和室のセルフリノベーションに取り掛かります。
リビング、玄関、トイレ、脱衣所と少しずつですがセルフリノベーションも進みました。
今回取り掛かる部屋は宿泊部屋としてリノベーションしたいと考えています。
コンセプトは海外のモルタル仕様で無骨なゲストハウスのような雰囲気。
ベッドとソファを置き、押し入れを秘密基地のような作りにして、個室のような空間も作りたいと思っています。
セルフリノベーション前の和室と洋室
押し入れを合わせると8畳の和室です。
和室の雰囲気を無くして完全に洋室にします。
砂壁は古く部屋は暗い印象です。砂壁の上から板を張り壁にする予定です。
反対側の洋室も8畳。コチラはそのまま使えそうですが、床は貼り直しが必要かもしれません。
壁紙は傷んで張り替えないと厳しそうです。
完成後の部屋イメージ
全面モルタルにしたいですが、無機質すぎると思うので床か天井は木材にしようと思います。
作業内容を動画にまとめました。より詳しく見たい方は動画をご覧ください。
和室の砂壁を破壊して抜く
さっそく砂壁を取り壊します。
バールで勢いよく砕きます。ボロボロ落ちるので下にはブルーシートを敷いて作業しています。
砂壁は砂を固めているだけなので、かなり散らかるだろうなと思っていましたが、壊しているとパカッと外れました。
砂壁もほかの壁と一緒でボード状になっていて間柱に釘で止められているんですね。
なので横一直線にバールで線を入れるように壊して、そこから剥がすように壁を抜きました。
間柱に固定されているので、砂壁が崩れないように少しずつ引っ張ります。
するとパカッと外れます。
上も同じように間柱に固定されているので剥がして砂壁を取り外します。
めちゃくちゃ重たいので慎重に外してください。
砂壁は運びやすいよう袋に入れて捨てます。
砂壁は地域によって捨て方が異なります。簡単に別記事にまとめてるので気になる方は見てください。
洋室の部屋からも壁を破壊
こちら側はベニヤ板の壁。なかなかうまく剥がせませんでした。
途中から間柱に固定されている釘を抜くようにバールを使います。
そうするとパカッとベニヤ板が剥がせます。
最後に気づきましたが、反対側から叩いたら簡単に外せました。
部屋の壁を固定していた柱を切り取る
壁の裏側にあった柱は釘で細かく固定されているので、丸ノコで一つずつ分解します。
丸ノコで切った柱をてこの原理で外します。
柱にガッツリと固定されている木材はバールを使って剥がします。
外し終えるとかなりスッキリした印象に。
部屋の淵(巾木)を取り除きます。巾木は柱に釘止めされているだけなので、これもある程度の距離に切れ目を入れてバールで叩き外します。
間柱は低い方の床の高さに合わせて切断。
天井もギリギリの所で切断。
6本すべて同じ作業で切断します。
天井の高さを合わせるために洋室の部屋についていた余計な木は外します。
力尽くで外そうとすると天井まで落ちてきそうだったので、バールを使って慎重に外します。
柱についていた釘はバールやカナヅチを使って1本ずつ丁寧に取り除きます。
壁を抜いた後の部屋
かたずけも含めて2日かけて壁を取り壊しました。
床は思ったより傷んでいたので張り直さないと厳しそうです。
なので次の作業は床を貼りなおす作業に入りたいと思います。
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