築40年の物件をセルフリノベーションしているセーチ(@DIY_se_chi)です。
今回でVol.20。昭和なタイル調のトイレをクッションフロアとペンキを使いDIYでリメイクしていきます。
キッチン・リビングのセルフリノベーションが終わり、砂壁の玄関をセルフリノベしている合間にタイル調のトイレをDIY。
DIY前の昭和なトイレのタイル調
我が家のトイレは2つあり、便器は10年くらい前に一度取り換えたそうで、気になるほど汚れているという訳ではありませんでした。
ただ、壁・床がピンクのタイル張りで扉は木が傷んで変色していたので、正直このトイレは使いたくない状況。
介護の目的で手すりを取り付けてます。外すのは難しそう・・・
ピンクのトイレは雰囲気が独特です。
タイル調のトイレを落ち着いた雰囲気にDIYしたい
雰囲気が独特なトイレなので、まずは色をどうにかしたいと思います。
色はモノトーンにして、落ち着いた雰囲気のトイレに仕上げたいと思います。
以前キッチンのタイルに板をはったり壁紙を貼ってみましたが、ことごとく上手くいかなかったので、今回も板を張り付けたり、壁紙を上から貼ったりすることは諦めました。
タイル+手すりや手洗い場があるので、それらをうまく活かしながらDIYしていかないといけません。
木の部分もあるので、壁は白ペンキで塗装して床を黒の大理石デザインのクッションフロアを敷いてモノトーンにしたいと思います。
クッションフロアとペンキでタイル調のトイレをDIY
ペンキで塗装して、クッションフロアを敷くだけの簡単DIYでリメイクしていきます。
手順をまとめていくので、参考にしてみてください。※1日で終わります。
手順①トイレの壁やタイルに下地処理を行う
まずはタイルや壁についてあるホコリを拭きとってきます。
ある程度汚れを落としたら、シーラーで下地処理をします。これをしないと木材からヤニがでて白に塗ったところが茶色く滲んでしますんです。
以前失敗しているからこそ、シーラーで下地処理をする大切さが分かります・・・
今回使ったシーラー
砂壁の玄関に塗装するために業務用のシーラーを買っていたの、同じものを使いました。
ちなみにトイレだけを下地処理する場合、こんなに量はいらないので、2Lくらいので十分足ります。
バスルームの下地処理をした時は、このカンペハピオのシーラーを使いました。
そしてタイルにも下地処理をしないとペンキが付かないので要注意です!塗り漏れがあると、そこだけ剥げてくるのでまんべんなく塗っていきます。
手順②トイレのタイルを白ペンキで塗装(1回目)
下地処理が終わったら、ペンキを塗っていきます。
今回使う白ペンキはノボクリーンの艶無し。なぜこれを選んだかというと圧倒的にコスパがいいからです。
トイレ以外もリノベする予定なので、大容量のコスパのいいペンキを選んでます。
色を付けたい場合などは他のメーカーの方がラインナップが多いのでおすすめ。
左のトイレから塗装。
1回目の塗装が終わりました。まだまだピンクが透けてます。
※塗り漏れがありました・・・
このように下地処理をしていないと、タイルがペンキをはじきます。
なのでペンキを引っ付ける効果のあるシーラーを塗る必要があるんです。
剥げた部分にミッチャクロンのスプレータイプで洗面器回りの下地処理、ミッチャクロンマルチはどんな素材にも下地処理ができる万能商品です。
スプレータイプはサッと吹きかければOKなので、1本持っておくと便利ですね。
手順③トイレのタイルに白ペンキで塗装(2回目)
1回目の塗装が終わったら乾くまで待ちます。2・3時間おいて作業再開です。
ピンクのタイルがかなり白くなりました。洗面器回りも綺麗に仕上がりました。
手順④トイレのタイル床をクッションフロアでDIY
クッションフロアをトイレの部屋サイズに合わせてカットしていきます。
便器の部分を微調整しながらカットしていきます。この作業が一番難しい。
我が家のトイレは洗面器のパイプがむき出しなので、パイプの場所に切れ目を入れて押し込んでいきました。
画像でみると綺麗に重ねって違和感ないですが、奥の壁からパイプの所まで10㎝くらい切れ目が入ってます。
手順⑤トイレの介護用手すりをアイアンペイントでDIY
手すりをアイアンペイントで塗装します。
むき出しのパイプもアイアンペイントで塗装しました。
アイアンペイントは粘り気が強く、比較的どの素材にも塗装できるので使いやすいです。
昭和なタイル調のトイレを簡単DIYでリメイク
before
after
茶色とピンクの色から、白と黒の落ち着いた雰囲気に仕上がりました。
大理石のクッションフロアが高級感を感じさせますね。
色を変えるだけで、以前のトイレと比べてかなり明るくなりました。白はすごいですね。
今回のトイレのDIYリメイクにかかった費用はクッションフロアとペンキ代だけなので、合計6,000円くらい。(ペンキが半分余っているので)
作業時間はペンキが乾くのを待つ時間を入れて丸1日掛かりました。
トイレは毎日使う場所なので、過ごしやすい空間にしておきたいですよね。
壁紙や床を変えるだけの簡単DIYでも、ガラッと雰囲気が変わるので、今のトイレがあまり好きではないという人は、好きな色やアイテムでDIYしてみてください。
私はここから、窓際の装飾や飾り付けをして、もっと使いやすいトイレにリメイクしていきたいと思っています。
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