福岡にある中古物件をセルフリノベーション!Vol.6
前回は天井の穴をふさぐ作業をおこないました。Vol.5 ペンキを塗る為の天井作りが完了した状態です。
前回の作業はコチラ
Vol.6はリビング側の壁や天井にペンキを塗っていくので、その下準備です。
ペンキを塗るといっても、パテで穴を埋めたり、壁紙を拭いたり、マスキングで保護したりと意外と時間がかかってしまいました。
天井塗装に必要な道具の準備
まずはペンキやハケなど、必要な道具を準備します。
必要な道具は別記事にまとめてますので参考
今回使用したペンキはコチラ

ホームセンターで購入した室内壁用のペンキです。(少しツヤあり)
リビングとキッチン合わせて25畳の天井と壁で約10L使用しました。めっちゃ使うので部屋が広い方は業務用を買った方がいいかもしれません。
ペンキを入れる道具やハケなどはAmazonでスターターキットを購入
マスキングテープやマスカーを持ってない人はセットで売っているこっち!
塗装しない場所を保護
我が家はすべて白にする予定なので、窓以外マスキングする場所がありませんでしたが。。。
ペンキの塗り方手順に保護する場所をまとめてるので参考に。
今回使ったマスカーとマスキングテープ
保護できればマスキングテープの種類はこだわらなくていいと思います。
大雑把にいきたいひとは横幅があるマスキングテープを選んだほうがいいですよ。
塗装前に下地処理
壁一面を雑巾がけしていきます。
築40年で長年使われていないので、壁にホコリや汚れがいっぱいです。
その上からペンキで塗装すると汚くなりますしムラになるので拭き掃除をしていきます。

天井を塗装する前にビニールクロス(エンボス加工)の壁紙にパテ!
ぼこぼこした壁紙が天井一面に貼られていました。このままペンキで塗装するとムラができそうだな・・・と思いパテを塗っていくことに。
ヘラを使って地道に塗っていきます。



コイツを3つ使ってようやくパテ処理終了。腕を上げっぱなしなので、この作業が一番きつかった・・・
必要な場所にマスキングをして、ようやくペンキ塗りです。
ペンキで壁・天井の塗装開始!
天井の大きな面をローラーで塗装
液だれしない程度にローラーに塗料を含ませ、パテを塗った壁を白く塗っていきます。
塗料をローラーに浸してペイントスターターキットの黒いギザギザにローラーを転がして、塗料を調整する感じです。塗料を馴染ませるくらいが丁度良いです。

ローラーで一気に色が変わるといよいよ部屋の完成が近づいてきたなとドキドキします。
ローラーは簡単です!というレビューが多かったですが、なかなかキツイ作業でした・・・
高い所には延長ポールを使うので、準備が必要です。
気をつけることは、ペンキで塗装した時に壁に塗料を付けすぎて滴りが起きます。
そのまま乾いてしまうと痕が残ってしまうので、なるべく滴りが起きないように塗っていきます。
特に際など角に滴りができやすいので、刷毛でならしながら進めた方がいいです。
今回の壁は、凹凸の模様があったので綺麗に白くなるか心配でしたが、イイ感じに模様が見え隠れして綺麗な白になりました。

天井は壁紙を一部履いだ上から塗装。
途中で紙がふやけて、少し剥がれるアクシデントもありましたが、おおむね問題なし!
予想通り、少し柄っぽくなってくれました。

プリント合板に塗装する場合は要注意!

プリント合板にペンキを塗装する人はちょっと待ってください。
そのまま塗装すると、水滴みたいにはじいて全然引っ付いてくれません。
詳しくは別記事の塗料の説明を見てください。
こういう材質にペンキを塗る時はまず下地。そして下地はミッチャクロンが最強!
しかもスプレータイプがあるので吹きかけるだけでいいんです。
以下の画像の状態でリビング側1度塗り完了。
半日かかりました。まだまだムラがあります。

明日2度塗りをしてどれだけ変わるか楽しみです。
2度塗りすればムラも消えるでしょう!
2度塗り後 ↓

イイ感じの仕上がりで満足です。
塗装が終わったらマスキングを剥がす
二度塗り後、完全に乾ききる前にマスキングテープを剥がした方がいいらしいんですが、僕は完全に乾ききった翌日に剥がしました。
マスキングについているパリパリが落ちてきて、床がかなり汚れましたが、テープと一緒に壁の塗装も剥がれることはなかったです。
壁・天井に塗装後の部屋ビフォーアフター
ビフォー

塗装して↓こう変わりました。(after)

天井の電気周りの木材も白ペンキで塗装
出窓や電気周りの木材はそのまま残すか悩みましたが、白で塗装しました。
こちらもプリント合板なのでミッチャクロンを吹きかけての作業です。

シーリングファンライトをつけて雰囲気でてますね。

天井と壁に塗装する作業まとめ
ペンキで塗装する作業は楽しいですが、準備が思ったよりも大変です。
準備8割、作業2割とはまさにこのことか!というくらい準備に時間がかかりました。
・壁や天井をぞうきん掛けして綺麗にする
・コンセント類をすべて外す
・パテで溝や穴を埋める
・マスキングでペンキを塗らない部分を覆う
ここまでが下準備。
ペンキを買ってさあ塗るぞ!という気持ちが先行してしまいがちですが、この準備を怠ると出来栄えも悪くなるのでしっかりやった方がいいです。
準備が整えば、1回目の塗装、乾いてから2回目の塗装で完成!
白い部屋は、窓からの光で部屋が明るく、そして広く見えるので白はおすすめです。
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