福岡で築40年を超える物件をセルフリノベーションしながら生活していたセーチ(diy___magazine)です。
関西の築50年戸建てをDIYして新居にするシリーズ。
今回は壁一面にIKEAの家具(IVAR/イーヴァル)を使って棚を作ります。
リビングが6畳しかないのでテーブルが置けない
ある程度リビングが広ければ、ダイニングテーブルやテレビを置いてソファや棚を置いてなど考えれますが、この家のリビングは6畳。
しかもリビング横にはでっかい冷蔵庫があるので、家具の設置に制限があります。
リノベ当初は、隠しテーブルや移動できる棚など、いろいろと考えていましたが上手くまとまりません。
収納力があり、見た目も良く、テーブルの機能も兼ね備え、なおかつスペースを取らない家具で探してたどり着いたのがIKEAの「IVAR(イーヴァル)」でした。
IKEAのIVARを壁一面に設置する
IVAR/イーヴァル のサイズは高さ226㎝と179㎝の2種類あり、さらに奥行き50㎝と30㎝の2種類から選べます。
キッチンに置くIVARはレンジを置けるように奥行き50㎝タイプを設置しました。
冷蔵庫側は高さ226㎝でキッチン流し横は圧迫感がでないように179㎝の高さで作ります。
リビング側の壁に設置するには、梁を跨がないといけないのでイーヴァル上段の固定されている木をカットします。
リビングの天井高さが220㎝なので、壁ギリギリまで設置できるように220㎝にカットしています。
カットした面はヤスリで整え
アンティークワックス ラスティックパイン「ターナー色彩」で全体を塗装します。
色を濃くしたくないので、スポンジに軽くワックスを付け薄く伸ばすように塗っています。
右が塗装済みのIVAR。 ほんのり色が濃くなり良い感じです。
塗装が終わったら壁に設置。
設置する前に床側に傷が付かないようにフェルトを貼りました。
(IKEAに専用のカバーが売っていたので面倒な方はそれを付けてください)
準備していた棚板も全部塗装。
この時点でワックスの底が見え半分くらい消費しました。
棚板の側面に、IVARに固定する棒が収納されているので取り出します。
背面に別売りの金具を付けてIVARが横揺れしないよう固定します。
この時に真っ直ぐなっているか水平器を使って確認しながら固定してください。
背面に固定する金具は、固定位置が決まってないので自分で下穴を開けて付属のビスで固定します。
ピッタリ収まると思って購入したのですが、IVARの柱の厚みを考慮してなかったのでテーブルが入りません・・・
あと 2㎝ 部屋が大きければピッタリだったのですが・・・
入らないので、ここに設置するのは諦めて反対側の壁に移動させます。
置くものが決まってないので、棚はだいたいの位置で設置。
カチッと音がするまで結構な力を入れないと入りませんでした。
真ん中の棚に折り畳み収納できるテーブルを取り付けます。
今回の目玉になる家具です。
押入れの下段に収納する方法やキッチン側に収納する方法なども検討しましたが、IKEAのIVARが一番まとまりそうでした。
部屋のテーマが北欧なので木材を塗装できるIVARはベストな家具だと思いました。
テーブルの枠組みが完成したらテーブルを固定し棚に設置します。
1人で正確に固定位置に設置するのは難しいので、脚立を補助替わりにして取り付けます。
棚に取り付けた固定金具とテーブルの下にある固定金具が同じ位置にくるように位置を合わせます。
テーブルが勢いよく開かないように両端に金具を取り付けたら完成です。
※作業風景を動画にまとめています。
壁一面にIKEAの折り畳みテーブル付き収納棚(IVAR)を設置
テーブル付き収納棚を壁一面に取り付け終わりました。
キッチンからリビングまで同じデザインなので統一感ありますね。
キッチン横は奥行き50㎝でレンジを置いても余裕でした。
流し横は物を隠せるようにラタンの棚を取り付けています。
椅子はIVARのデザインに合うようラタンを使ったデザインの物を購入。
折り畳みタイプなので使わない時は収納しておく予定です。
IVARの上段はIKEAの間接照明を取り付ける予定で、今は取りあえず棚に置いてある状態にしています。
棚板は最低限の枚数しか準備していないので少し物足りない感。
追加で購入し、もう少し物を飾れるようにしようと思います。
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