インスタントセメントを黒色にしたい人の疑問にお答えします。
築40年の物件をセルフリノベーションしているセーチ(@DIY_se_chi)です。
結論から言えば両方黒になりましたが、仕上がりが全然違いました。
- インスタントセメントと左官墨について
- インスタントセメントのグレーに左官墨を混ぜてみた
- インスタントセメントの白に左官墨を混ぜてみた
- 乾いたインスタントセメントを比べてみて
- 左官墨で色は調整できる
インスタントセメントのグレーと白に左官墨を混ぜた画像を付けて詳しくお伝えします。
インスタントセメントと左官墨について
今回の目的が色の仕上がりを確認する為なので、インスタントセメントは速乾性の物ではなく普通のインスタントセメントを使いました。
黒い色にするには色々な方法があるみたいですが、王道の左官墨を使います。
インスタントセメントのグレーに左官墨を混ぜてみた
まずは定番のグレー色から試していきます。見た目は石をかなり細かく砕いた砂という感じです。
水を混ぜるとドロドロに、本当に水を入れるだけでモルタルになりました。色は表示通りグレー。
ここに左官墨を入れていきます。真っ黒になりすぎるのは嫌なので、少しずつ入れていきます。
比較する為に木材に塗っていきます。色はいい感じです、ただ思ったよりザラザラした表面になってしまいました。道路のような出来栄えになりそうです。。。
インスタントセメントの白に左官墨を混ぜてみた
グレーは砂という見た目でしたが、白色は小麦粉のような見た目で、グレー色より柔らかいので粉塵が舞います。
水を入れてるとかなりトロトロの状態に。
こちらも染まりすぎるのは嫌なので、数滴垂らして色の変化を見ていきます。
4滴垂らした時点で思ったより黒くなってきたので、一度木材に塗ってみます。
そのあと変化を見る為に左官墨を少しずつ足していきました。
見た目的にはさほど変化はなく、どれも真っ黒に・・・
4滴だけ入れた真ん中の色が濃いグレーで理想の色です。
乾いたインスタントセメントを比べてみて
左が白のインスタントセメント。右がグレーのインスタントセメント。
小麦粉っぽい白の方が仕上がりが滑らかです。グレーは砂の影響か表面が少しざらついています。
色は両方とも黒に染まりました。グレーに左官墨を入れても黒になるということですね。
仕上がりが白の方がよかったのは意外な発見でした。両方ともちょっと黒すぎますが・・・
左官墨で色は調整できる
手前は左官墨を1滴、真ん中は左官墨0滴、3番目は左官墨2滴です。
乾くと思ったより色が濃くなるので左官墨2滴の色が丁度良さそうです。