DIYで白いホワイトウッドの床にする!フロアタイルの貼り方(手順)を解説#14

フロアタイルの貼り方手順

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築40年の物件をセルフリノベーションしているセーチ(@DIY_se_chi)です。

前回の作業は壁紙貼りと天井塗装でした。床以外を白にしたのでだいぶ印象も替わり清潔感がでてきています。

今回は床の工程です。床も白にする予定だったので以前使ったことのあるホワイトウッドのフロアタイルを用紙しました。

順番に工程を説明していきます。

DIYで床に白いフロアタイルを貼る前に掃除

フロアタイルを貼る前に、今までの作業で溜まった汚れを掃除します。

まずは箒で大きい目のゴミを片付けます。

その後にクイックルワイパーを使って乾拭き。

雑巾などで拭いても良いですが、面積が広いのでクイックルワイパーを使いました。

押入れを壊したり、壁紙を剥いだりして細かいホコリが溜まっていますね。

少し拭いただけで真っ黒です。

乾拭きが終わった後はウェットタイプで水拭きをします。

乾拭きでは取り切れなかったホコリなどを、綺麗に吸着してくれて拭いた所が綺麗になっているのが分かります。

フロアタイルを貼る前に掃除をしておかないと、後々フロアタイルが浮いてきてしまうので、このひと手間が大事です。

DIYで白いホワイトウッドの床にする!フロアタイルの貼り方(手順)

フロアタイルの貼り方を手順通りに説明していきます。

手順①フロアタイルを貼る前に部屋の縦・横の長さを測る

フロアタイルを貼る前に、部屋の縦・横の長さを測ります。

長さを測ることで部屋の中心が割り出せます。

住宅は綺麗な正方形になっているわけでは無いので、フロアタイルを貼る時は壁際からではなく、部屋の中心を起点に貼っていく必要があるんです。

※部屋の端から貼って大変な経験をしたことがあります。

手順②フロアタイルを貼る前に部屋に中心線を引く

中心点が分かったら、真っ直ぐに線を引きます。

定規で引いても良いのですが、今回は「チョークライン」を使って線を引きました。

※フロアタイルを貼る時は少しでもズレてしまうと、ちょっとずつ歪んできて大変なことになるので、真っ直ぐ線を引けるチョークラインを使いました。

 

 

「チョークライン」「墨つぼ」は、真っ直ぐに線を引く道具です。

チョークラインは粉を使うタイプ、墨つぼは墨を使うタイプで、素人にはチョークラインがお勧め。

墨を使うタイプは線を引いてしまうとやり直しができませんが、チョークラインは粉なので万が一失敗してもやり直しができるので安心です。

チョークラインに「入れる粉」は別売りなので、合わせて準備してください。

 

 

チョークラインの先端に付いている「カイコ」という貼りを床に挿しこみ、反対側に紐を伸ばします。

ひもを伸ばして張ったら、指先でつまんで引き上げます。

指先を離すと、紐が勢いよく床に跳ね返り、その時に紐に付いているチョーク粉が床に線を引いてくれるという仕組みです。

※詳しくは動画をご覧ください。

本来は縦線も引くのですが、今回は床の木目があったので片方だけ引きました。

手順③ホワイトウッドのフロアタイルを中心線から壁まで仮置き

いろいろな道具を使ってみたいので、いつもは使ったことのない素材を探すのですが、白い床材って殆ど無いんですね・・・

サンプルで「サンゲツ」や「東リ」の白っぽい床材を取り寄せましたが、白というよりマーブルに近い感じで雰囲気が違います。

結局、以前使った「ホワイトウッドのフロアタイル」を使う事にしました。

 

中心線に沿ってフロアタイルを仮置き。

端の隙間が細くなり過ぎないようにチェックします。

この場合は、キリが良い所まで全体を動かして調整します。

手順④ホワイトウッドのフロアタイル貼る前に接着剤を塗る

シールタイプなので本来は必要ありませんが、以前の使った部屋のフロアタイルが浮いてきていたので、予防の為に使う事にしました。

東リの「エコロイヤルセメント」は18㎏で5,000円を切る価格。コスパ最強の接着剤です。

 

