自作した机を作業デスクにしています。DIYをしない日はここで過ごすことが多いので、デスク回りの環境を整えていきたいなと思っていました。
デスク前面の壁が空いているので、机の向きを変えて棚を作り、物を置けるようにしようと思います。
直接壁に棚を打ち付けるのは嫌なので、ディアウォールと有孔ボードをを使って壁面に収納棚をDIYしていくお話しです。
ディアウォールと有孔ボードで棚を取り付ける場所
現在の机の配置です。
机の横に可動式のサイドテーブルを置いていますが、見せる収納スペースが欲しいです。なので、前面の壁にディアウォールで棚を作り、机の向きを横向きに変えようと思います。
ディアウォールと有孔ボードで棚をDIYする道具一覧
準備する道具は5点です。
- ディアウォール
- 2×4材
- 有孔ボード
- 棚受け金具
- 塗装道具
ディアウォールは壁や床を傷つけずにDIYできるので賃貸物件でも使えます。類似品でラブリコという商品があるので、デザインが好きな方を選ぶと良いです。
ディアウォール
ディアウォールのパッケージが変わっていてビックリしました。
以前と比べると格段にかっこいいですね。
ディアウォールの色は4色展開されています。僕は部屋のインテリアに合わせて黒を購入。
ディアウォール特有の調整できる2枚の板が付属されています。
下に取り付ける方のディアウォールはバネの上に板が取り付けられている仕様です。
2440mと1440mの2×4材
2×4材用のディアウォールを購入したので、天井の高さに合わせて2440mの2×4材を2本。
棚受け用の2×4材を2本購入しました。
有孔ボード
有孔ボードは隠し扉と同じ黒を用意。
バスルームに「ラブリコと有孔ボードで作った棚」のあまりがあったのでそれを使います。
2×4材専用棚受け金具
ディアウォールにも専用の棚受けがあるのですが、丸っこくて見た目があまり好きではないので、2×4材専用のアイアン素材棚受けを購入。
1個180円なので、ディアウォール専用の棚受けより格段に安いのも嬉しいです。
塗料はワトコオイル
塗装はお決まりのワトコオイルのダークウォルナット色。
今回も重ね塗りで色を濃くします。
壁にディアウォールと有孔ボードで棚を作るDIY手順
2×4材の塗装や組み立て、ディアウォールを使って棚を設置するまでの手順を説明していきます。
作業風景を動画にまとめているので、動画が言い方はコチラをどうぞ
壁にディアウォールと有孔ボードで棚を作るDIY手順①
まずは、買ってきた2×4材を240のヤスリで研磨します。
塗装のノリを良くするために、表面のザラつきを取り除きます。
左が未研磨、右が研磨済みです。
表面のツルツル具合が全然違うのが分かります。
壁にディアウォールと有孔ボードで棚を作るDIY手順②
ヤスリがけが終わったら、タオルや布で木くずを払い落します。
木くずが残っていると上手く色が乗らない可能性があるので、サッと払い落として2.3回拭き取る感じでOKです。
壁にディアウォールと有孔ボードで棚を作るDIY手順③
2×4材の下準備が終わったので、ワトコオイルで塗装します。
1回目の塗装終了後の状態。このまま1.2時間置いて乾かします。
壁にディアウォールと有孔ボードで棚を作るDIY手順④
2度塗り目の塗装。1回目の塗装が乾いて色の濃さが目に見えて違います。
何回も重ねると色濃くなるので、好みの色に近づくまで塗り重ねてください。
2度塗り終了。完全に乾くまで1日待ちます。
壁にディアウォールと有孔ボードで棚を作るDIY手順⑤
天井の高さに合わせて2×4材をカットします。
天井までの高さが2400mm、2×4材が2440mm。
ディアウォールを取り付ける分45mm短くカットする必要があるので85mmカットすればいいのですが、短くカットしすぎてスカスカで固定できないみたいなことにならないか不安だったので、80mmと少し短めにカットします。
