築40年の祖父母の空き家をセルフリノベーションしているセーチ(@DIY_se_chi)です。
雑誌掲載での来客やYouTubeを見た友人が遊びに来たり、この家にも人が来るようになりました。
1人で過ごすには申し分ない環境ですが、カウンターテーブルや小上がりしか無いので落ち着いて座って話すという場所がありません。
来客が来た時にちょっと困るなと思っていたので1人掛けのソファーを2つ作りたいと思います。
1人掛けソファーをDIYするのに準備した道具
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1人掛けソファーを2つ作るので2台分木材や金具を準備します。
いつものようにホームセンター「ハンズマン」で揃えました。
今回準備した道具は5点
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- スポンジ
- スポンジカバー
- 4㎝角材
- 1×10材
- 固定金具
難しい作りはできないので、固定金具を上手く使って角材を直角に固定する予定です。
ソファーはスポンジが命!?固めのソファー柔らかいソファーどっちを作る?
「柔らかくて包み込むようなソファー」「固めで座ってるなと感じるソファー」など好みは人それぞれあると思います。
それくらいソファーの良し悪しはスポンジで決まります。
そこで、今回のスポンジはスポンジ専門店【ソフトプレン】で用意。
17種類のサンプルを送ってもらい全ての感触を確かめて「超高弾性ウレタンスポンジ」選びました。
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スポンジごとに特徴があり用途によってスポンジを選べるのが嬉しいですね。
今回作るソファーは、のんびりくつろぐソファーというより、ちょっと腰掛けて話す場所という感じのテイストにしたいので固めのスポンジを選んでます。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2020/01/MVI_8083_Moment1.jpg?resize=728%2C412&ssl=1)
以前作った硬めのウレタンニススポンジとは違い、超高弾性を選んだので感触を楽しみにしていました。
実際押してみたり座ってみると跳ね返るような感じで、狙い通りソファーから立ち上がるのが楽になりそうだなと感じました。
DIYで1人掛けソファーを作っていく
手順①:土台になる角材のサイズを出してカット
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DIYするソファーサイズは「高さ62㎝、奥行き55㎝、横幅55㎝、座面高さ38㎝」にします。
枠組みを4㎝の角材を使うので、それぞれのサイズに線を引きます。
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角材の厚みも考慮してサイズを出しています。
※角材4㎝×2本と47㎝の角材を繋げ、55㎝正方形スポンジを支えます。
![](https://i0.wp.com/diy-magazine.jp/wp-content/uploads/2020/01/MVI_8095_Moment.jpg?resize=728%2C412&ssl=1)
丸ノコでスパスパカットしていきます。
直角に固定していくので、直角にカットしないとガタついてしまいます。
かなりシビアカットする必要があるので、途中からノコギリガイドを使って手でカットしました…
手順②:カットした木材をヤスリ掛け
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画像をみるとヤスリ掛けをした所が白くなって綺麗になっているのが分かりますね。
手で触ることが多いソファーフレームはヤスリ掛けして表面を整えます。
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この量になると手でやるのはキツイので電動サンダーを使います。
手順③:ソファーのフレームを組み立てる
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木工用ボンドを使おうと思ったのですが、CMで噂のゴリラグルーを見つけ買ってみました。
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座面がガタつくと落ち着かないので、コーナークランプを使って直角に固定します。
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本当はホゾ組みなどができればいいのですが、そんな技術はないのでいつものように「造作美人」のビスを使い固定します。
最後に金具を使って固定するので、形をとどめる為にビスで仮止めしています。
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接着剤にゴリラグルーを塗り
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コーナークランプで直角をだしつつビスで固定する作業を繰り返します。
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4㎝の角材を椅子の形に組み上げました。
シンプルな見た目で良いですね。
手順④:ソファーのフレームを塗装する
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他の家具も全て「ワトコオイルのダークウォルナット」を使っているので統一します。
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ヤスリ掛けしている分しっかり染み込みます。
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つなぎ目部分も塗り残しがないように何度もハケを通します。
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2度塗りする予定でしたが、思ったより色が濃くなったので1度塗りで終えたいと思います。
手順⑤:座面に使うスポンジの加工とカバー掛け
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塗料を乾かす間に座面の準備をします。
スポンジ専門店の「ソフトプレン」の超高弾性ウレタンスポンジ2枚を加工しカバーをかけます。
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完成後の雰囲気を比較する為「布」「フェイクレザー」2種類のスポンジカバーを用意しました。
