ネジって固定できればなんでもいいんじゃないの?
と思っていましたが、そうではないんですね。。。
ホームセンターで買おうと思っても、ネジって色んな種類があってどれを使っていいか分からないと思います。僕もそうでした。
なので、DIYでよく使う木工用に合わせてネジの種類をまとめましたので参考にしてください。
ネジの種類って何種類あるの?
まず、材質から分類します。
ネジの材質はざっくり言うと2種類で「鉄」か「ステンレス」です。
鉄 or ステンレス
鉄はステンレスに比べると安い!ステンレスは強度が高く、錆びにくいのが特徴です。
鉄はステンレスに比べて柔らかくてもろいですが、もろいって言っても鉄ですから、そんなに心配するほどではないです。ただ、家のメイン柱などの硬い木材に打ちこむと作業中に折れる事があるので、固い材質に使うのは避けた方いいです。野外で使う時も鉄だと錆びてしまうので、ステンレスを選びます。
DIYでよく使われるSPF材(2×4)やパイン材は柔らかいので鉄でOKです。
僕もこれをメインで使ってます。
ネジの種類
基本使うのは3つです。
- コーススレッド
- ミニビス
- スリムビス
1.コーススレッド
DIYの定番といえばコーススレッドというネジ(ビス)です。
※コーススレッドはネジと釘の性質を併せ持つ木材接合用のネジの一種です。
先端が尖っているので、下穴をあけなくてもネジが穴を彫りながら打つ事ができるのが特徴です。
ネジ(スレッド)の溝が荒い(コース)のが特徴なのでコーススレッド(荒いネジ)と呼ぶそうです。
2.ミニビス
建築内装に使われるネジで、細かいところに使えるのがミニビスです。
3.スリムビス
コーススレッドを少し細くした様な外観のスリムビス。
スリムビスは細いので、下穴をあけないで打っても木が割れにくいのが特徴です。
ネジの溝が途中までしかない
ビスには全部刻みがある全ネジと半分までしか刻みがない半ネジの2種類あります。
半ネジの特徴
画像右側の半ネジを打ち込むとネジ山が無い所で空回りしますが、全ネジはどこまでも進んでいくので、やりすぎると、木材がパキッとヒビ割れてしまいます。
ネジの長さについて
コーススレッドには25mm、32mm、38mm、51mmなどの様々な長さがあります。
コースレットは規格ものなので長さが合わない事も多いと思いますが、合わせる木材の合計mmより少し短い長さを選ぶと間違いはないですが、長い木材の場合、最低限「木材+20mm」は欲しい所。
とりあえず買うならコーススレッド!
保持力が高く安いので、迷ったらコーススレッドを選ぶと良いです。
作るものにもよりますが、長さや細さを選びつつ、強度がしっかり保たれるようなネジを選んでください。