福岡で祖父母が住んでいた空き家をセルフリノベーションしているセーチです。
2020年の1月末からUR関西の団地をDIYしています。
※前回の記事はコチラ 【UR関西・団地DIY】#5 和室にウォールグリーンを作る。
【UR関西・団地DIY】シリーズ#6は和室とキッチンにクッションフロアを貼る作業です。
では早速内容をお伝えします。
クッションフロアを貼る前に床の掃除
ホコリや小さなゴミがあるとクッションフロアを貼った時に凹っとなってしまうので、クッションフロアを貼る前に床の掃除をします。
これまでの作業で床に細かい木屑が落ちているので入念に掃除しました。
キッチンと和室の段差を小さくする
普通なら敷居を境界にキッチンと和室、別々にクッションフロアを貼ります。
クッションフロアが敷居の色に近かったり、塗装で同じような色にできる場合は別々に貼った方が良いと思います。
今回はグレー調のクッションフロアを用意したので、敷居が残るとそこだけ目立ってしまうので敷居を跨いでクッションフロアを貼ることにしました。
現状の段差はこのくらいあります。
この場合、キッチン側にベニヤ板を敷いて和室の高さに合わせるのが王道です。
しかし今回のDIYは「初心者でも簡単にできる」というのがオーダーなので多少の段差はご愛嬌ということで、そのまま貼ることにしました。
少しでも段差を小さくする為、被せていた化粧敷居を剥がしました。
剥がした後はこのくらいの段差。
さっきよりは段差が小さくなりましたね。
これくらいなら多少浮くくらいで済みそうです。
クッションフロアを仮置き
20mのクッションフロアを用意しました。
めちゃくちゃ重い・・・
白を基調とした部屋にしたかったので、白よりのグレー?グレーよりの白?を用意しました。
部屋全体に木材を使うデザインなので、クッションフロアも木目調にしています。
早速クッションフロアを広げて仮置きしようと思いましたが、重すぎて転がせません・・・
送料をケチって20mにまとめたのが失敗でした。
部屋のサイズより少し長めにカットします。
端は最後に切りおとすので、この段階ではザクザクっと切っていきます。
1列敷いた感じです。
なかなかいい雰囲気ですね。
畳に直接敷くと、どんな感触になるか不安でしたが床に貼った時と殆ど差はないですね。
※畳の上のクッションフロアを敷く場合、薄いベニヤ板を敷いて施工するのが主流ですが、今回は「初心者でも簡単に」なので直接貼ります。
他の列も同じようにザクザク切って敷き詰めてみます。
全体に敷いた雰囲気。
畳が消えてキッチンと一つながりになると綺麗ですね。
これでクッションフロアの準備は整ったので床に貼り付けていきたいと思います。
クッションフロアを貼る前に畳に防カビシートを貼る
畳にクッションフロアを貼る作業が初めてなので、防カビシートを一度使ってみようと思い用意しました。
畳にクッションフロアを施工するとカビが生えるじゃないか!!と声を上げる方が多いように見受けられます。
いろいろ調べてみると防カビシートを敷いててもカビが生える部屋は生えるし、防カビシートを敷かなくてもカビが生えない部屋は生えないという事が分かりました。
防カビシートが重要ではなく、部屋の湿度管理の方が大事みたいです。
※一応防カビシートは敷きますが・・・
防カビシートを並べたらタッカーを使って畳に固定します。
※タッカーだとちょっと力が加わると破けるので両面テープで貼り付けた方が良いかもです。
両面テープを使ってクッションフロアを貼る
クッションフロアは接着剤を使って貼る方法もあります。(僕は今まで接着剤を使って貼ってきました)
接着剤を床一面に伸ばして使うので粘着力が強く安心できますが、なかなかの作業量です。
しかも今回は畳の上に直接貼り付けるので接着剤は使えません。
接着剤が使えないので東リのクッションフロア用両面テープを使って貼ることにしました。
部屋の壁際とそこから45㎝毎に間隔を開けて両面テープを貼っていきます。(クッションフロア幅が約180㎝なので45㎝間隔にしています)
両面テープを貼り終えたら、クッションフロアを半分めくり両面テープを剥がします。
なるべく空気が入らないよう、手前から奥に押すように敷いていきます。
壁際は角の部分をはっきりさせた方が綺麗にカットできるので、指の関節を使って ギュッ と押し込みます
ぴったりカッターという初心者向けのアイテムがあれば簡単にカットできるのですが
今回は無いので、カッターと地ベラを使ってカットします。(この作業が難しいんです・・・)
僕のレベルだとこんな感じです。
この微妙な隙間を隠す為に巾木(はばき)という物を貼るのですが、押入れ部分は家具を設置する予定なのでこのままにしておきます。
ガサガサガサ・・・
クッションフロアの上を歩くとすごく違和感を感じます・・・
防カビシートが原因なのか、接着剤と同じように施工したのがダメだったのか、ゴワゴワします。
このまま作業を進めてもいいのか悩みました・・・
このあとの作業スケジュールのことも考え、このまま貼り進めることにしました。
防カビシートが浮いてるからゴワゴワしてるのでは?と思い、なるべくピタッとなるように貼り直します。
コチラ側も同じように45㎝間隔で両面テープを貼ります。
僕は縦方向にテープを貼っていますが、横向きで貼っても大丈夫です。
クッションフロアの端は木目が微妙な幅で残っています。
この木目部分を重ねてカッターでカットすると木目が綺麗に揃うようになっています。
(この作業が難しいと思う方はカットせずにそのまま端を合わせて貼ってもOKです)
木目の線に沿って地ベラを当て、カッターで切れ目を入れます。
カッターが細く上手く切れ目が入ってませんでした・・・切る場合は大きめのカッターが必要ですね。
これなら木目を揃えずそのまま繋ぎ合わせれば良かったと後悔しています。
キッチン側は凹凸が多いので、予め大枠の形を切り抜いておきます。
そこからさらに余った部分をザックリとカットします。
コチラ側は木目を揃えず、そのまま貼り付けることにしました。
接着剤だと多少ズレても動かせますが、両面テープだと全く動かせないので難しい・・・
しかも空気が入ってしまうと押し出しても抜けない・・・両面テープの作業は簡単だと思ってましたが、まさかの展開に天を仰ぎます。
この後のスケジュールを考えると、やり直すのは最後に回して兎に角最後まで作業を進めます。
窓際部分はサッシカバーを外して上から被せ整えます。
ビスを打ち込んで固定。
最後に切れ端を片付けたら作業終了です。
クッションフロアを貼り終わった部屋
和室とキッチンの境界が無くなったことで統一感がでてかなり広く感じますね。
手前側に空気が入っているのがわかります・・・
ここは全作業が終わった後に時間を作ってやり直したいです。
今回の作業時間は7時間でした。
※作業風景を動画にまとめているので良かったら見てください。
【UR関西・団地DIY】では「DIYに興味がある方・自分の空間を作りたい方 」に向けて配信しています。
DIYにどれくらいの時間や費用が掛かるかを、動画と記事にして公開するので是非お楽しみ下さい。
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