福岡で祖父母が住んでいた空き家をセルフリノベーションしているセーチです。
2020年の1月末からUR関西の団地をDIYしています。
※前回の記事はコチラ 【UR関西・団地DIY】#3 和室を白に塗装する。
【UR関西・団地DIY】シリーズ#4は和室の壁一面に木を貼る作業です。
では早速作業した内容をお伝えします。
DIYに必要な資材の買い出し
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今回の団地DIYで一番心配だったのが資材の買い出し。
いつも資材が足りない場合、近所のホームセンターに買いに行くというやり方でした。
今回は一気に搬入できる日が1日しかないので、追加で買いに行くという事ができません・・・
団地DIYの施工期間は3週間、全期間の資材を1日でまとめて購入しないといけない緊張感。
全工程の資材なので木材だけで100枚以上あってめちゃくちゃ大変でした・・・
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今回は足りない分を買い足すということができないので、少し多めに資材を用意しました。
部屋まで搬入のお手伝いをして頂きました。
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和室に置く机用に4mの集成材を購入しましたが、搬入できなかったので3mにカットして運びます。
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3mでも階段を上るのにギリギリでした・・・
壁用の板に塗装して雰囲気を確認
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和室の壁に貼る板に色を付けていきます。
木材によって色の濃さが変わるので、今回購入した木材に塗ってみて色を確認しておきます。
※翌日UR-DIY部の方々が手伝いに来てくれるので事前に色と大きさを確認しています。
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壁が濃いと部屋のイメージが違ってくるので、なるべく薄く薄く塗るようにしています。
※ブライワックスのクリアを塗った後にオールドウッドワックスのチューダーオークを重ね塗りしています。
壁に貼る木を準備
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DIY工房で卓上丸ノコを発見。
これがあれば一度にたくさんの木をカットできます。
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今回使う木材は「杉AD P加工 10×85×2000」です。
この木を60㎝の長さにカットしていきます。
事前に60㎝の位置に印をつけているので、レーザーを合わせてカットします。
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端を合わせてサイズがズレないように調整。
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これをひたすら繰り返します。
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約200枚に切り分けました。
壁一面に貼る木を塗装
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UR-DIY部の皆さんに今回は手伝っていただきました。
(UR-DIY部はH25年に発足したUR西日本支社の若手職員を中心に結成された部で部員は総勢44名。何か自分達で新たなプロジェクトをやりたい時に会社と相談して、月に1日程度業務時間内に活動が出来るそうです。)
まずは皆でブライワックスのクリアを塗っていきます。
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1人でやると塗装だけでカットと塗装だけで1日が終わってしまいますが、5人でやるとめちゃくちゃ速いですね。
この後、オールドウッドワックスのチューダーオークを重ね塗りして乾かします。
壁一面に木を貼る
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休憩に行っている間に、作業のイメージを持ってもらえるよう数列貼っておきます。
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ボンドを木の裏に塗って壁の下から積み上げるように貼ります。
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木目が重ならないように列ごとにズラして貼っています。
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木が反っているのかと思いましたが、どうやら壁が微妙に湾曲しています・・・
壁の裏に間柱があるのですが、間柱を中心に壁が奥に湾曲しているので、その部分だけ木が浮いてきます。
原因が分かったので、浮きがひどい所は半分の大きさにカットして貼り直します。
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60㎝の板だけだと見た目が微妙だったので、貼っていた板を数列だけ剥がしやり直すことにしました。
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壁上段の板をそのまま使うか隠すか考え中。
始めは残すプランでしたが、少し重ねれば綺麗に隠れるので隠すことにしました。
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この部分はボンドで引っ付けることができないのでビス止めをします。
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最後の一列は、壁の場所によって大きさが異なるので微調整しながら貼りました。
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元押し入れの部分の壁にも木を貼っていますが、細かい部分は木を少しずつ切りながら貼り付けます。
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こういう場所やコンセント周りなんかが一番時間がかかりますし大変です。
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全て貼り終えた壁をチェック。
微妙に浮いている所があるのでビス止めしていきます。
(今回は木ビスを使用していますが、ボードアンカーの使用を推奨します。また、下がコンクリートの場合はビス止めはできないので注意が必要です。)
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20mmのビスを使用。
1ヵ所固定でもいいですが、2ヵ所固定した方が見た目がいいかなと思い上下2ヵ所固定しました。
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浮いている所を探してはビス止めの繰り返し。
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前面から見ると浮いているかは分からないのです。
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一通りビス止めが終わったら壁一面に木を貼る作業は終了です。
壁一面に木を貼った和室
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畳が残り和室感がありますがカッコいいです。
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板によって色の付き具合が違うのも良いですね。
大きさをバラバラにしたことでどこを見ても飽きない壁になりました。
今回の作業時間は1日半でした。
※作業風景を動画にまとめるのでよかったら見てください。
【UR関西・団地DIY】では「DIYに興味がある方・自分の空間を作りたい方 」に向けて配信しています。
DIYにどれくらいの時間や費用が掛かるかを、動画と記事にして公開するので是非お楽しみ下さい。
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