福岡と大阪の自宅をセルフリノベーションしながら2拠点生活しているセーチ(@DIY_se_chi)です。
子育てをキッカケに築20年の中古戸建てを購入。
築20年の中古一戸建てをDIYして築50年越えの家から住み替えるシリーズです。
前回、家具が届いたので1階の掃除と家具紹介をしました。
#25は2階の仕事部屋にIKEAのカラックスを使って作業PCデスクを作ります
PCデスクをDIYする前にサイズを測る

仕事部屋の広さは、奥行き350cm 横幅250cmの6畳です。
部屋に入ると奥に長い感じになっています。

ドア横の壁は185cm、この部屋のサイズに机と棚を設置して作業環境を整えます。
ホームセンターで天板に使う集成材を購入

ホームセンターに行って天板に使う大きな集成材を購入してきました。
壁一面のデスクを作りたいですが、長い集成材は大きくても奥行きが60cmしかありません。(奥行60cm、幅400cm)
モニターの位置はなるべく遠くに置きたいので、メインデスクの奥行きは80cmは欲しいです。
なので、メインデスクは厚み25mmの1820mm×910mmの修正材を使います。
メインのPCデスク以外に、書類などを置くテーブルを横に作ってL字型にしたかったので、同じサイズの天板を2枚買いました。

サイドのサブデスクがなんか違います・・・サイドの天板は奥行きがあった方がいいと思っていましたが、ちょっと奥に深すぎる。
長さが182cmというのもちょっと短く感じます、210cmの奥行き60cmにすればよかったです。
最初の予定を変更して、築50年の家で使っている天板を再利用し、全体のレイアウトを変更することにしました。
奥行80cmのL字型デスクにするために天板をカットして塗装

91cmある天板の奥行きを80cmにカットしています。

L字型に接する部分は91cmのまま残し、ちょっと変わった形にカットしました。

カットが終わったので、塗装する前に120番のヤスリで表面を研磨します。

塗装はいつも通り「北三」の亜麻仁油を主成分とした木材専用塗料「ワトコオイル」 200ml(ダークウォルナット)を使います。

ワトコオイルは2度塗り仕上げが基本、1回目の塗装が終わったら乾かして2度塗りします。

2時間ほど置いて2度塗り、耐水ヤスリ800番で仕上げ研磨をします。

艶が出ていい感じに仕上がりました。
余分なオイルを拭き取って仕上げます。
1日おいて完全に乾かしたら天板は完成です。
L字型メインデスクは電動昇降脚を取り付ける

天板を乾かしている間に電動昇降脚を組み立てます。
デスク天板のサイズが「182cm 80cm」と大きいので、このサイズに対応した電動昇降脚を探しました。
値段と相談しながら見つけたのが「ERGOMAKER 電動昇降脚」です。
(デュアルモーター 耐荷重80kg 奥行57cm 幅170cm 高さ120cm)

天板サイズ、横幅100~200cm、奥行60~100cmまで対応で、両脚にモーターが付いているデュアルタイプ。

シングルモーターだと価格は安いですが、重たい天板にモニター2つを乗せると動きが心配だったので、デュアルモーターを選びました。(数千円の違い)

角度をつけてカットした位置に、昇降デスクのリモコンを取り付けます。

左右対称な位置に天板を固定、付属の結束バンドでコードを収納します。
これで取り付け完了です。
L字型デスクの脚はIKEA「カラックス」に差し込んで代用する

注文していたIKEAのカラックスが届きました。(重たいので配送してもらいました)
IKEAサイトで注文すれば2,000円ちょっとで配送してくれるので、大きい製品を購入する時はネットの方が良いです。

IKEA「KALLAX」 カラックス、シェルフユニット, ホワイト, 182×182 cm(5 x 5 キューブ)
カラックスの色は3色あり、ホワイト以外にブラックブラウン、ホワイトステインオークがあります。

普通に使うならホワイトステインオークが使いやすそうですが、今回は天板にダークウォルナットを使っているのでシンプルに白を選びました。
ブラックブラウンでもよかったのですが、付属製品が白に合わせた物が多く、追加でカスタマイズしようと思うと白の方がやりやすそうだったので白にしました。

こちらは4×4のカラックス。
4×3と悩みましたが天板を支える用途も兼ねているので、この大きさを選びました。
これをメインデスクの横に差し込みます。

築50年の家で使っているデスク天板を運びます。

家が近いので徒歩で搬入。

カラックスの下から2段目の棚を脚がわりにしたいので、使っていた天板を差し込むめるようにカット。

カラックスの棚板(2cm)に合わせて切りかきます。

片側のカットが終わったので差し込んでみます。
左側はピッタリ入ったので、今度は右側のカラックスに合わせてカットします

先に左側を差し込んでからでないと、右側のカラックスに差し込めないのでドア側のカラックスをずらしながら設置しています。

反対側の差し込み口もカット。

少し幅が狭かったようで入らなかったので、削り直しました。

奥行き60cmの天板がカラックスにピッタリ入りました。

デスクの一般的なサイズは「70cm」、身長が165~170cm前後の人に合わせた高さが多いです。
今回は高さが74.5cmになり、ちょっと高い位置に天板がきますが身長180cmの人の最適な天板の高さは75cmなので、私にはピッタリサイズです。
PCデスクと書類作業ができる、理想の形になりました。
次はカラックスの専用パーツを何種類か設置します。
カラックスに入れるオプションパーツを組み立てる

KALLAX カラックス インサート 棚板1枚付き, ホワイト, 33×33 cm。

HARVMATTA ハルヴマッタ 引き出し式レタートレイ, チャコール。

インサート 2段引き出し。

引き出しの雰囲気を変えたかったので「ナオスタックシート」を貼ります。

ほんのりベージュの石目柄がいい感じです。

棚が全部白なので、使うオプションパーツに色をつけてアクセントにしようと思いました。

TAHITICA 静音掛け時計
サイズ:直径30cm 本体重量:約1.44kg
文字盤材質:コンクリート 針材質:メタル
IKEAのカラックスを使ったL字型のPCデスク環境をセットアップ

モニター類を移動させてデスク環境を整えます。
昇降デスクを上げた時、出窓にスレスレになるよう設計しています。

遅した状態だとこんな感じです。

Fenge 卓上モニター台を追加。天板MDF板1080*235mm 厚さ18mm
本体重量:約7.2kg 最大耐荷重:50kg

これで仕事部屋デスク作りの完成です
IKEA「カラックス」を脚に使ったL字型のPCデスクが完成!

書類のサインや整理をする時、PCデスクを毎回片付けるのが嫌だったので、メインデスクにプラスして奥行き60cmの天板を壁一面に設置したL字型PCデスクにしました。
当初想定していたデザインと変わりましたが、結果的にこちらに変更して良かったと思います。

ここを斜めにカットし、天板の高さを合わせることでL字型デスクに見えるよう仕上げました。

奥行80cmもあるのでモニターをセットしても天板に余裕があります。
今まで奥行き60cmの天板で仕事をしていたので、奥行80cmもあるとモニターとの距離が丁度よく長時間集中できそうです。

椅子をもう一脚おけば妻と二人で作業できるデザインです。
カラックスに書類や雑多な物を収納できるので、部屋としても使いやすくなりました。
※ここまでの作業風景を動画にまとめています。
IKEAのカラックスで作る作業デスク、カラックスの向きや位置を変えれば、いろいろなパターンで作れるので是非試してみてください。