福岡と大阪の自宅をセルフリノベーションしながら2拠点生活しているセーチ(@DIY_se_chi)です。
子育てをキッカケに築20年の中古戸建てを購入。
築20年の中古一戸建てをDIYして築50年越えの家から住み替えるシリーズです。
#11はシステムキッチン「GRAFTEKT」メルクリオの設置までの作業をまとめます
キッチンを取り付ける前の準備
取り付けるキッチンは「GRAFTEKT」のメルクリオ。
高級キッチンメーカー「キッチンハウス(kitchenhouse)」のセカンドラインです。
せっかく取り付けるならということで、今回はかなり良いキッチンを設置することにしました。
キッチンハウスと同じ素材を使用、プランをある程度パッケージ化することでコストを抑えている点が強みです。
取り付けは「グラフテクト(GRAFTEKT)」専門の業者がおこなうので、それまでに天井照明や下処理をすませておきます。
キッチンパネルはアイカ工業の「セラールセレント」サンドリバーペール
今回はキッチンパネルにも拘りました。
使用するのはアイカ工業の「セラールセレント」シリーズ。
セラールセレントは大理石や金属など天然素材の質感を再現、木工用超硬刃を使えばカットが可能なシリーズ。
その中の「CFN10296ZN、石目 サンドリバーペール 3×8」を選びました。
メラミン不燃化粧板なので、キッチン、トイレ、洗面所など水回りでの使用に適しています。
コーキングもアイカ工業製。
パネルの色に合わせた物が用意されています。
色の濃さが心配でしたが、思ってた以上に柔らかい印象。
キッチン全面に貼ったので圧巻の仕上がりです。
通常は模様が縦向きになるよう貼りますが、コの字型のキッチンだったので奥行きがでるよう横向きにしました。
キッチンパネルにもいろいろなデザインがあり少し値段を追加するだけで印象が変わるのでおすすめです。
キッチンは「グラフテクト」メルクリオを取り付ける
「GRAFTEKT」の中にも数種類プランがあり、我が家に採用したのは壁付けL型キッチン。
排水管の関係と間取りの関係で壁付以外選択肢がありませんでしたが、カップボードをL型キッチンに繋げるように設置してもらうことで、コの形になるようにしました。
色はメルクリオとフォルテベトンで迷いました。
実物を見にショールームに行ってメルクリオにしました。
メルクリオは鉄の塊のようで高級感があって良いです。
引き出しの中にはオプションで付けられる滑り止めマットを付けました。
引き出しや取っ手もオプションで変更できます。
食洗器はミーレではなく乾燥機が付いているボッシュにしました。
L型部分の繋ぎ目は特殊な形で固定されているのでズレることはありません。
表面は線が入りますが段差はなく全く気になりません。
ガスコンロは変更なしで通常タイプを設置。
換気扇やガスコンロは追加のオプションを付ければガラストップ等に変更できますが、金額面などを考えるとそこまで変更しなくていいと思いました。
水栓はオプションで変更、浄水器付きタイプを選んでいます。
浄水器交換が高いという話をみましたが、市販の浄水器を設置しても差ほど値段が変わらなかったので、見た目がいい備え付けにしました。
コーナー部分は全て収納できるようになっています。
L型にするとこの部分の収納が増えるのが嬉しいポイント。調味料の在庫などはここに入れておけますね。
とにかく収納が多いので使い勝手が良さそうです。
カップボードの左側はキッチンに繋げたので使えません。
ここを使えなくしてでも天板を繋げた方が一体感がでてカッコいいと思ったので問題ありません。
キッチンとカップボードの間は130㎝、引き出しを両方出しても余裕があります。
冷蔵庫スペースは80㎝、壁を作る位置が決まっていたので、これ以上の横幅は取れませんでした。
グラフテクトは工事費込みの値段で販売されていて、グラフテクトの設置はグラフテクトと提携している専門業者のみ工事ができます。
なので個人で購入することができません。
今回はお風呂やトイレの設置を依頼した水回り業者に取り扱えるか依頼をしました。
設置以外の作業は地場の業者がおこなう形になるので、排管や配水管の工事は水回り業者に任せて、グラフテクトの設置までに対応してもらいました。
いろいろ話を聞くと中古住宅に設置することはあまりないそうで、さらにカップボードの一部を使えなくして設置する人は初めてだったそうです。
使うのはもう少し先になりますが設置したグラフテクトを見るだけでも選んで良かったと思えます。
今のキッチンは2100mmと小さいサイズで収納もないので、なんとか物が収まるように限られた物のみを置いています。
この家はカップボードにパントリーもあるので、新しいお皿や家電等も好きなだけ置くことができそうです。
早く引っ越して、このキッチンで料理をしたいですね。
グラフテクトキッチンに合わせて床や壁の内装材を選ぶ
キッチンが濃い色なので内装材はキッチンに合わせて暗くなり過ぎないよう慎重に選びます。
1階で使用するフロアタイルを3種類用意(洗面所とトイレは真ん中のデザイン)。
サンゲツのモルテストーン「IS2031A」
トイレや洗面所と違い、広いリビングキッチンで使うと暗くなり過ぎないか心配だったので別種類と比較することにしました。
一番手前は東リの「PST3054」
一番奥はサンゲツの「IS-2073」
微妙に柄や質感が違うので壁紙とも合わせなかがら最終的に決めます。
良いと思って取り寄せた壁紙は思っていたより暗かったので無しになりました。
白すぎるのは無しに、微妙な色や柄の違いを見比べています。
その後もサンプルを取り寄せ、ようやく希望の柄と色が見つかりました。
※ここまでの作業を動画にまとめています。
次回は壁紙を貼る作業です。