調整の繰り返しです。
3回目で綺麗にハマりました。
DIYで塗装前の下地処理!壁紙を剥がしにシーラー塗り、壁と柱の補修作業完了
押入れを解体してむき出しだった柱と壁を綺麗に補修し、天井と壁の壁紙を全て剥ぎ取りました。
木目部分はシーラーを塗っているので、塗装しても染み出てくることはありません。
今回の作業は壁紙を貼ったり塗装したりする前の下準備的な作業でしたが、完成した部屋の見栄えを左右する大事な工程です。
僕も初めは、重要とは思っておらず行き当たりばったりで塗装したりしていましたが、やはり全然違います。
※作業内容を動画にまとめているので良かったら見てください。
これで準備が整ったので、次回からいよいよ内装作業に入っていきます。
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