床を張替え終わったので、壁の塗装作業に入ろうと思っていましたが、先に押入れを解体して床を張替えてしまおうと思い着手しました。
床を張替えも含めて、押入れの解体した工程を話します。
解体する前の押入れの状態
奥行き900mm。横幅3600mm。上中下段に分かれている昔ながらの押入れです。
今回部屋を完全に洋室化するので、押入れを一部解体して使いやすいようにDIYしようと考えています。
和室の押入れを解体
まず、天板を抜く為バールで叩きます。
押入れの天板は、枠の上に置いてあるタイプが多いので、そのつもりで押入れを解体し始めましたが、全くビクともしません。。。
押し入れの敷居を切断して解体
天板がビクともしないので、全面の敷居を丸ノコで切断します。すると天板が緩みぐらつきました。
この時に気づきましたが、この押入れ、壁に埋め込まれている備え付けタイプでした。。。
※敷居の取り外し方はリビングの敷居を外した時の記事を参考にしてください。
押入れの敷居を解体したら背面に板があったので解体
敷居を解体して天板は外せましたが、備え付け特有の、天板の厚さ分だけ壁に穴が開いています。
さらに、敷居の裏側に板が出てきて幸先不安です。
この板がくせ者で、隣の押入れと繋がっているんです。※先に切断した画像を見せます。
左側の押入れはこのまま使うので、敷居も天板も解体する予定はありません。
なので、柱に沿って切断することにしました。
真ん中にも丸ノコで切れ目を入れてバールとカナヅチで解体します。
天板を乗せていた根太は、奥の板に釘止めされているので、下からバールで打ち上げるように外します。
反対側は壁に釘止めされているだろうと思い、上下に動かすと壁の板が動いてしまいます。
この板は、このままにしておきたいので、敷居の裏板だけを外すようにゆっくり作業を進めます。
徐々に打ち込み部分が緩んできましたが、まさかのこの板も備え付けでした。。。
なので、壁の一部もろとも剥がします。そして剥がれたのと同時に、壁の板も緩んで外れてしまいました。
備え付けの押入れでなければ、そのまま敷居と天板を解体して終了ですが、築40年の古い作りなので仕方ないですね。
押入れの壁裏は竹の上に珪藻土か漆喰が固められている作りでした。初めて見ました。最終的にはパテで埋めて補修しようと思っています。
解体して張替える前の押入れの床
張替える前の押入れの床です。物を置ける状態ではなく、僕が上に乗ると穴が開きました。
特に痛みが激しい所は、床がめくれて釘も浮いてしまっています。
押入れの床を解体して張替える
基本はセルフリノベーションVol.24からの手順と同じです。
※和室と洋室の床を張り替える!「解体編」セルフリノベーションVol.24
まずは床を解体していきます。
床を剥ぎ終わると、壁際に巾木(はばき)的な木があるので、これも取り外します。
上から釘止めされているだけなので、バールで引き抜く感じで外しました。
次は根太の処理です。釘をバールで抜き取り、抜けない釘はサンダーで削り落とすか、カナヅチで打ち込んでしまいます。
最終的に床板を置いた時に引っかかりが無いような状態であればOKです。
全の処理が終わった押入れ床の状態です。床の張替えにも慣れたもので、ここまでの作業で1時間半しか掛かりませんでした。
あとは部屋の高さとあう床板を選んではめるだけです。
我が家の押し入れの床板は5.5mmのベニヤ板を使って張替えました。部屋の床が24mmあるのに、押し入れは5.5mmで大丈夫なのか?と思いましたが、元々付いていた板も5.5mmだったので、大丈夫なのでしょう。
ベニヤ板を素直に置ければ楽な作業ですが、やはり壁際は大変でした。。。
少しだけ台形になっていたので、角をカッターで削って微調整しながらベニヤ板をはめています。
根太の位置で釘を打ち込み、壁際は巾木を用意して角の隙間を隠すように釘止めしています。
壁がスカスカなので、巾木は根太に刺さるように斜めに打ち込みました。
押入れを解体して床の張替え完了
解体して床を張替える前に比べて、かなり綺麗になりました。床に乗っても問題なかったです。
押入れの解体って簡単と思っていましたが、まさかの備え付けという展開に焦りました。リビングのDIY経験が無かった危なかった。
これから壁を塗装して雰囲気を変えていこうと思います。
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