福岡で築40年を超える物件をセルフリノベーションしながら生活していたセーチ(diy___magazine)です。
関西の築50年戸建てをDIYして新居にするシリーズ。
今回はバスルームと部屋を区切るドアを作ります。
引き戸の位置に壁を作る
洗面所とお風呂に入る入り口を作る為、もともと引き戸があった場所に壁とドアを作ります。
本当は天井付近までのドアを付けたかったのですが、エアコン設置の兼ね合いもあり、既存の高さに合わせてドアを設置する事にしました。
柱には、27mm×90mmの木材を使い、入り口の高さに合わせてカットします。
引き戸の幅が約90mmなので、幅の広い木材を選んでいます。
65mmのビスを左右からクロスするように打ち込んで固定します。
発注しているドアの横幅が812mmなので、少し余裕をもたせて818mmの位置に柱を取り付けます。
(広い分にはベニヤ板を入れて調整できるので、気持ち広めの方が良いと思います。)
上下の距離が一致しているか再確認したら、こちらも65mmのビスで固定。
このままでは石膏ボードを固定するできないので、上下と真ん中にも木材を追加で固定します。
9.5mmの石膏ボードを当てて、貼り合わせ面が合うか確認します。
右側の柱の位置が少し出っ張ってしまうので、左側に4mmのベニヤ板を追加して調整。
これで下地は完成です。
ドアを取り付ける時に微調整が必要なので、このタイミングでは石膏ボードは貼らず、このままにしておきます。
片開きドア ハピアU4 TH 「大建工業」を取り付ける
片開きドア ハピアU4 TH 「大建工業」を取り付けます。
近くのコーナンプロで、高さと横幅を指定して発注しました。
当初はスライドドアを取り付けようと思っていましたが、コンセントの位置などを考えると開き戸の方が使い易いと思いコチラにしました。
ガラス付きの方が、光が入って良いかなとも思いましたが、脱衣所やトイレが見えてしまうので、ガラスが入っていないタイプのドアを選んでいます。
余裕を持たせて発注したのに入りません・・・
ドア枠じゃなくてドアのサイズを何回も確認してきたので、おかしいなと思ってたんですが、指定サイズより1㎝くらいずれてます。
もしかしてドアのサイズも違うのではと思い、サイズを確認。
ドアのサイズは大丈夫でした。
ドア枠の下部分をカットしても問題ないか確認。
下をカットしても蝶番の位置に影響はでないので、入り口にハマるように調整します。
ほんのちょっとの違いで取り付けできなくなるので、ドアやキッチンなどの発注する時はいつも大丈夫かとドキドキします。
ピッタリはまりました、これでドア枠を固定できます。
サイズ合わせが終わったら枠を付属のビスで固定します。
傾けながらだと入りましたが、傾けれないこの形だと入りません・・・
あと少しだけ削りたいのでカンナで微調整
2mmほど削ったら綺麗にはまりました。
柱とドア枠の間に数mm隙間があるので、薄いベニヤ板を入れて隙間を埋めます。
隙間に入れるベニヤ板が決まったらレーザー墨出し器で真っ直ぐになっているか確認しながら固定します。
さしがねで左右の幅があっているかも確認。これを下から上まで同じ幅に合わせながら固定します。
2.5mmのベニヤ板を入れて
付属のビスでドア枠に固定。
反対側も同じように計りながら固定します。
付属の蝶番。
それぞれ固定する位置が印字されているので、指定箇所に取り付けます。
ドア枠には支える方が固定
ドアには差し込む方を固定します。
ドア枠が正確に固定できていれば、このタイミングで綺麗にドアがしまります。
(少しでも傾いているとドアが枠に当たって閉まりません・・・)
ドアは締まりましたが左上の隙間が狭く微妙に歪んでいます。
少しくらいのゆがみであれば、蝶番のネジでドアの傾きを調整できるので、隙間が均一になるよう調整しました。
ドアストッパーをサイズに合わせてカットし取り付けます。
(ゴムが付いている面があるので、そちらをドア側にくるよう取り付けます。)
取っ手と鍵を取り付け
開閉と鍵のチェックが終わったらドアの設置は完了です。
※作業風景を動画にまとめているので良かったら見てください。
今回のドアはシンプルなデザインなので、追々DIYで変化を出していきたいと思っています。
次回は仕上げパテなどの下処理をします
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