天井と2×4材の隙間はこのくらいになりました。
壁にディアウォールと有孔ボードで棚を作るDIY手順⑥
短くカットしたので、本当に固定できるのか確認します。
下の壁に引っ付けて、上を押し込むように取り付けました。
ピッタリです。
ディアウォールには高さ調整する板が2枚入っていますが1枚も入れませんでした。
説明には45mmと記載がありましたが、40mm~45mmの間でカットすれば調整できそうです。
壁にディアウォールと有孔ボードで棚を作るDIY手順⑦
棚の位置を決めます。具体的に何に使うか決めていなかったのでとりあえず雰囲気で置いてみます。
なんか微妙。使いづらそうです。
目的を決めて設置しないとダメですね。。。
下段は塗料を置く用とバックやコードをぶら下げれるような使い方をしようと思います。
なので、座った時に肩の位置らへんに来るように、床から100㎝の所に下段を設置することにしました。
上段は殆ど使わないだろうと思い、雑誌をディスプレイしようと思います。
雑誌が置けるサイズを測り、天井から45㎝の所に上段を設置します。
真ん中には多く収納できるように有孔ボードを取り付けます。
壁にディアウォールと有孔ボードで棚を作るDIY手順⑧
棚を固定する金具を取り付けます。
ディアウォール専用の棚受けもあるのですが、デザインが丸くて可愛らしい感じなので、僕の部屋の雰囲気とはちょっと違います。
専用の棚受けは値段も高いので、2×4材専用でアイアン素材の黒の金具を購入しました。
※1個180円とリーズナブルです。
固定前にメジャーを使って高さを合わせます。
節があるヵ所にたまたま固定位置が重なってしまいました。。。
かなり固いので大変。2×4材を選ぶときはなるべく節が少ない物を選んだほうが良いですね。
壁にディアウォールと有孔ボードで棚を作るDIY手順⑨
有効ボードを固定する前に、棚を取り付けます。
専用金具にはめ込むだけでいいのですが、はめ込むときかなり力がいります。※詳しくは動画をみてください!
はめ込んだだけでも十分な強度ですが、念のためにビスを1本ずつ止めておきます。
壁にディアウォールと有孔ボードで棚を作るDIY手順⑩
上段と中段の板の裏に合わせて有孔ボードを取り付けます。
重たい物を飾っても大丈夫なように、両端に40mmのビスを4本ずつ取り付けて固定しました。
壁にディアウォールと有孔ボードで棚を作るDIY手順⑪
これで固定は完了。裏返してディアウォールを取り付けます。
ディアウォールは賃貸物件でも使えるように上下の底面にゴムパットのような柔らかい素材が付いています。
床側はバネが付いていない方をはめます。スポッとハマるので特に力はいりません。
バネが入っている方は天井側に取り付けます。
壁にディアウォールと有孔ボードで棚を作るDIY手順⑫
ディアウォールを上下にはめたら、後は壁に取り付けるだけ。
持ち上げるとき、慎重に持ち上げないとディアウォールがスポッと外れてしまうので大変でした。
上にバネが付いているので、片方ずつ持ち上げながら壁に押し込んでいきます。
最後の方は両方一緒に押し込んで固定します。
壁と並行になっているか確認。
壁にディアウォールと有孔ボードで棚を作るDIY手順⑬
最後に下段にフックを取り付けて、ディアウォール収納棚の設置完了です。
壁にディアウォールと有孔ボードで棚を取り付けた感想
寂しかった壁側も見せる収納でおしゃれな印象になりました。
下段の棚の位置も丁度いいです。フックにはケーブルやバックを掛けれるの使い勝手がよさそうです。
上段は掲載頂いたDaytonaの雑誌と憧れのモールテックスのパンフレットをディスプレイ。
デスク環境が充実して毎日の作業がはかどりそうです。