築40年を超える2件の物件をセルフリノベーションしながら生活しているセーチ(@DIY_se_chi)です。
実家が所有してるマンションの1室をセルフリノベーションして、家族で使えるようにするまでの作業内容をお伝えする【中古マンションDIY】シリーズ。
前回、お風呂を解体する所まで作業を終えました。
#9は解体した部材の廃棄と洗面台の解体です。
早速作業内容をお話します。
解体したお風呂とキッチンの廃棄
解体したキッチンとお風呂の部材でリビングキッチンスペースが雑多な状態だったの、一度廃棄することにしました。
軽トラに詰める量が限られているので、廃棄できるタイミングで適宜捨てるようにしています。
お風呂の材料は兎に角重い・・・
1つ1つ運びますが、2.3往復するだけで疲れます。
お風呂の床部分は重くて持てないので、グライダーを使って切断します。
バッテリータイプのディスクグラインダーを購入したのですが、バッテリーが合わなかったのでコード式タイプを使います。
半分に切断すれば持てると思い、真ん中あたりに刃を通しますがカバーが当たって上手く切断できません。
なので裏側から刃を通すことにしました。
裏側も格子状になっているので綺麗に刃は通りませんが、部分部分に切れ目をいれます。
最後は逆側に力を加えればパキっと折れました。
丸ノコの刃はそこまで消耗しないので、今まで刃をあまり気にしていませんでしたが
ディスクグラインダーの刃は消耗が激しいですね。
画像左側が今回使った刃です。
右側の新品刃と比較すると半分くらいの大きさまで消耗しています。
グラインダーの刃は色々な種類が用意されており、用途に応じて使い分けるので多めに持っておくと良いかもですね。
キッチンの天板は鉄として処理するので剥がします。
その他の可燃物はまとめて処分しに行きました。
解体が終われば床や壁の作業に移るので、このタイミングで残しておいた畳12枚も捨てました。
(天井を作る時に使えるかと思っていましたが脚立でいいなと思い捨てることに)
合計4往復で2日掛かる大仕事でした。(合計約8万円)
よくある市販の洗面台を外す
片付けが一段落したので、洗面所の解体に移ります。
洗面台はよくある既製品の洗面化粧台です。
この洗面化粧台も30年使われたと思うと、しっかりした造りだなと思います。
洗面所の解体するには邪魔なので、まずは洗面化粧台の解体から始めます。
このタイプは、洗面鏡と洗面台が別々に取り付けられています。
まずは簡単に外せる洗面鏡から外します。
型番にもよりますが、壁に固定してるビスが数カ所あるので外します。
(今回は電球の横に2ヵ所ありました)
古い洗面鏡の場合、照明の電源を横側から取ってる事が多いです。
比較的新しいタイプの洗面鏡であれば、鏡の裏側にコンセントが隠してあるので外すタイミングでコンセントを抜いてください。
新しく洗面化粧台を取り付ける時にコンセント位置は変更したいですね。
洗面台の解体は配管を触ることになるので事前によく調べてください。
まずは玄関付近にある元栓を閉めて水がでないようにします。
蛇口をひねって水が出なければ作業開始です。
S字配管はナットで固定されているの手で回して引き抜きます。
よく見ると洗面台の奥側にビスが2ヵ所あります。
壁に固定されているようなので、このビスも外しておきます。(固定されている箇所は取り付けた人によって違うのでその場の判断になります)
次にモンキーレンチを使って給水管を外します。
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右側の給水管の下部分は外れませんでしたが、右側の給水管は根本から外れました。
このまま使えはしますが、次取り付けるタイプの洗面台にもよるので今回は処分します。
右側の直管が外れれば、洗面台をそのまま取り外しできたのですが今回は無理そうです。
しょうがないので、そこのベニヤ板を一部ノコギリで破り上に引き抜くように取り外しました。
今回は床から給水してるタイプの洗面台でしたが、画像でもあるように背面から給水するタイプもあります。
基本的には同じ手順で対応できるので、DIYで行う場合は慎重に作業を進めて下さい。
最後に残った直管はパイプレンチを使って外します。
※作業風景を動画にまとめています
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