部屋半分に接着剤を塗るのですが、フロアタイルは貼るのに時間がかかるので乾いてしまわないか心配でした。

※杞憂に終わります・・・

手順⑤接着剤を乾かしたらフロアタイルを中心線から貼る

20分ほど乾かしたので、フロアタイルを中心線に沿って貼っていきます。

数枚貼ってみましたが、少し早かったのか接着剤がニュルっと出てきて作業が進みません。

フロアタイルに乗って貼り進めようとしても、フロアタイルがズレてしまい大変な状態になってしまいました・・・

さらに、本来フロアタイルは横向き一列ずつ貼っていかないといけないのですが、中心点が柱の間にあったので縦に向きに貼った事で少しずつ歪んでしまうという事に気づき、一部端まで貼ることにしました。

接着剤が乾いていない状態だと作業が進められないので、さらに30分ほど時間を置いて作業開始。

接着剤が完全に固まった状態だと、ニュルっと隙間から出てくることもなく軽快に作業を進めることができました。

貼り合わせた時に出てくる接着剤は、このまま放置すると汚れで黒くなってしまうので水で濡らしたスポンジなどで拭き取ります。

今回は霧吹きとスポンジを用意して都度都度拭き取りました。

手順⑤フロアタイルにカッターで切れ目を入れて長さ調整する

フロアタイルは貼っていくと、部屋の端の方は微妙に隙間が空いてしまいます。※床貼りは、こういうものなので失敗ではないです。

フロアタイルはカッターで切れ目をを入れれば簡単に折れます。

※フロアタイルは固いので、2回ほど刃を通すと良いです。

長さに合わせて都度都度調整するので、この作業がめちゃくち時間かかります。

1日かけてなんとか半分貼り終えました。

日が落ちて手元が見えなくなってきたので、翌日に持ち越しです。

手順⑥残りの部屋半分にフロアタイルを貼る

前日と同じ作業ですが、接着剤を乾かす時間が1時間半ほといると分かったので、午前中に接着剤を塗っておいて午後から貼る作業にします。

当初は接着剤が乾きすぎると引っ付かないと心配していましたが、乾いた方が粘着力が強くなり、一度貼り付けると簡単には剥がれません。

なので、慎重に隙間が空かないようにフロアタイルを貼り合わせていきます。

残りはキッチン前。この時点で夕方に差し掛かっており、ギリギリ貼り終えるかなという状況です。

接着剤は乾かす時間が必要ですが、塗り過ぎても時間内に終わらない可能性もあるので、初めて貼る方は調整しながらやってください。

手順⑦部屋の周りにフロアタイルをカットして貼る

結局昨日貼り終わらず、細かい部分は翌日に持ち越しました。

奥は12㎝でも手前は13㎝だったりと、部屋の端は微妙にサイズが変わるので細かくサイズを測って切れ目を入れます。

カットサイズが大きすぎると入りませんし、小さすぎると隙間が空いて目立つので端の作業はほんと大変。

窓付近などは、微妙に柱が出っ張たりしているので、そこの部分だけ細かくカットしたりもします。

窓際の微妙に余っている部分に貼っています。

今回は一回で綺麗にハマりましたが、サイズが大きすぎてはいらないこともあります。

その時はカッターの刃で少しずつ削ってはハメてみての繰り返しです。

最後に床下収納部分を貼ったら、ホワイトウッドのフロアタイル貼りは完成です。

DIYでも貼れる!白いホワイトウッドのフロアタイル床が完成!

ホワイトウッドのフロアタイルを貼る前の床です。

茶色のフローリングが少し部屋のトーンを暗くしている気がしていました。

ホワイトウッドのフロアタイルを貼り終えた部屋です。

18畳の部屋に216枚のフロアタイルを隙間なく綺麗に貼ることができました。

クッションフロアよりフローリングに近いので高級感がありますね。

値段はクッションフロアの倍以上しますが、それだけの価値があります。

部屋一面が明るくなり清潔感がありますね。

※今回の作業風景を動画にまとめているので良かったら見てください。

今回は18畳の部屋だったので時間がかかりましたが、6~8畳の部屋であれば1日で作業できます。

ホワイトウッドのフロアタイルは6畳用や7.2畳用など細かく販売されているので、自分の部屋のサイズに合わせて準備してください。

木目の感じを残しつつ、これだけ綺麗な白い床材は他には無いので、白い床にしたい方はホワイトウッドのフロアタイルがお勧めです!

 

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