福岡で祖父母が住んでいた空き家をセルフリノベーションしているセーチです。
昨年の秋頃に『UR 団地のモデルルームを作りませんか?』と話をもらいました。
UR といえばテレビ CM でおなじみですが部屋まるごと DIY可能な物件も所有しているらしいです。
話を聞いてみると、DIY住宅を想定した部屋の施工をお願いしたいとのことでした。
僕がいつもやっている大胆なDIYと、今回は賃貸にお住まいの方(原状回復義務あり)でもできるDIYも取り入れつつ動画を配信したいと思い、二つ返事でやりますと返答。
少しずつ話が進み、年明けに正式に決まってバタバタと1月末に始動しました。
DIYするUR団地の間取り
今回DIYする部屋全体の間取り図です。
和室が3部屋あり時代を感じる作りですね。
1ヵ所ずつ案内していきます。
※動画でも間取りを紹介しています!
DIY前の玄関
玄関と廊下は合わせて2畳ほどのスペース。
廊下に入ってまず目についたのが襖の扉。
玄関入ってすぐの所に襖があるのかと驚きました。
この家の間取りだと、玄関は部屋の間にあるので毎日通ります。
なので明るくて清潔感ある雰囲気に変えたいなと思いました。
DIY前のキッチン
玄関から右手の部屋に入ると8畳のキッチン。
退去後に清掃が入っていて綺麗だなという印象です。
大きな収納スペースが1ヵ所あるので、ここに生活感ある物は収納できそうです。
キッチンは新しいので嬉しいですね。レンジフードに少し手を加えればいい感じになりそうです。
DIY前の和室①
キッチンの隣は6畳の和室。
キッチンとの間は襖で仕切られています。
和室には天袋もある押入れがあります。
天袋って季節ものを収納するのに使えますが、取り出しずらいのでこのまま残すか使うか悩みます。
天井は天幕が施されてあり布を張ったような状態。
DIY前の洗面所とトイレ
キッチンの奥には洗面所兼脱衣所とお風呂があります。
洗面台の両隣には配管があるので上手く活用したいです。
洗面台の横にはトイレの入り口があります。(ドアが面白い形です)
DIY前の和室②
キッチンから出て右奥の4.5畳の和室②
ここは普通の賃貸(原状回復あり)を想定して施工しようと思います。
この部屋にも天袋の襖があるので上手く活用したいです。
和室で原状回復ありだと、できることはかなり限られるが最大限頑張ろうと思います。
DIY前の和室③
そして隣の部屋も4.5畳の和室③。
この部屋は収納スペースが無いので寝室として使おうかなと思っています。
部屋の襖を開けるとすぐに玄関なのでここは改善したいところですね。
部屋の完成イメージとコンセプト
共働き30代夫婦の3人家族をイメージして作ります。
家族で旅行に行った帰り、仕事が終わった帰り、友人と遊んだ帰り、子供を迎えに行った帰り
家族でDIYした「くつろげるリビングに仕事が捗る書斎に家族で休める寝室」。
「帰るのが楽しみだな」と思える家にしたいと思います。
内装は今まで僕が使ってきた道具をメインに使う予定なので動画を見て「見てみたい!」と思った方はモデルルームに来て頂ければ僕が今までに施工した内容の一部を見れることになります。
UR団地をDIYする期間は3週間
完成した部屋は、モデルルームとして公開する予定となっています。※公開日は別途お知らせします
今までDIYの計画を立てることなく、作るものを図面に落としたこともなく、部屋の中でイメージを膨らませ、ざっくりしたプランで作業に取り掛かっていました。
今回は事前に部屋を見る時間が1時間ほどしかなく、部屋の中で考えることはできず、図面を見ながら部屋の完成図をイメージしましたが大変ですね・・・
(建築士やインテリアデザイナーはこんな感じで仕事するのかなと尊敬しました)
作業を進めながらというわけにもいかないので今回の作業は今まで以上に緊張しています。
賃貸物件に住んでいて DIY したいけどできないと悩んでいる方やDIYに興味を持っていてやってみたい方は特に見て頂きたいです。
DIYにどれくらいの時間や費用が掛かるかは、「UR関西・団地 DIY 」のシリーズで全て動画と記事にして公開するので是非お楽しみ下さい。
次の記事>>【UR関西・団地DIY】#2 押入れと部屋の仕切りを解体する。