築40年の戸建て中古物件のセルフリノベーションを初めて2カ月が立ちました。
リフォーム会社に頼むとめちゃくちゃ高い金額になるので始めたDIY。
ようやくキッチン・リビングの部屋が完成したので、かかったリフォーム費用や工程をまとめて公開したいと思います。
セルフリノベーションを始める前の部屋
15畳のリビングと10畳のキッチンが壁で隔てある状態でした。壁と床は変色して床所々キシキシ音を立てています。
小さい頃遊びに来ていた時は広く感じていましたが、大人になると狭く感じるものですね。昔は気にならなかったタイル作りの壁も今となっては古いデザインだなと感じます。
壁の間柱に取り付けている棚も昔ながらの作り方でDIYをするには苦戦した場所です。


セルフリノベーションに掛かったDIYの工程と費用
初めてやってみたセルフリノベーションは何から始めていいか分からず、次は何をしたらいいんだ?と部屋の中で固まることが多かったです。
知らないことの連続でしたが、このブログを通して予習復習ができたので、作業を進めるにつれてDIYの事を理解していく事ができました。
やればやるほど部屋も変わっていくし、DIYの事も理解できるし楽しかったです。
DIY工程①セルフリノベーションで壁を壊す費用は2万円


バールで壁をぶち壊して部屋が広くなっていく感じが新鮮でした。
壁を壊した後に柱がいっぱい出てくるんですが、どれを取り除いていいかは調べながら慎重に外しました。耐震性にかかるので、詳しくは業者に依頼する方がいいですね。
壁を壊す工程で使った費用は、ざっくり計算ですがバールやカナヅチやノコギリなどの道具と壁の処分代で合計2万円掛かりました。
DIY工程②セルフリノベーションで壁・天井にペンキを塗る費用は2,5万円
ペンキを塗るために色々な道具が必要で、部屋の面積によってペンキの量も増えるので高くなりました。
壁紙によって下地処理が必要なのでペンキを塗るだけでも試行錯誤の繰り返しでした。



天井の壁紙はエンボス加工の壁紙だったので、パテを使ってみたり。出窓はプリント合板でペンキをはじくことを知らずに塗ってしまったり。
タイルの上にペンキを塗りたかったけどそもそも塗っていいのかも分からなかったし。木材にシーラーを塗らずに白ペンキが茶色くなったり。
色々失敗しながらも修正しつつ作業を進めていきました。
やってみて、あれ?やばい!?って気づいて初めて調べだすことが多く、もっと事前に下調べをした方がよかったですね。
ペンキを塗る工程で使った費用は、ペンキを塗る道具と下地処理の道具とメインのペンキ代で合計2,5万使いました。
DIY工程③セルフリノベーションでタイルを化粧する費用は1万円
キッチンの壁一面がタイルだったので隠したいなと思い、壁紙で何とかなるかなと思っていましたがタイルの上からだとガタガタになって貼れない。。。
しかも一部のタイルが剥がれているのでタイルを剥がしてしまうか!と考えたのですが、それも結構大変だという事が分かり断念。
板をはろうにもビス止めしないと剥がれてくるし、どうしようかと考えながら進めたのが懐かしです。


結局、壁紙を貼るにもペンキを塗るにも板をはらないと始まらないと思い、ホームセンターにいって板を探していたら、綺麗な白の合板があったので購入して取り付けました。

タイルをDIYする工程で使った費用は、板で7,000円。
そのほかビスやコンクリ専用の道具などで合計1万円かかりました。
DIY工程④セルフリノベーションでシーリングファンライトとダクトレールを取り付ける費用は7万円
壁と天井が白なので、電気系は黒に統一しました。




シーリングファンは以前から使っていて、この家でも絶対取り付けようと思っていたアイテムです。
ダクトレールは部屋がオシャレに雰囲気になるし、取り付けるライトで明るさや雰囲気を変えれるの便利だと思い取り付けました。
すべて「Amazon」で購入。合計7万円かかりました。
DIY工程⑤セルフリノベーションで床をフロアタイルのホワイトオークにした費用は6万
床は所々穴が開いていたり、凹んでいたりと築40年のダメージが露骨に出ていた部分なので、剥がして貼り直しかなーと考えていましたが予算の都合もあったのと、フロアタイルのホワイトオークを気に入り上から貼ることにしました。


初めての床貼りは「フロアタイルって並べるだけでしょ?めちゃくちゃ簡単!」と思っていましたが大変でした・・・
部屋が真四角だと思い込んでいたので、壁から貼っていったんですが少しずつズレていくんです。よく調べると部屋は多少なりとも歪んでいるので、真四角ではなく台形のように思った方がいいらしいです。
フロアタイルをカッターで切りながら微調整しつつめちゃくちゃ時間をかけて貼りました。
DIY工程⑥セルフリノベーションで吊り下げハンガーラックを設置した費用は2千円
天井から吊り下げハンガーを作ってお店みたいにディスプレイしたいなと思い、探していたらなかなか見つからなかったので自分で作ろうと思い道具を選んで作りました。



パイプを使ったり角材を使ったりと、いろんな方法がありますが、今回はヒモと園芸用の木で作成。
1つ1千円の激安吊り下げハンガーラックとなりました。
DIY工程⑦セルフリノベーションで有孔ボードの隠し扉にする費用は8千円
左の扉は洗面所に繋がる扉なんですが、右側にある扉からも行けるし、すりガラスが昭和感を感じるデザインなので無くしたい。
扉を外して床の間のようにしようかとも思いましたが、扉を開けた所にブレーカーがあるので辞めました。どうにか扉をDIYしたいと思い、考えたのが隠し扉にして基本は壁として使うアイデアでした。




ドアノブをアイアンペイントで加工したら扉感が消えてますが、開けることはできます。
隠し扉に使った費用は約8千円ですが、有孔ボード専用フックに4,500円と大半を持っていかれました。
DIYでセルフリノベーションした部屋が完成
観葉植物や家電を設置してキッチン・リビングのセルフリノベーションが完成です。


セルフリノベーションで使った道具の費用まとめ
- DIYに必要な道具に2万
- ペンキとペンキの道具代で2,5万
- タイルを化粧する費用が1万円
- フロアタイルの床材が6万
- 吊り下げハンガーや隠し扉の道具代が1万
- 照明器具が7万
合計約20万でセルフリノベーションができました。
もともと2部屋だった洋室を1部屋にする費用や床を貼りかえる費用、タイル調の壁をやり直す費用など間取りの広さから見ても200万くらい掛かる所を1/10の費用に抑えることができました。
9月に引っ越してすぐに取り掛かり、約1カ月掛かりましたが想像以上の変わりように自分でも驚いています。
「皆が集まる場所を作りたい」という想いから始めたセルフリノベーション。
すべてが初めての経験で、一つ一つの簡単な作業もかなり時間を掛けながらやったので、細かい気づきなどもたくさんありました。大変な工程もありましたが、変わっていく部屋が楽しくてあまり疲れずに作業を進めることができました。
まだまだ他の部屋のリフォームが残っていますが、ながらく集まることがなかった親戚を年末に呼びたいと思います。