2018年8月から5,6年は空き家になっている、築40年の祖父母の持ち家で幼少期に住んでいた2世帯住宅木造一軒家に住むことになりました。
物件はホコリっぽく、長年使われていない状態というのが一目で分かります。
そんな状態の家に住みながらセルフリノベーションしていきたいと思います。
セルフリノベーション前の状態
2世帯住宅の1階部分の間取りです。
初めてのDIYなので、施工にどのくらい期間がかかるか分かりませんが、なるべく早くまともな生活に移行できるように1ヵ所ずつリフォームを進めていく予定です。
全面砂壁の玄関
触るとポロポロと砂が落ちてくる年期を感じる古い玄関。
パッと見でわかるように暗いです。
お客様が来た時に、薄暗い玄関だと出迎えずらいので早めにリノベしたい場所です。
8畳の和室
窓が1ヵ所しかない祖母が使っていた和室。
昔は着物などが置いてあった部屋で、畳の色の違いを見るとタンスを置いていた部屋が懐かしいです。
タイル張りの古いトイレ
トイレ内装は古いですが、手すりを付けた際に便器は一度入れ替えたようです。
壁・床がピンクのタイル張りで扉は木が傷んで変色しているので、落ち着いた雰囲気に変えたいと思います。
玄関右の和室と縁側
この部屋は、正月などに机を並べて親戚一同でご飯を食べていた場所。
全体的に比較的綺麗な状態で保たれていました。
床の間なども綺麗に残っているので、この部屋は和室のまま残したいと考えてます。
15畳のリビング
5.6年住まないだけでかなり痛みます。
壁を見ると全体的にシミがあったりするので壁紙は全部張り替える必要があるのかなと思っています。
床は軋む部分があるので、様子をみて張り替えるつもりです。
リビングの天井は昭和風の特殊な形をしていますね。
どうやってやり変えるか分からないのでそのまま使おうと思います。
10畳のキッチン
幼少期の頃は普通に使っていましたが、キッチンはかなり年期を感じます。
最近の物件でタイル張りの壁はなかなか見ることないですよね。ちょっとこのままの状態では使いづらいので、水回り以外すべてやり直したいと思います。
奥に見える棚は180㎝の僕でも何が置いてあるのか高すぎて見えないので取り壊します。
リビング側から見るキッチン
身長180㎝だと、リビングからキッチンに行くときに屈まないと頭をぶつけてしまいます。
古い家だと入口が狭いので少しでも生活しやすくなるように、壁と敷居を取り壊して広い1Rにしようと思います。
まずは生活基盤になる1階のリビング・キッチンから取り掛かります。
荒れ果てた庭も同時進行で手入れする
玄関までの道と庭の現状です。
祖母が華道の教室を開いており、昔は花などもたくさん育てて綺麗に手入れされていましたが、いまは木々が伸び放題でとてもは入れるような場所ではありません。
この量だと1日2日では終わりそうにないので、家のリフォームと同時進行で庭の手入れも進めていきたいと思います。
なぜ戸建て中古物件でセルフリノベーションをやろうと思ったのか
高校生くらいまでは、年末年始になるとこの家に親戚みんなが集まって新年を迎えてました。祖父母が亡くなってからは親戚の集まりもなくなり、寂しいなと思っていました。
2018年の年始に従妹で集まり5、6年住んでいないこの家に寄った時、荒れ果てた部屋を見て「もう集まる場所はなくなったんだね」と言葉が漏れました。
この言葉が切っ掛けで皆が集まる場所を作りたいと思い、東京の仕事を辞めて福岡に戻ってきました。
プロの業者に任せるとそれなりに費用も掛かりますし、the 賃貸物件!という感じになるのが嫌ですし、皆が集まる場所を自分の手で直していきたいという思いが強かったのでセルフリノベーションをやろうと思いました。
アクセスが良く近くに有名な観光名所などもあるので、家族・親戚以外も集まれる場所にしたいなと思ってます。
セルフリノベーションといっても何から手をつけていいのか・・・
実際の部屋を前にすると、どこから手をつけていいのか分かりません・・・
ネットで情報収集するも、頼りになるものがなく、間取りも違うし困りました。
床の張り方など断片的な情報はあるのですが、一部屋全部調べると時間がかかりすぎる!
なので僕も中古物件を買って自分でリノベしたい!という人の為に、DIYの記録を残していこうと思います。
タイトルにVol.~とつけているので、順を追って読めばリノベが完成するような構成にしていきます。
次の記事>>壁を壊すVo.2