築30年「中古マンション」を200万円でフルリノベーション!作業内容と費用を公開!

スポンサーリンク

築40年を超える2件の物件をセルフリノベーションしながら生活しているセーチ(@DIY_se_chi)です。

2020年の6月から始めた築30年のマンションのセルフリノベーション。

2021年の2月頭に完成したので内容と費用共に公開します。

中古マンション購入を検討している方、リノベーションを検討している方などの参考になれば嬉しいです。

 

無料見積もりはコチラ → 『たった30秒でリフォームの無料見積もりサービス

無料なので検討している方は一度見積もりを取ってみてください。

セルフリノベーションを始める前の部屋

DIYする中古マンション間取り

リノベ前の間取り図です。

和室が2部屋ある3LDKの家族用マンションでした。

6畳リビングと6畳キッチンで細長い部屋になっています。

廊下や和室に比べてリビングキッチンは1段低い作りになっていました。

工程①スケルトン状態まで解体、廃棄費用は8万円

間取りを1LDKに変更、水回りを全て新品に交換するのでスケルトン状態まで解体しました。

石膏ボード、木材、鉄類は分別して廃棄しています。

廃棄費用は約8万円でした。

工程②防音壁施工は7万円

 

元々コンクリートに直接壁紙を貼っていたので、壁を付加して防音施工しました。

グラスウールに防音シートに石膏ボードと重ね張りをしてコンセントも増設しています。

工程③天井防音壁施工は10万円

今回のリノベの中で1番きつかった作業。

和室だった天井は受けが無いので、まずは石膏ボードが固定できるように木材を追加する所から始めました。

その後、グラスウールを入れ遮音シートを貼り、更にグラスウールを入れて最後に石膏ボードで天井にしました。

工程が多くグラスウールが高いので10万円掛かりました。

工程④断熱床施工は10万円

元々この部屋はコンクリートに直接クッションフロアが重ね張りされていて、廊下や和室に比べて1段低くなっていました。

今回、段差を無くしたいという点と多少の遮音性を得られる「二重床工法」を採用し施工しました。

根太をコンクリートに打ち込み、断熱材を敷き詰めたらコンパネを全面に貼りフラットな床を作りました。

工程⑤間壁作りは1万円

広い1Rも良かったのですが、寝室は区切っておきたいので間仕切り壁を作り24畳のリビングキッチンと6畳寝室に分けました。

本当は、ここにガラスタイプの開閉式スライドドアを設置したかったのですが、費用が高かった点と家具が置きづらくなると思い壁にしました。

ガラスタイプの開閉式スライドドアの場合20万程度の費用が掛かりますが、この方法であれば1万円程度で壁がつくれるので浮いた費用は家具にまわしました。

工程⑥フローリング貼りは20万円

フローリングを注文する前にサンプルを取り寄せて、実際の雰囲気を確認しました。

ラシッサDフロアの「メープル」と1段階濃い「ライトメープル」で悩みましたが、家具や壁紙の雰囲気から床は薄い色の方がいいだろうと思いメープルにしました。

光が当たると影になり、すこし暗く見えるので明るいメープル柄を選んで良かったなと思いました。

工程⑦建具取り付けは20万円

家具の搬入などを考えて、リビングキッチンの入り口は親子ドアにしました。

購入したのは、NODAの「モードコレクト」シリーズ D1A-1709K51A。

廊下には窓がないので、電気をつけてない状態でも光が入るよう透光部があるドアを選んでいます。

寝室、洗面所、トイレはサイズをオーダーする必要があったので、同じシリーズで注文したら全部で20万円掛かりました。

工程⑧壁紙貼りは6万円

使うのはグレーの石目柄が特徴の「FE6208」です。(サンゲツ)

数種類の壁紙サンプルから、薄過ぎず濃過ぎない色で気に入ったのでFE6208にしました。

通常の壁紙より厚みがあるので少し値段はしますが、いい仕上がりになりました。

工程⑨クリナップのシステムキッチン「ラクエラ」の取り付けは42万円

 

