築40年を超える2件の物件をセルフリノベーションしながら生活しているセーチ(@DIY_se_chi)です。
実家が所有してるマンションの1室をセルフリノベーションして、家族で使えるようにするまでの作業内容をお伝えする【中古マンションDIY】シリーズ。
前回、キッチンを解体しリビングキッチンの解体作業を終えました。
#7はお風呂場を解体をする作業です。
早速作業内容をお話します。
「ユニットバス」のお風呂か確認する
お風呂は、オーダーメイドで作られる「在来浴室」か、パーツごとに組み立てて作る「ユニットバス」のどちらかで作られています。
在来浴室は戸建ての家などに多くみられますが、マンションなどの間取りが一緒の建物はパーツ毎に組み立てるユニットバスが多いと思います。
この部屋のお風呂は組み立てられた「ユニットバス」タイプでした。
どこから解体していいのか分からなかったので、全体の造りを確認してみます。
外側はネジで固定されている部分と、内側からネジが付きだしている構造だったので、天井部分を確認。
天井は真ん中にビスがあるだけでした。
(お風呂場の天井裏には配線や換気扇ダクトでかなり狭いです。)
廊下側の壁を解体
今の状況だと廊下側の造りが把握できないので、石膏ボード壁を解体します。
石膏ボードはまた後日改めて廃棄しないといけないですね。
ユニットバスタイプのお風呂をDIYで解体
ユニットバスタイプのお風呂は、床に壁を立てて、その上から天井で蓋をするような作りでした。
なので、解体は逆の手順で天井から外していきます。
天井を外す時、上に押し出すように外しますが換気扇があると持ち上がらないので、先に外しておきます。
換気扇は蓋を開けるとビスで固定されている箇所が見えるので緩めて外しました。
※ビスを外しても爪が引っかかるような造りだったので、爪を外すようにはずしました。
換気扇を外したら、配線を処理して天井裏のダクトをズラしておきます。
ダクトは新しくお風呂を作る時に使うので傷つけないよう慎重に扱います。※(換気扇に付いていた電気配線も分かるように処理)
お風呂の内側からビスを緩める
廊下側から見たお風呂の外側です。
内側から突き抜けるようにビスが固定されています。
最初はどうやってビスを固定したんだろうと疑問に思っていましたが、固定位置的にパッキン部分だったのでバールでパッキンを引き剥がしてみました。
剥がしてみるとパッキン裏にはビスが細かく固定されていました。
意外と簡単に固定されているんだなと思いつつ、ビスを全部外していきます。
ビスを外して天井を押してみるとパカッと外れるように持ち上がりました。
お風呂の入り口部分はビスが見当たらず、持ち上げてもビクともしません。
天井裏から覗いてみると下向きに3ヵ所ビスで固定されていました。
ビスを外すと入口部分の天井も外れました。
お風呂場の周りは壁があったので、柱が残っています。
天井を撤去する時、柱が残っていると取り出すことができないので柱を解体します。
※廊下側の柱はそのまま使う予定なので傷つけないようにしています。
この位置にお風呂の天井をズラして落とす感じで取り出そうと思います。
お風呂場の中から天井を少しずつ押し出します。
ギリギリのサイズで作られているので、壁に引っかかってなかなか取り出せず大変でした。
外側から見るとこんな感じ。
このまま押し出すこともできましたが、一度この段階で止めて外側から慎重に降ろします。
固定されているビスを外して取り出すだけなので簡単な作業に見えますが、かなり重量があるのでキツイです。
天井を解体したら次は側面の壁を解体します。
天井が無くなったので上の部分はすごい揺れて簡単に外せそうです。
ただ、下の部分は床にガッチリ固定されていてビクともしません。
さらに外側の給水管もビクともしないので、これも一緒に解体しないといけないみたいです。
給水管は内側の蛇口を外したら緩まるのかなと思っていますが、ちょっと怖いので色々調べてから次回試したいと思います。
※作業風景を動画にまとめています
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