
そんな砂壁に漆喰を塗りたい人の疑問にお答えします。
築40年の物件をセルフリノベーションしているセーチ(@DIY_se_chi)です。
私がセルフリノベーションしている物件は、玄関から和室にかけてすべて砂壁なので一部漆喰を使う予定ですすめていました。いざ漆喰でDIYしようと思うと、何を準備してどうやって塗ればいいのか分かりませんでした。
- 砂壁に漆喰を塗る為の道具
- 砂壁に漆喰を塗る前に状態を確認
- 砂壁を固めるためにシーラーで下塗りをする
- 簡単に漆喰を塗るなら練り込みタイプ
砂壁に漆喰を塗る方法を具体的に当記事でお話していきます。
砂壁に漆喰を塗る為の道具
- マスカー+養生
- コテ
- コテ板
- ゴム手袋
- 砂壁用シーラー
- 漆喰
砂壁に漆喰を塗る前に状態を確認
まずは掃除から始めます。漆喰にホコリがつくと壁の見た目が悪くなるので、可能な範囲でホコリは落としておきましょう。
砂壁の状態チェックをします。手で触ってぽろぽろと散る程度であれば良いですが、極端に落ちてくる場合は砂壁を剥がしてから漆喰を塗った方が良いです。刷毛である程度はぽろぽろ落ちる砂を落としておきましょう。
適切な処理を施さないと、後々ひび割れが発生したりする可能性があるので、必ずチェックしましょう。
砂壁を固めるためにシーラーで下塗りをする
シーラーで下塗りをする理由は2つあります。
- あく対策の為
- 砂壁を固める為
下塗りをしないと漆喰が黄色く黄ばんでしまったり、砂壁が固まっておらず、漆喰がひび割れたり剥がれたりする可能性があります。
シーラーという下地調整材を塗ることで、砂がシーラーを吸い込んで固まり、漆喰に色移りするのを防いでくれます。
シーラーで下地処理をしておかないと、後々シミが出てくる可能性があるので、漆喰を塗る前に処理は必須と言えます。
砂壁に漆喰を塗る前に使うシーラー
砂壁はシーラーをかなり吸い込むので、かなりの量必要になります。買うなら業務用がお勧めです。
ホームセンターに行くと、砂壁を固めるスプレーがあったのでこちらも気になりますが量が少ないので、トイレなど小さい部屋で使うにはいいかもしれません。
簡単に漆喰を塗るなら練り込みタイプ
初めて漆喰を使う人は、正直どれを使えばいいのかわからないと思うので、簡単に塗れる漆喰をお教えします。
そもそも漆喰は石灰やその他もろもろの材料を混ぜ合わせて作るものなので初心者が1から作るのはハードルが高いんです。
漆喰の種類をあげてみると
- 本漆喰
- 土佐漆喰
- 琉球漆喰
- 既調合漆喰
など、他にも種類がありますが、作り方わからないですよね・・・
これらは『自然素材の漆喰』と言います。
漆喰を大枠分類すると
- 自然素材の漆喰
- ボンド入りの漆喰
に分けることができます。製品に「F☆☆☆☆」のマークが付いているのが、ボンド入りです。
良く見かける、『開ければすぐに使える漆喰』はボンド入りの漆喰なんです。
初心者が簡単に使いたいなら、製品に「F☆☆☆☆」のマークが付いている物を選ぶと良いです。
砂壁に簡単に漆喰を塗りたいなら!
砂壁に漆喰を簡単に塗りたいなら、まずシーラーで下地処理をして、ボンド入りのすぐに使える漆喰を選びましょう。
大きい面積を漆喰で塗りたい場合は、シーラー、漆喰は10L を超える容量の物を買った方が良いです。