築40年の物件をセルフリノベーションしているセーチ(@DIY_se_chi)です。
前回の作業で部屋全面の壁紙を剥がし、柱と壁の補修をしました。
下地処理が全て終わったので、今回の作業は塗装と壁紙貼りをしていきます。
天井を白ペンキで塗装する
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隣の部屋で壁紙を貼る作業を経験し、天井の壁紙貼りの大変さを身をもって実感しました。
なので、この部屋の天井は塗装にして壁だけ壁紙を貼ることにしました。
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使うペンキは「ノボクリーン 艶消 」
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いつもはホームセンターでペンキを購入しますが、広い部屋を塗装する場合はコスパの良いノボクリーンを使います。
16kgで8,000円ほどなので、かなりお得です。
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天井を塗装する時は、ローラーの根本に伸縮する専用の棒を取り付けます。
脚立に乗って作業してもいいですが、この棒は1,000円もしないので買ってください。
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塗り始めは特に指定はなく、部屋の真ん中からコロコロとローラーを転がしながらゆっくりと塗装。
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勢いよく塗ると、水しぶきのようにペンキが飛び散るので注意が必要です。
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塗り始めはふやけたようになりますが
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乾くとピンっとなって綺麗に戻ります。
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塗り始めはローラーがフワフワして少し塗りずらいですが、6畳の天井を塗り終わったあたりには、ローラーも程よく固くなり塗りやすくなってきます。
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残りの天井も同じようひたすら塗ります。
1回目の塗装では完全に綺麗にはならないので、ある程度満遍なく濡れればOKです。
家の柱を白ペンキで塗装する
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部屋の真ん中にある柱2本。
押し入れを解体した時に残った柱を化粧したものです。
この柱も部屋に合わせて白で塗装してしまいます。
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ペンキは天井で塗った色と同じ「ノボクリーン 艶消」
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残しておいた鴨居も柱と一緒に塗装。
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木目部分の塗装は染み込みがいいのか、天井よりも一段階明るく見えます。
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築45年の物件ならではですが、壁の柱がむき出しになっています。
なので壁にある柱も同じように全面塗装します。
1回目の塗装が終わったらコーキングで穴を修復
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1回目の塗装が終わったら、柱に空いている穴がくっきりと目立ちます。
そこで「コーキング」を使って穴を綺麗に埋めて、真っ平な状態にしてあげます。
ジョイントコークは色が豊富で、塗装や壁の色に合わせて準備できるのが良いです。
どこのホームセンターでも購入でき、1個350円くらいなので塗料と合わせて準備すると良いですね。
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目立つ部分にジョイントコークを詰めて
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表面をなぞって平にします。
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ビス頭も目立ってしまうので、ビス頭の上にジョイントコークで蓋をするように埋めてしまいます。
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あちこちに画鋲やなにかしらの金具を刺した後があり、柱全体にジョイントコークを使いました。
翌日に2回目の塗装で重ね塗り
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1回目の塗装が完全に乾いたら、2回目の塗装を行います。
色の濃いペンキだとそこまで気になりませんが、白いペンキは1回目の塗装が乾くと薄くなり仕上がりが微妙な感じになります。
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※2回目を塗った所がはっきりわかるくらい色が違います。
なので、白いペンキを使う時は2~3回の重ね塗りは必須ですね。
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天井も2度塗り。
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塗った所の白色が濃くなり、壁紙を貼ったような仕上がりになってきました。
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木目部分はシーラーを塗っていても、やはり少しにじみが出るところもあります。
そういう箇所は、完全に白くなるまで3.4回重ね塗りします。
ひたすら同じ作業なので、塗装も結構大変な作業です。
壁にサンゲツSP2829(旧SP9502)の白い壁紙を貼る
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今回用意した壁紙はサンゲツの「SP2829(旧SP9502)」
用意したというよりは、この部屋の壁紙を貼っている時に白色が足りなくなり、焦って注文した物が残っていたので使う事にしました。
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本当は「SP2829(旧SP9502)」より少し明るい「SP9501」を使いたかったのですが、もったいないので・・・
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左端から順番に貼ります。
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前回の壁紙貼りで容量を掴んでいたので、かなりスムーズに作業が進みました。
※壁紙の貼り方は下記記事でまとめています。
DIYでもできる壁紙の貼り方!築45年の古い壁紙を貼り直す。#8
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前回は綺麗な部屋が無いなかでの作業でしたが、今回は綺麗な部屋で壁紙を広げれるので楽ですね。
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壁紙を貼った所が見違えるほど綺麗になっていきます。
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壁紙を貼る時、一番注意しないといけないのが「カッターの刃」
壁紙を切っているとノリが付いて切れにくくなってきます。
このまま無理やりカットしようとすると、壁紙を巻き込むような形で破いてしまうので、こまめに刃は折るようにしてください。
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壁紙を貼った後は濡れたスポンジやタオルでしっかり後処理。
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拭き取ったノリです。
ノリが乾くと黄色くなって綺麗に仕上げた壁が悲惨なことになるので、壁紙を貼ったあとのひと手間を惜しまずにやってください。
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コンセント位置の壁紙を貼る場合も注意が必要です。
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コンセントカバーで覆うので、ある程度隠せますが大きく切り過ぎると後ろの壁がむき出しになってしまいます。
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なので、コンセント位置をくり抜く場合は大きくし過ぎず
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※コンセントを通したら、空気を抜いて完成です。
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エアコンの管を通す穴がある壁も気にせず上から貼りつけてしまいます。
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貼ったとに縦横クロスするようにカッターで切れ目を入れます。
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切れ目を入れた壁紙は内側に押し込むんでしまいます。
専用のエアコンカバーがあるので、後でこの穴にハメればエアコン取り付ける時に使用できます。
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18畳の部屋なので、壁だけ貼る作業でもなかなか大変です。
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綺麗に拭き取ったら壁紙貼りの完成です。
※今回の作業風景を動画にまとめているので良かったら見てください。
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