【DIY入門編】さしがねの基本の使い方と角度を測る方法を解説!

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メジャーで測るよりも便利なさしがねですが、さしがねはただの”直角に曲がった定規”ではないんです!

直角に測る以外にも使い方があるので、DIYで役立つ知識を説明していきます。

 

さしがねの構造を知ろう!

表裏、内側、外側に色々目盛が付いているL字型の工具。
かねじゃく、まがりかねなどとも呼ばれます。

さしがねは、長い方を長手(ながて)、短い方を妻手(つまて)両方が交わった角を矩手(かねて)と言います。

さしがねには表と裏があり、長手を手に持ち、妻手を右側にしたときに見える面が表となります。
逆に妻手を左側にしたときに見える面が裏となります。※目盛りが沢山あるからどっちが表かわからなくなります・・・

長手が50cmで妻手が25cmのタイプと長手が30cmで妻手が15cmのタイプがあるので好きな方を購入してください。

僕が購入したのは30×15のタイプ。Amazonで300円くらいです。

小さいものを測る時はこのサイズで問題ないですが、PCデスクや長い壁棚をつくる時は50㎝の方が使いやすいです。

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表目盛りと裏目盛りの表記は違う!?

表の目盛り

mm単位、cm単位で表記されていて、基本はメジャーと同じ使い方です。

裏の目盛り

さしがねの特徴的なのが裏の目盛り、さしがねによって表記はことなりますが

裏の目盛りについては、3種類の目盛りが刻まれています。

①角目(かくめ)

角目は中学校で習う直角二等辺三角形の1:1:√2のことです。

表目の√2倍の大きさで目盛りが刻まれているので使い方によっては大活躍。

②丸目(まるめ)

内側には左上の内側の角を0として100まで刻まれている目盛りを丸目
※丸目については、妻手の内側に刻まれているさしがねもあります。

③通常の目盛り

表と同じでmm単位、cm単位で表記されています。

 

さしがねの使い方

直角に線を引く

長手を材料に引っ掛けて、長手の真ん中あたりを持ち、妻手の外側で線を引きます。
直角に引くためには、長手を材料にきちんと密着させてください。※しっかり押さえないとズレます!

線を引く時は鉛筆を少し斜めに傾けると正確に線が引けます。

直角を確かめる

さしがねのコーナー部分を使って、正確な直角になっているか確かめられます。

等分割する使い方

さしがねを使えば、材料の幅を測らなくても材料の幅を好きに等分割できます。

大き目の木材を数枚に切り分ける作業の得意はめちゃくちゃ便利な使い方。

材料の一方の端にさしがねの角(0の目盛)を、もう一方に等分したい数で割り切れる数を合わせます。

3等分したい場合は材料の一方の端に0を、もう一方の端に3で割り切れる割りやすい数を合わせます。
3で割り切れる240mmを端にあわせ、3等分される80mm・160mmの位置に印をつけます。

同じように数か所に印をつけて線を引けば、綺麗に等分割できます。

角度を測る使い方

小学2年生の時の定規を思い出しますね。同じ要領で木材にさしがねを当てて角度を測っていきます。

●45度の場合

長手、妻手を同じ長さに合わせると、角が45度になります。

●30度、60度の場合

DIY FACTORYさんが動画にしていたので参考にしてください。

裏面(角目・丸目)の使い方

DIYで、裏面まで使うのは稀だと思います(裏面まで使う人はプロの領域ですね)

角目とは?

丸太などの円状のものから、円の中にとれる正方形の一辺の長さが測れます。(DIYで丸太から正方形を取り出す人なんていないとおもいますが・・・)

角目をの数字がそのまま一辺の数字に変換されるんです。

丸目の使い方

なんで丸目と言われているかというと、円周率を掛けた数字だからです。丸目で3.14の目盛り=通常の定規の1㎝ということです。

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