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Amazonで購入したカバーはゴム製でスポンジにかぶせるだけでOKです。
これであれば細かい作業が苦手な人でも簡単にできますね。
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机の天板がガラスなので、座面の質感もシックな感が良いのかなと思い購入したフェイクレザー。
本当は本革を使いたかったのですが、いきなり高級品を使って失敗したくなかったのでフェイクレザーにしました。
スポンジを包んだ感じが良いですね。
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カバーをつける前にフレームに合わせてスポンジの角を4㎝切り取ります。
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角をカットしてハメることで、どの面を見ても座面がフレームに綺麗に収まっているように見えるはずです。
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フェイクレザーを取り付ける前にスポンジ裏面に30㎝×30㎝のうすいベニヤ板を両面テープで貼り付けます。
フェイクレザーをタッカーで固定する為のものなので、大きさや形はなんでもいいです。
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一面ずつ内側に織り込みながらタッカーで固定します。
前面固定できたら座面の準備完了です。
手順⑥:ソファーフレームに金具を付けて強度を上げる
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4㎝角材をビス止めしただけのフレームでは人の重さに耐えられません。
特に真ん中の木には全体重がかかるのでしっかり固定しないと不安です。
なのでマルチL型や、コーナーブラケットを使って強度を上げていきます。
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見た目にも関わってくるので、固定する金具は黒で統一。
真中の木にはDIY-IDのコーナーブラケットを使用、真ん中の木を支える用な構造になっているのでL型の金折より見た目が良く安心できます。
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3.8㎝角の2×2材用金具ですが、今回使っている4㎝角材とサイズがほぼ一緒なので使えました。
固定するビスにはDIY-IDの6角フランジタッピングビスを使用しました。
普通のタッピングビスだと丸っこくてイメージが合わないなと思っていたので
6角のカクカクした感じのビスを出してるDIY-IDさんの拘りに感動しました。
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前面コーナーブラケットを使いたかったのですが、1個240円する金具を20個準備することになり流石にお金を掛け過ぎだなと思い諦めました。
なので代用品として、真ん中以外はマルチL型を使い固定しています。
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6角フランジタッピングビスも高いので、マルチL型には黒いビスなら何でもいいやと思い「木の割れにくいビス」を打ち込んだらハリガネみたいなのが飛び出てきました・・・
木にこのハリガネ部分が食い込んで割れにくくしていたのかなと思いつつ、違うビスを用意して打ち込みました。
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座面部分はDIY-IDのZアングルを使います。
Zアングルは厚み19mmの板に対応しているので、1×4材や1×8材などを固定できる仕様です。
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各面に1つずつ取り付け1×10材を2枚固定します。
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後は座面にクッションをハメれば1人掛けソファーの完成です。
DIYで作った1人掛けソファーを設置する
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内側の背もたれを付けないことで、1人掛けソファーを繋げたときに2人掛けソファーに見えるようにしました。
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4㎝角材と金具だけで組み立てたので強度が心配でしたが
65㎏の僕が全体重をかけてもビクともしないくらい頑丈になりました。
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足元と背もたれ部分はシンメトリーになるように20㎝ずつあけています。
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ローテーブルとの相性も良いですね。
これで来客の際、迷わず「ここに座ってください」と案内できます。
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今回、真ん中の高弾性ウレタンスポンジか超高弾性ウレタンスポンジで迷いました。
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超高弾性ウレタンスポンジは65㎏の僕が乗っても床に付かないくらい弾力があります。
少し硬いかなとも感じるので、高弾性ウレタンスポンジかウレタンチップスポンジでもいいのかなと思いました。
※ウレタンスチップスポンジであれば費用も1/3に抑えれますし。
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スポンジと金具で値段が変わりますが1脚 10,000円~20,000円で作ることができます。
今回は来客対応用の1人掛けソファ-を作りましたが、斜めの背もたれでくつろげるソファーも作ってみたいなと思いました。
※作業風景を動画にまとめているので良かったら見てください。
部屋に合わせたソファーはなかなか見つけるのが難しく、見つけたとしても高額の場合が多いです。
DIYできれば自分好みの雰囲気のソファーが10,000円~20,000円で作ることができるのでオススメです。
55㎝正方形ではなく長方形に作れば玄関に置く椅子にもできるので、ぜひ作ってみてください。
前の記事>>【1万円でウォールグリーンをDIY】人工芝と100均のフェイクグリーンを使う作り方。