福岡にある築40年の中古物件をセルフリノベーション!Vol.3
前回の続きでリビングとキッチンの壁を壊す作業になります。
前回までの作業がコチラ
今回はベニヤ板、回り縁、敷居周りの取り外し作業でかなり時間を取られたので
これから同じような作業をする人の参考になればと思います。
石膏ボードの壁を壊す
昨日の続きで、右側の石膏ボードの壁を全て壊していきます。
始めはバールのとがった部分を使っていたんですが、バールの背中の部分でたたいた方が、全体的に壁が割れるので、作業がはかどりました。
バールは900mmの長さだと少し重すぎるので600mmの長さが丁度いいです。
電源・コンセント回りは外してから壁を壊す
電源・コンセント周りの外し方が分からず、石膏ボードの壁は敬遠しながら進めていましたがいよいよ手をつけないといけないという状況になりました。
ネジで固定されていた部分を外しコンセントを浮かせます。
ネジを外すと石膏ボードの壁を取れるようになったので、手で引きはがしました。
一通り石膏ボードを外し終わり下の画像のような感じになりました。
石膏ボード壁を壊した裏側はこうなっていた!
やはり真ん中は太いメインの柱ですね。
それ以外は全て取り除いていきます。
間柱についている木(胴柱)を外す・撤去
バールで叩いても、小さな穴が開くだけで石膏ボードの時みたいに上手くいきません・・・
手前の胴柱が邪魔で力が入らないので、いったん撤去することに。
天井と壁の間についている廻縁を撤去・外す
リビング側の天井についている「廻縁」がベニヤ板を押さえているので、壁が外れないことに気づき外すことに。
バールを突っ込み少しずつ外していきます。
回り縁を取り除くと壁がむき出しになり、少し隙間が見えました。
ここにバールを突っ込み手でバリバリと剥がしていきます。
石膏ボードと違い、釘で細かく留めてあるので、石膏ボードの時より時間がかかりました。
一か所剥がし、同じように右の壁も剥がしていきます。
敷居の上の壁をすべて取り除き、ようやくリビングとキッチンの壁が開通しました。
明るい!!
反対側の壁に取り掛かります。
ベニヤ板の壁は反対側から叩くより、壁側から穴をあけた方が外しやすいのでコチラから。
時計側の壁と今壊している壁紙がつながっていたので、カッターで角に線を入れて破りました。
そしてすべて取り除き、ついに全面開通。
凄い開放的ですね!
イメージしていた通りメインの柱はなかったので、真中の柱以外は全て切り落としていきたいと思います。
ここまでででた廃棄物もかなりの量になりました。
ゴミ袋4袋満杯です。
壊した壁の裏についている木(胴柱)を外す・撤去
丸ノコでコード類を切らない様に注意しながら、切れ目を入れていきます。
両サイドの柱には、釘が斜めに打ち込まれているので、画像のように柱と柱の間に切れ目を入れて外しやすくします。
ノコギリで作業するよりも丸ノコでサッと切断した方が早いので、丸ノコは購入しておきたい道具です。
6,000円で手に入るDMCブランドの品質で十分だと思います。
壁を壊して出てきたコンセントを外す
柱にネジで取り付けられていたコンセントが邪魔なので外していきます。
全ての胴柱の撤去が完了し、コンセントも宙ぶらりんの状態になりました。
壁を壊して出てきた切ってはいけない柱は残す
画像の右にある細い柱は場所的にも切断したかったのですが、家の土台の底柱から天井の柱を繋いでいたので残しました。
これを取り除いてしまうと、天井の柱を支える物が無くなるので、家がたわんでしましそう・・・
基本的にこういう家を支えているようなメインとなる柱は残しておいた方が良いと思います。(はっきりはわかりませんが・・・)
壁を壊して耐震的に大丈夫なのか?
壁を撤去してしまって、耐震的に大丈夫なのか。
セルフリノベーションを始めようとしているほとんどの人が悩む問題だと思います。
この問題に関しては、プロや専門家に診てもらうのが一番ですが、お金も掛かるし自分でどうにかしたいのが実情です。。。
壁を壊す手順まとめ
セルフリノベーション、壁を壊す・取り除く作業は大枠終了です。
作業工程をまとめておきたいと思います。
①壁を手で叩いて空洞か調べる
②邪魔な取り付け具を取り除く
③壁をバールで壊す
④回り縁があれば取り除く
⑤コンセント周りは注意しながら作業する
⑥壁裏の木(胴柱)を取り除く
素人が初めて壁を壊すというのは相当勇気が必要です。
僕もかなり下調べをして、実践に移りましたが、いざやってみるとその場その場で考えないと分からないこともでてきます
(回り縁を先に外すなんて知らなかった・・・)
だいぶ雰囲気も変わり、これからの作業も楽しみです。
明日は、敷居を撤去・外す作業に移っていこうと思います。
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