福岡と大阪の自宅をセルフリノベーションしながら2拠点生活しているセーチ(@DIY_se_chi)です。
子育てをキッカケに築20年の中古戸建てを購入。
築20年の中古一戸建てをDIYして築50年越えの家から住み替えるシリーズです。
前回、床にベージュの石目柄のフロアタイルを貼りました。
#15は、妻の収納場所をなるべく増やしたいという希望を叶えるべく、キッチン横のスペースにIKEAのベスト―を使って収納棚を作る作業です。
キッチン横の収納スペースのサイズを測る

壁からキッチンまでのサイズは3620mm、窓の横幅は600mm、窓と窓の間は1210mm、キッチンの奥行きは650mmです。
このスペースにピッタリ合うサイズの棚を探して設置します。

IKEAのプランナーを使って雰囲気を確かめます。
これを使えば妻にも説明できるので便利です。

倉庫でピッキングしたら持ち帰って組み立てます
(娘は髪がボサボサになるまで遊んでいました、疲れ切ってます)
「IKEA」キャビネット、BESTA (ベスト― )を組み立てる

ブラックブラウンのキャビネットにライトグレーベージュの扉を合わせます。
キャビネットは3連のコンビネーションを探していましたが、2連のコンビネーションしか在庫がなかったので3個並べることにしました。
扉を開けた時に白より暗い色の方が目立たないと思い、ブラックブラウンのキャビネットにしました。

高さ調整の足を付けたら、棚を固定するネジをつけます。
真ん中の板だけパーツが大きいので、ここだけ気をつければ組み立ては簡単です。

背面の板は表裏の向きがあるので間違えないように。
差し込み口と背面板の溝を合わせるようにして入れます。
背面には奥行きを調整できるパーツがあるので設置します。

足の上下をまわして水平を確認、残り2つも同じように組み立てて並べます。
微妙に高さが違っても足をまわして調整すれば天板を綺麗に揃えられます。

奥の壁は天井までベスト―を積み上げる形にします。
天井までの高さが2380mmなので、高さ640mmのベスト―を3個、380mmを1個の組み合わせにします。
ライトグレーベージュの扉は5枚しか在庫がなかったので買える分だけ買って、残りは入荷待ちです。
IKEAの「BESTA」の上に集成材で天板を作る

ベスト―の組み立てが終わったので、ベストーの上に置く天板を作ります。(厚み25mm、長さ4200mm、幅500mmの集成材です。)
IKEAにベストー用の天板が販売されていますが、長さが1800mm、色がオーク色しかありません。
1800mmの長さだとちょうど真ん中に繋ぎ目がくるのが嫌だったので、ホームセンターで4200mmの集成材を長さ3620mm奥行き420mmにカットします。

これをベストーのサイズに合わせてカットします。(奥行き420mm、長さ3620mm)
丸ノコ平行定規を使ってカット。

塗装前に#400のヤスリで表面を整え、手前に来る面は#80のヤスリで角をとっておきます。

床壁が薄いベージュ、天井が薄い木目なので、家具には濃いウォールナットを部分的に入れたいと考えていました。
ベスト―の扉がグレーベージュと薄い色なので、天板には「ワトコオイル」のダークウォルナットで塗装することにしました。
IKEAの収納棚「BESTA」のライトグレーベージュ扉を取り付ける

パーツと天板が入荷したので扉を取り付けていきます。
扉の取り付け金具も別売りなので扉と同じ個数を用意しています。
取り付けは指定の位置にビスで固定するだけなので簡単でした。

扉の開閉を助けるプッシュオープンヒンジ、もちろんこれも別売りです・・・

2ヵ所は引き出しタイプのベスト―にします。
棚を固定する穴にレールを取り付けるだけなので簡単に引き出しタイプにすることができます。
引き出しタイプもフレームが別売り。
表面の扉は高さ15㎝と25㎝があり、上下に設置する仕様です。(上段下段で扉を固定する位置が変わるので注意です。)
引き出しフレームの底にある穴にレールの出っ張りを差し込み、扉の位置を調整したら完成。
幅600mmの小窓にIKEAの断熱ハニカムシェードを設置

小窓はどうしようか悩んでいたら、IKEAで2500円の断熱ハニカムシェードを見つけました。
シンプルなデザインのハニカムシェードが2500円なのかと驚きつつ、2階の小窓やトイレにも使えそうだなと想像が膨らみます。
㎝単位でオーダーできる棚を隙間に追加DIY

ベスト―と壁の間に幅24㎝の棚を追加します。
IKEAに希望のサイズと色の棚が見つからなかったので、1㎝単位でオーダーできるラックを使うことにしました。

高さは180㎝のハイラックという製品ですが90㎝を2つ繋げる仕様でした。

天井までの高さに合わせて上段の棚をカット、上段と下段は溝にはめ込むようにして接続(背面の板だけ短くきらないと入らないようです。)
壁にビス打ちで固定します。

棚板の裏面はシートが貼られてなく、むき出しなのであとでダークウォルナットで塗装します。

厚さ6mm 幅24mm 長さ1800mmの白松材を13本用意、天板と同じワトコオイルのダークウォルナットで塗装します。
塗装が終わったら余分な塗料を拭き取って乾くのを待ちます。

厚さ0.3mmの薄い両面テープを使って、ベスト―の側面に貼り付けます。
間は6mm間隔を開けて貼っていますが、貼ってみると、なんかこれじゃない感が・・・

正面から見る分には良いんですが、キッチン側から見ると縦ラインの主張が強すぎます。
結局ルーバーは撤去してそのままの状態で使う事にしました。
IKEAのBESTA(ベスト―)を使って壁一面に収納棚をDIY

後日、ベスト―の引き出し扉が届いたので取り付けました。
まだ残り1枚扉がありませんが、入荷するまで待ちの状態です。

今回は妻の希望で、収納場所をなるべく増やしたいとのことでキッチン横のスペースに壁面収納を作りました。
※ここまでの作業を動画にまとめています
壁一面にベスト―を使っている方は日本にあまりいなかったので、壁面収納を検討している方、ベスト―を使ってみたい方、収納場所を確保したい方などの参考になれば嬉しいです。