もともとタイルだったキッチン壁は全面キッチンパネルに変更し、横幅2100mmだったキッチンを2400mmにサイズを大きくしています。

光沢のある石柄の板がカッコいいですね。

排気口の関係で換気扇が上棚より下がっている状態ですが、土台にキッチンパネルを貼って上棚と高さを合わせて取り付けても良かったなと思いました。

工程⑪エコカラット壁施工は17万円

 

並べて貼るだけだと思ってましたが、微妙にズレるだけで隙間が目立つのでかなり難しかったです。

これは業者に任せるのも頷けます。施工に丸2日掛かりました。

今回巾木無しで施工しましたが、巾木ありのパターンもあるので好みですね。

工程⑫廊下と玄関周りは3万円

玄関からリビングキッチンは同じ空間にしたかったので、壁紙・フローリング・ドア・照明を全て同じ物で統一しました。

解体時に元あった靴箱は廃棄したので、この小スペースにダボレールと集成材を使って靴箱を作りました。

靴が増えたり、来客が増える予定があれば、棚数を増やして対応したいと思います。

玄関の上がり框(かまち)は、メーカー価格で1万円くらいの値段になるので、桧木を使って作りました。

工程⑬お風呂と洗面化粧台とトイレ取り付けは50万円

  

排管の関係上、お風呂やトイレの位置とサイズを変更できなかったので、水回りはこだわり過ぎず選びました。

特に洗面台は安く、アウトレット品だったので4万円程度で購入できました。

それでもやはり新品の製品が付くと新築のように見えますね。

工程⑭照明やスイッチコンセント回り取り付けは10万円

 

設置しているダウンライトが白なので、ダクトレールも白にするか悩みましたが、家具で黒アイアンを使う予定なので黒を設置しました。

エコカラット側にはビーム式のライトを設置して壁を照らしています。

照明類で7万円、スイッチコンセント類で3万円。

スイッチコンセントは、こだわると倍以上するので妥協したポイントです。

工程⑮6畳寝室の床や壁などの取り付けは6万円

本当はこのフローリングをリビングキッチンに使おうと思っていたのですが、思ったより色が濃く広い面積に貼ると暗く見えるのではと思い辞めました。

6畳の寝室くらいであれば暗さも気にならず、落ち着いた雰囲気の床になるんじゃないかと思い使っています。

寝室のクローゼットは、生活感ある物を置かないという点と、そこまで収納する物がないので扉を付けづにこの形にしています。(扉代が高かったというのと、後付けもできるの無しでいきました)

築30年中古マンションをセルフリノベーションした部屋が完成

    

リビングキッチンは24畳と広々使えて、グレーの壁紙にエコカラット壁が高級感あり、過ごしてみたいなと思います。

エコカラットや防音施工にラクエラキッチンなど、この建材と作業内容であれば1000万円は超えるであろう費用を、合計約200万円のリノベーションになりました。

※全ての作業風景を30分程度の動画にまとめています

キッチン以外の水回りは妥協しながらも、全体費用の半分を占めているので、リノベーションで水回りを新調すると最低でもこれくらいお金がかかるんだなと分かりました。

お風呂以外は自分で設置したので抑えれていますが、全て依頼すると+50万円60万円はしてると思います。

今回使用した建材は、新築を建てる際に使われる物ばかりなので、中古マンション購入を検討している方、リノベーションを検討している方の参考になると思います。

実はこれを使おうと思っていた話や、この時こんなことを考えていた話などは出版した『日々をつくる』を通してまとめました

【書籍情報】

日々をつくる』5月31日発売予定、2021年4月30日(金)からAmazonで予約開始

 

無料見積もりはコチラ → 『たった30秒でリフォームの無料見積もりサービス

無料なので検討している方は一度見積もりを取ってみてください。

 

スポンサーリンク