そんなモルタルに関する疑問にお答えします
築40年の物件をセルフリノベーションしているセーチ(@DIY_se_chi)です。
私も玄関を黒いモルタルで塗りたいと思ったとき、なかなか方法がわからず困りました。
- モルタルって何?
- 簡単にモルタルを作る方法
- 黒いモルタルは作れる?
- 玄関の土間を黒でマットな感じにする最適な方法
モルタルの作り方は簡単に見つかりますが、色付きのモルタルに関しての情報が少ないので、詳しく話していきます。
モルタルって何?
モルタルとは「セメントに砂・水を練り混ぜたもの」です。
セメント1に対して、砂を2~3の割合で混ぜて適度に水を加えたものが一般的なモルタル。
よくコンクリートとの違いを聞かれますが、「砂利が入っているかいないか」の違いでしかありません。
砂よりも粗い砂利を含めることで、モルタルよりも強度を高くしているのがコンクリートなんです。
モルタルを使うメリット
左官で塗るので、色々な模様を表現できますし、色を付けることもできる点です。
建築基準法では、「不燃材料」の1つとして定められているので、一定の厚さを塗れば防火構造として適用されるのもメリットですね。
モルタルを使うデメリット
モルタルは、ひび割れを防ぐために施工の工程が長いので頼むと高額で、しかもメンテナンス費が高くなる点はデメリットといえます。
簡単にモルタルを作る方法
通常だと「セメント、砂、水」を必要な割合で準備しないと作れませんが、初心者にも超簡単に作れるモルタルがあるんです。
DIYで使うならインスタントセメント
それがインスタントセメント。事前にセメントと砂を混ぜ合わせてあるもので、さらに接着剤や保水材が含まれているので簡単に固まるんです。
白色のインスタントセメントもあるので、色を入れたい人は白色に顔料などの色粉を足して好みの色にしていきます。
黒いモルタルの作り方は?
モルタルを黒くするにはいくつか方法があります。
- 白いセメントに色粉を混ぜて黒くする
- 初めから黒色がついたカラーモルタルがある
- モルタルを塗った後に上から黒でペイントする
白いセメントに色粉or墨を混ぜて黒くする
色粉で色を付けるのは、配合割合が難しくDIYには向かないものが多いです。。。
黒も使う材料によってはグレーのような色合いにしかならない場合もあります。
墨はセメントとや漆喰に入れる、「左官墨」というものがあります。
モルタルに左官墨を少し入れると色が黒くなります。
こちらも割合によって色が変わってくるので難しいです。
失敗したくない人は、「カラーモルタル」がおすすめ。
カラーモルタルは最初から着色されているモルタルなので好みの色買って混ぜれば完成します。
モルタルに色を付けたいならカラーモルタル「色モル」
色のパターンも豊富で初心者向けの商品。
インスタントセメントと同じで水を混ぜるだけでモルタルになるので、かなり簡単に色付きのモルタルを作ることができます。
モルタルを塗った後に上から黒でペイントする
これは最終手段。色付きのモルタルを作るのではなく、モルタルを塗った上から絵具やペンキなので色を付けていく方法。
黒いモルタルを作るというより、指定場所をモルタル素材にして黒く塗装するといった方が良いですね。
理想の黒いモルタルが作れる「モールテックス」
機能性とデザインを融和させた「デザインコンクリート」を実現する薄膜モルタルで、下地を選ばず、水をはじく素材なので、どこにで使うことができる万能モルタル。
カラーバリエーションは120色もあり、なによりデザインがめちゃくちゃカッコイイ。
参照:MORTEX
カタログは取り寄せたんですが、今回施工する場所が土間ということもあり、見送りました。
使う時はカウンターキッチンやデスクの上にグレーのモルタルを施工してみたいです。
玄関の土間を黒でマットな感じにする最適な方法
最も簡単な方法はカラーモルタルを使うことです。
ただし、少し塗った後が粗く感じるというレビューもあるので、滑らかな仕上がりを期待しているのであれば、インスタントセメントに左官墨で色を調整しながら混ぜるのが最適です。
資金に余裕がある人はモールテックスを強く押します。
施工の仕方など講習会を開いているので、参加してみると良いかもしれません。