福岡で祖父母が住んでいた空き家をセルフリノベーションしているセーチです。
2020年の1月末からUR関西の団地をDIYしています。
※前回の記事はコチラ 【UR関西・団地DIY】#7#8 玄関の雰囲気をガラッと変える。
【UR関西・団地DIY】シリーズ#9はキッチン扉に板を貼りレンジフードに壁紙シールを貼る作業です。
実は直前までどうするか決まってませんでしたが部屋の雰囲気を見て板を貼ることにしました。
では早速内容をお伝えします。
キッチン扉に直接貼る板を塗装
使用する木材は「桐」、国産材の中で最も軽量な木です。
強度が求められる箇所では不向きな「桐」ですが、水や熱を通しにくいという性質を持っています。
今回はキッチン扉に直接貼るだけなので強度は必要なく、軽くて腐りずらい桐はベストな素材だと思い選びました。
ワトコオイルのミディアムウォルナットで薄く塗装しています。
全ての板に塗装が終わったら数時間置いて乾かします。
乾いてくると少しずつ色が薄くなってくるので手で触って大丈夫かなという所まできたら
オールドウッドワックスのチューダーオークを重ね塗りをします。
これも色が濃くなり過ぎないように薄く塗ります。
全ての板に塗り終わったら塗装は終了です。
キッチン扉のサイズに合わせて板をカット
ホームセンターで販売している桐は、軽くて薄いのでノコギリで簡単に切ることができます。
雰囲気を確かめる為、キッチン扉の上段サイズに合わせて数枚カットします。
板を貼るとこんな感じに。
いい雰囲気になりそうですね。
下段のキッチン扉も縦に貼って合わせようと思いましたが、扉が37㎝なので横幅が1㎝余ってしまいます・・・
※木材はだいたい3の倍数で用意されていることが多いです。
幅6㎝と9㎝の板を用意していたので、組み合わせてみたり横にしてみたりと色々ためしました。
すぐに良い案が思いつかないので、一晩考えて明日決めようと思います。
両面テープを使ってキッチン扉に直接板を貼る
キッチン扉に直接貼るには、接着剤か両面テープを使う事になりますが剥がした後も使えるように両面テープで固定します。
使う両面テープは0.1mm厚で粘着力性能が優秀なアクリル系。
両面テープには、ゴム系やシリコン系など色々種類があります。
素材や厚みによって粘着力はもちろん、耐寒性・耐熱性なども違ってくるそうです。
正直、引っ付けば何でも良いよと思わなくもないですが、こうやって道具の機能を知っていくのもDIYの醍醐味ですね。
内側の扉は板の厚みで引っかかってしまい開きません・・・
カンナで引っかかってる部分を削ります。
今までカンナを使うのは難しいと思い敬遠してましたが、擦るだけで簡単に削れるので便利だなと思いました。
削った板を扉に当てて開いてみると上手く開きました。
もう片方の扉も同じように削ります。
削った後はヤスリで表面を整えます。
角を取るように削った板はこんな感じです。
削り過ぎると困るので、ちょっとずつ削って、開くかどうか確認しての繰り返しでした。
削った部分を塗装して扉に貼りました。
両扉とも引っ掛かりなくスムーズに開閉できます。
下段のキッチン扉は縦と横を組み合わせて貼ることにしました。
右下の引き出し部分は横向きで貼ります。
キッチリ詰めて貼りたかったのですが、微妙に余ってしまうので違和感ないように少しだけ隙間を開けて貼ることにしました。
他の箇所も同じように数ミリ隙間を開けて貼っていきます。
左下のキッチン扉は縦に貼る予定でしたが横に貼った部分がカッコイイので、縦に貼るか横に貼るか悩んでいます。
横に貼ることにしました。
扉が引っ掛からないか確認しながら貼り進めます。
横向きのデザインが気に入ったので、縦に貼っていたシンク下の板を外してやり直します。
右扉の取っ手に合わせて隙間を開け貼り進めます。
下段のキッチン扉には6mm幅の板を貼っていますが、一番下は幅が合わないので9mm幅の板を細くカットして仕上げます。
レンジフードに黒い壁紙シールを貼る
不燃材料のカッティングシートをレンジフードに貼ります。
シールタイプなので簡単に貼れるかなと思っていましたが、空気が入るのでなかなか難しい・・・
裏のシールを少しめくって天井付近を固定し、少しずつめくりながら空気を押し出します。
失敗しても何度もやり直しができるので、そこまで神経質にならなくても大丈夫です。
1枚のシールで全体を覆う方が綺麗に仕上がりますが、レンジフードの形は特殊なので全体を覆うのは難しいです。
なので細かくパーツに分けて貼っていきます。
良く見たら貼り合わせ部分が分かるので、ちぐはぐした感じに見えますが全然許容範囲だと思います。
壁際の余った部分をカッターで綺麗に整えたらレンジフードにカッティングシートを貼る作業は終了です。
完成後のキッチン
木と黒と白タイルが良いバランスで、料理を作るのが楽しくなりそうなキッチンにできました。
下のキッチン扉は横向き、上のキッチン扉は縦向きと、向きが違っても大丈夫か?と心配でしたが逆に際立って良いですね。
扉交換しなくても桐板を貼るだけで、ここまで雰囲気を変えれるならまた同じように作りたいなと思いました。
今回の作業時間は約1日半、次回は照明とキッチン横に棚を作る作業です。
※作業風景を動画にまとめているので良かったら見てください。
【UR関西・団地DIY】では「DIYに興味がある方・自分の空間を作りたい方 」に向けて配信しています。
DIYにどれくらいの時間や費用が掛かるかを、動画と記事にして公開するので是非お楽しみ下さい。
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