築40年の物件をセルフリノベーションしながら生活しているセーチ(@DIY_se_chi)です。
マンションのキッチン台は調理スペースが狭いので、ちょっと作業できるスペースや物を置く棚が欲しい。
DIYした友人の要望でキッチンシェルフを作ることになりました。
DIY初心者でも簡単にできる材料を使うので、キッチンスペースで同じような悩みをお持ちの方の参考になると思います。
キッチンシェルフをDIYするのに使う道具
必要な材料は3つ
- 天板用の板
- 挟むだけで固定できる「noashi」アイアン脚
- 塗料
組み立てに電動工具はいらず挟むだけでキッチンシェルフを作ることができます。
用意した天板は「杉集成材 厚さ30mm 奥行き600mm 長さ4000mm」約1万円です。(近隣のホームセンターで購入)
4000mmだと長すぎるので、キッチンの部屋サイズに合わせて1200mmにカットしたものを3つ準備しました。
「noashi」というメーカーの挟むだけで固定できる脚(クランプ式と言うらしいです)約17,000円
ネジと天板を固定するパーツに六角レンチが付属しています。
天板の板は部屋の雰囲気に合わせて、ワトコオイルのダークウォルナットで塗装します。
キッチンシェルフの作り方手順
キッチンシェルフの飾り付けるまでの手順を説明します。
キッチンシェルフの作り方手順①:天板を塗装する
天板をヤスリ掛けしたらワトコオイルで塗装します。
奥に見える壁やキッチンの色がワトコオイルのダークウォルナットを1回塗装した色なので、同じように天板も1回塗装で仕上げます。
裏面と側面も塗装したら1日置いて乾かします。
キッチンシェルフの作り方手順②:組み立てる前に脚にネジを取り付ける
天板を固定する箇所が上中下段の3ヵ所あります。
天板をいきなり固定しようと思ったら、天板を支えながらネジを取り付けるのは難しかったので、先に付属の固定ネジを取り付けます。
アイアン脚の下からネジを通したら、上側に付属の天板固定パーツを取り付けます。
このパーツは回すだけでとりけれるので簡単です。
下段のネジはアジャスターが引っかかるので、アジャスターを伸ばして取り付ける簡単です。
付属のパーツを取り付けると、天板を固定する空間は2㎝~4㎝。
全てにネジを取り付けたら天板を固定していきましょう。
キッチンシェルフの作り方手順③:アイアン脚に天板を固定する
床にアイアン脚を2本置いて、その上に天板をスポッとはめるように固定します。
片方だけ固定すると不安定なので、下段の天板の左右の脚を固定したら中段・上段と順番に取り付けていきます。
今回使う天板は30mmなのでこんな感じです。
ある程度の所までは手で回せるので回し、最後は付属の六角レンチでしっかり固定します。
床側のアイアン脚を2本とも固定できたら、反対側にも同じように脚を取り付けます。
4本とも脚を固定したらゆっくり持ち上げてください。
指定の位置に設置したら、天板を切って塗って挟むだけで簡単にできるキッチンシェルフの完成です。
キッチンシェルフの作り方手順④:金剛打ロープを使って飾り付け
キッチンシェルフの背面がリビング側から丸見えなのはどうかと思い、背面に飾り付け兼落下防止策をすることにしました。
穴の開いた「不等辺アングル 黒 116」を4つ準備。
直径3mmの「ビニロン 金剛打ロープ」を35メートル準備。
ロープは綿や麻など色々種類がありましたが、ネジってもほつれない金剛打ロープを選びました。
直径の太さも3mm・4mm・5mmとどれにするか悩みました。
太い方が見た目が良いかなと思い直径5mmのロープも買いましたが、不等辺アングルの穴に1本しか通せないので断念しました。
不等辺アングルを等間隔に設置します。
ロープを通さないといけないので、天板から微妙に離して設置。
どのくらい距離を開けたらいいのか分からなかったので、六角レンチの太さ分、距離をとってみました。
不等辺アングルは黒のタッピングビスを使い固定。
直径3mmの金剛打ロープをアングルの穴に通して飾っていきます。
どんな雰囲気になるのか分からなかったので、アングルの穴に通してみては外してと、その場でデザインを考えながら作っています。
何回もアングルの穴に通してると、先端がほつれてくるのでビニールテープを巻いています。
何回通しても金剛打ロープはヨレヨレにならないので正解でした。
デザインが決まったら、最後にアングルの裏側で型結びで固定。
※最後に切断するとき、そのまま切るとほつれるのでビニールテープを巻いて、その上から切断してください。
キッチンシェルフ完成!50円のロープと挟むだけのアイアン脚でDIY!
小物を置いたキッチンシェルフ。
予想以上の仕上がりに驚いています。
1m 50円のロープが、ぱっと見アイアンにしか見えないのにも驚きです。
アイアン脚の挟む部分が天板の上に来るので、ひっかかりは大丈夫かなと心配してましたが、かなり薄く作られているので全く気になりませんでした。
作業台、物を置くスペースとして作りましたが、ちょっと椅子を並べて囲んでも使えそうなキッチンシェルフですね。
ロープのデザインによって見た目を変えれるのも良いなと思いました。
今回はロープをクロスさせるように取り付けましたが、他のデザインも見てみたいので是非試してみて教えてください!
※作業風景を動画にまとめているので良かったら見てください
想像以上の完成度だったので、今度自分の部屋にも作ろうと思います!